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人生で後悔していること~チャレンジ~

皆さんは今までの人生で後悔している事はありますか?
人生の終盤にならないと分からないことかもしれませんね。
アメリカの80歳の方へ向けたアンケートで人生で後悔している事のアンケートをとると70%の方がチャレンジをしなかった事と回答されたそうです。

人生は小さな積み重ね

今、お話会の準備をしていて、このアンケートの話をするのですが、80歳ともなると人生の終盤で随分昔に諦めた事なのに、今でも思い返すのだなという感想と反対に失敗した事は後悔していないのだなと思ったのです。
人間は幸せになる為に生まれてきてきました。自分自身の存在を自分で認め心を満たしていくのです。その方法は自分がやりたい事にチャレンジし自分の知識や技術などを使い少しづつ成果を上げていく。
自分で決めて行ったことに自分でOKをだす。この繰り返しなのだと思います。それが人生の豊かさへ、豊かな実りとなっていくのだと思います。

後悔しない介護

私達の親世代は戦前、戦後の厳しい状況の中生まれ育ちました。
自分がやりたいことは二の次で社会の為、家族の為に働いてこられています。これは言葉を変えると人に認めてもらうために生きてきたと言ってもいいのではないでしょうか。そういう社会だったんです。
親世代が必死に働いて来てくださったおかげで、私達は好きな事が出来ているのだと思います。
定年してさあ残りの人生をやりたいことやって過ごそうと思っても、病気になったり、介護状態になったりと人生の後半を楽しめていない高齢者の方もいらっしゃるかもしれません。
そういう背景があってチャレンジしなかった事が後悔として残るんだと思います。
私達は親の時代背景を読み取って、どんな人生を送ってきて何に満足し何に満たされていないのか、考えてみることも大切だと思います。
親世代に感謝することや労う気持ち、そういう言葉を伝えることも必要だと思うのです。

豊かな人生にする為に

親の生き方を見て、私達は何を学ぶ必要があるのか。同じように後悔してはだめだよ、自分らしく生きるんだよと言って下さっていると思っています。
その為に私達はどうしたら良いでしょうか。
そう、人に認めてもらう為に生きるのではなく、自分で自分を認めるために、自分自身で自分の心が満たされるように過ごす事が大切なのです。
介護しなくてはいけなくて、やりたいことも我慢しているとしたら、本当に介護から離れられる時間がないのかもう一度考えてみて頂きたいのです。
親の介護だけで人生が終わらないように、私達は自分の人生をしっかりと築いていく必要があります。

おわりに

やりたい事をする為に介護する時間が取れなかったと罪悪感を抱く必要はなく、両親は子供が自分らしく生きている姿を見て無意識では喜んでくださいます。
私達の世代は人生の選択肢が増え、日々を楽しめる要素が多くあります。
周囲の目を気にせず、自分自身が喜ぶことを選択し後悔のない人生を歩みたいですね。

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