自己理解に答えはあるのか
自分を知ることは楽しく生きる上でとても重要ですよね。
就活をするとき
人生に行き詰まったとき
やりたいことを見つけたいとき
どれくらい深くやるかは人によって異なりますが、
人生の転換期に自己理解をされる方は多いと思います。
私自身もさまざまな本を読んだり、
自己理解のプログラムを受講してきました。
何のために自己理解をするのか?
おそらく共通していることは
何らかの方向性もしくは答えを求めていることだと思います。
「自分はこういうことがやりたいのだ」
「こっちの道に進めばいいんだ」
「わたしの人生のテーマはこれだ」
こうしたはっきりとした人生の羅針盤のようなものを
得たい、知りたいといった思いが強くあるように感じます。
もちろん自分を深掘りしていくと、
その時点での自分なりの答えは出てきます。
そして、その見つかった答えに沿って
やってみることも大事だと思います。
ただ、より大事なことは無理してまで
その方向に向かわなくてもよいということ。
試しにやってみようとすること自体は
問題ないですが、そこに囚われてしまうとそれはそれで問題です。
人は変化していきます。
社会の変化
環境の変化
自分の変化
さまざまな変化が時間とともに起こります。
いまの自分は明日別の自分になっています。
自己理解にとらわれず、
その時の自分の無理ない範囲で赴くままに動いてみること。
どこに進んでも正解だと思います。
自分の人生の答えを求めるのではなく、
どんな人生も自分にとっての答えであると信じて生きる方が
いきやすいのではないでしょうか。