大人の読書感想文:ココシャネルの言葉
こんにちは。とてもお久しぶりの投稿になってしまいました。
酷暑が続く日々ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
先日、北海道旅行に行ってきましたが、さすが、北海道は涼しかったです。天気も調べず、夏全開で向かったところ、かなり涼しく失敗しました(笑)そんな私を見越してか、羽織を2枚持ってきてくれた母。さすが、母。
本を読む1年に!読書習慣2024!
さて本題ですが、今回は本を読んだ感想(一部ネタバレ含む)をつらつらっと書いていきたいと思います。2024年はインプットを増やすために、様々なジャンルの本を読むことを目標にしており、多分過去一で色々な本を読み漁っています。
そんな中で自分の備忘も含めて、Noteでシェアしてみようと思い、今後、新しい投稿テーマとしたいなぁと思います^^
ココシャネルの言葉
今回は山口路子氏著の「ココシャネルの言葉」について。
シャネルといえば、憧れを抱く女性も多いのではないでしょうか。
私もその一人。最近は値上げも続いており、もはや庶民には手が出せないレベルまで来ていますが。。。(涙)いつか手に入れたいと強く願っています!
今回、この本を読もうと思ったきっかけは、何かを成し遂げた女性たちの
生き方を知りたいと思ったから。実は今、ジュエリーブランドを立ち上げようと色々と準備を始めているところなのですが、何かを成し遂げた女性たちの生い立ちや考え方、エネルギーに触れたいと思ったのです。中でも、誰もが憧れるラグジュアリーブランドを一代で創りあげたシャネルのストーリーを一番最初に選びました。
ー嫌悪の精神
シャネルを語る上で外せないのが、"嫌悪"というワード。
シャネルは、自分が嫌うものを人生から徹底的に排除したそうです。本人も「私は確かな嫌悪の精神を持っている」という言葉を残しているほど。徹底的に自分が嫌悪するものを排除するために注がれるシャネルのエネルギーはとてつもないものでした。
今の時代、"好き"を大事にする風潮の方が強く、こういう負の感情ってあまりフォーカスされないというか、良く受け取られない気がしません?この本を読んで、一番ハッとした部分でした。
誰かに敵わない悔しさから生まれる自分への嫌悪だったり、不満を抱える現状への嫌悪だったり、負の感情から生まれるエネルギーって意外と強烈で、やる気に火をつけるのに一番効果的な気がするんですよね。
負の感情にフォーカスしすぎるのは良くないかもしれないけど、それをいい方向に昇華させられるなら使わない手はない!そして、好きだけじゃなく、嫌いにも焦点を当てることで、より自分の好き・進みたい方向が際立つし、嫌悪をはっきりさせるもの悪くないなと。
ーもっとも嫌いな日曜日
孤児院から人生をスタートし、自力でシャネルという一大ブランドを築き上げたシャネルは、超絶仕事人間でした。こんな陳腐なワードでは言い表せないほど、誰よりも働き、仕事のためにはすべてを犠牲にし、仕事に打ち込みました。シャネルは恋多き女としても知られていますが、時には仕事のために恋を犠牲にしたことも。
そんなシャネルがもっとも嫌いなのは日曜日。理由は誰も働かないから。
日曜日というと、翌日から始まる仕事の日々に憂鬱になる方は多いと思うのですが、こんな理由で日曜日が嫌いな人がいるなんて、、、驚きでした。仕事が生活の一部ではなく、彼女の人生だったことがよくわかります。
そして、驚きと同時に、私は今の仕事にどれだけ打ち込めているだろうか、とも感じました。仕事に求めるものは、人によって違うと思うんです、お金、ワークライフバランス、成長、憧れ、社会貢献など。人によっては、仕事は人生のすべてではないと思います。ただ、人生の大部分を占める仕事で、それだけのめり込めることに巡り合えるってとても幸せだろうなと。
私にとっては、自身のブランドの立ち上げが、もしかしたらそのきっかけになるかもしれません。最後まで最前線を生き抜いたシャネルのようなバイタリティは生半可な気持ちでは真似できませんが、それくらいがむしゃらに走り続けたいと強く感じました。
実はシャネルが亡くなったのは日曜日なのだそう。1971年1月7日、パリのホテル・リッツで、87歳でした。
ー宝石はそれをつける人にふさわしく役立つ
シャネルは上流階級の女性が身に着けていた財力を示すだけの大げさな宝飾品を嫌い、イミテーションジュエリーを生み出し、世に浸透させた人でした。そして、上流階級の女性たちすらも、みながイミテーションジュエリーの虜になりました。"おしゃれ"と"財"を切り離して、おしゃれはセンスで楽しむものだということを世に証明したのです。
皆さん、ジュエリーを選ぶ時は、何を基準にしていますか?
私は、できるだけ自分に似合うものを選ぶようにしていましたが、このシャネルの言葉は、自分のスタイルについて改めて考えさせられるきっかけになりました。
ジュエリーは、身に着けることで受動的にも能動的にも自分を高められる存在だと思っています。身に着けることで素敵な自分に変身でき、そのジュエリーに見合う自分になるよう行動するようになる。身に着けているうちに、外見も内面も磨かれていく。自分もジュエリーも更に輝くと思うんです。何かを誇示するための道具ではなく、自分の美しさを際立たせてくれる、そんなジュエリーを選びを心掛けていきたいです^^
書き進めていたら想像以上に長くなってしまいました(笑)もし、最後まで読んでくださった方がいましたら、本当にありがとうございます♡
自分で本を選ぶとどうしても同じような系統・考え方に偏りがちなので、もしおすすめの本があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね☆
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