読書③ アグレッシブなメモ術① 【スコトーマの調整】
今回から、読書メモ作成の具体的ノウハウに入っていきます。‼️
中でも、私が得意とするのは、【デジタルとアナログの融合・使い分け】ですので、これについて解説していきたいと思います。😎
早速デジタルメモとアナログメモの強みや使い分けについて紹介していきます!と言いたいところですが、一つ大切なことを忘れていました。今日は、【事前準備】のお話になります。
メモの作成の前に、いや、読む前にやることはなんでしょうか?
コーヒーを淹れる。トイレに行く。いやいや違います(笑)
🔴私のメモ画面
まずは、以下の画像をご覧ください。
私は、本を読む前には、このような記録をつけるようにしています。
*この画像の特殊なメモ(オフェンスメモ/構造メモ)については、下記の記事で紹介しています。
r一番左の本の画像の近くに【目次から引っ張ってきたキーワード】をひたすらに書き殴ります。そして、常にそれが見えるようにしながら読書を進めます。
皆さんはカラーバス効果を知っていますか?
カラーバス効果: 赤い車を買った途端、街に赤い車が増えたように感じるように、【自分が興味関心を持っているもの関しては、五感が過敏に反応し、有意味性が高まること】(筆者M'z調べ)
🔴記憶の【発火現象】
私たちの頭の中には大量の情報があります。そして、全ての情報を意識に上げることはできません。例えば、友達とおしゃべりに夢中になっている時に、座っている椅子の感触や、服が手に擦れる感触、唾液の味、これら全ての感覚を感じ始めたら話に集中できないですよね(笑)
したがって、私たちの脳は、【今は、この点に注意して生きていきましょうね~】という情報のみを【発火】させていると考えられています。
例えば、メールアプリのアイコンを見た途端、返信→仕事→企画書→月曜日のプレゼン→苦手な上司と言うふうに急に連想ゲームが始まるのも、この【発火】によるものではないでしょうか
逆に、【関係ねえや】と判断された情報は、認識が難しくなります。これを心理学的盲点(スコトーマ)と言います。カラーバス効果とは、一定の対象に興味関心を持つことで、スコトーマが外れ、そこに無意識が注意を向けやすくなっている状態のことです。なお、スコトーマについては苫米地英人さんという方の著書でわかりやすく解説されています。
🔴スコトーマ外し
もうお分かりでしょうか?
本の画像の近くに【目次から引っ張ってきたキーワード】をひたすらに書き殴ります。そして、常にそれが見えるようにしながら読書を進めます。
このようにすることで、読書行為に入る前に、自分が気になったキーワードをスコトーマから外すことで、読書中に無意識がキャッチしやすい状態を作るわけです。スコトーマから外すとは、脳みその無意識が行う「俺には関係ねえや」という勝手な検問の基準を排除することです。実際にやってみると、びっくりするくらい効果的に読めるようになるので、是非一度やってみてください。挑戦するのは0コストです
🔴「目次読み」と何が違うの?
ちなみに、同様のアドバイスとして【目次を読んでから読書をしましょう】と言うアドバイスが散見されますが、読むだけでは甘いと思っています。目次から抜き出すと言う行為は、ちゃんと次のような意図があるので、眺めるだけでは効果は弱いように思いました。
目次からキーワードを【書き出す】意味
①気になったキーワードちゃんと書く。 →【意識的に捉える】
②常に確認できるところに置いておきながら読書する【何度も無意識に刷り込む】
最後までお読みいただきありがとうございました。
さて、いよいよ、次回は私の得意分野であり、ここ2年間ほどで研究し尽くしてきた【デジタルメモとアナログメモの特徴と使い分け】についてお話ができそうです。よかったら次回も覗いてやってください・・・!
M'zの読書術シリーズは、下記をご覧ください😎
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