【seize the day#4】30年振りにシドニーへ④another sky
another skyはいいものだ
この日のメインは30年前の夫の家辺りとその近くのビーチのレストランでの夕食です。
どこかの局でanother sky という番組をみたことはありますか?
今暮らしている場所ではなくて しばらく暮らした場所や 行ったことのある場所であなたのanother skyと言える場所はどこですか?とその地に同行取材してみる番組でした。
これが結構良くて、そういう場所に行って人生が大きく変化したり 考え方が変わったり あるいは心地よさを味わえたりすることが 素晴らしい経験だなと思っていました。
シドニーは多分 夫にとってのanother skyだと思えます。いつもこの町の自慢をしていますから笑笑!
これまでの旅行記はこちらをご覧くださいね。
今も誰かが暮らしている家
夫が住んでいた家はちゃんと手入れされて そこにありました。
海を見下ろす坂にあって バルコニーにはロリキートが5,6羽留まっていました。
”あのころ来てたのは マグパイだったけどな”
30年前も今も景色はほぼ変わらない町でした。あのバルコニーでビールを片手に海を眺めたり 実際歩いてビーチにいってのんびりしたり。
たとえ独りで家にいたとしても 週末洗濯が忙しかったとしても こんな景色と青空 静けさの中で暮らす時間を20代後半からしばらく得られたなんて
素晴らしいanother skyです!
娘や息子にも これからそんな場所ができますように!
ここだけは東京から予約しました
BATHERS' PAVILION
この旅行に来る前からシドニーの話になると必ず登場していたお店を東京から予約していました。
ほぼメインの写真を撮り忘れていますね。魚料理ももちろん肉もとってもおいしくいただきました。
大人になったこどもたちとのこうした夕食は そう何度もあるものではありません。特に誕生日でも記念日でもない日の夕食だからこそ この非日常の一コマは忘れえぬものになりそうです。
人生を潤してくれるanother skyは大切!
今回なぜ30年振りにシドニーに行けたのかといえば、大学生、社会人なりたての子どもたちと私達夫婦の仕事の調整がかなり珍しく上手くいき、休暇を合わせることができたからです。
子どもたちの長ーい夏休みに合わせられた小学生時代、部活がありすぎて近場しかいかれなくなった中高時代、そしてあの流行りの病で動けなくなった日々を超えて 行かれるなら では30年振りのanother skyなる場所へ!と旅程が決まりました。
もう昔には戻れないし 戻りたいとも思わないけれど 思い出すことはできるし人に話すことはできて さらに新しい思い出もつくることができました。
another skyが人生に潤いを与えてくれたようです。
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