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他人軸を手放して、本当の自分で生きるために

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


こないだ、セッションをしていたときのこと。
(クライアントさんにはご了承いただいています)


実家への帰省に疑問を感じていて、せっかくのお休みなのに気を遣ってかえって疲れてしまい、なんのための休みだったのか・・・と感じたそうです。


わかる・・・わかる・・・。


こんな思いをしている方も多くいらっしゃるかと思い、今日の本題の前にお話ししようと思います。


特に、ご主人さまのご実家に帰省される場合、お嫁さんである方にとっては、きっと休まらない帰省になりますよね。


きっと他にも多くの方が集まると思うので、食事の準備などのお手伝いは必須なのではないでしょうか?
(そのために行っているといっても過言ではないでしょう)


もうそこでは、”お客さん”ではなく、”嫁”としてみられているので、しっかりと”仕事”をしなければいけませんよね。


中には、「ゆっくり座ってていいわよ」と言ってくださる寛容なお姑さんもいらっしゃるかもしれませんが、多くは一人でもキッチンでの”働き手”が欲しいと思うんです。


「こんなわたしでも・・・」なんて思いながらキッチンに立つのはいいけど、やっぱり勝手が違うので、いろいろと口を挟まれることがありますね。


また多くの人が集まるのですから、比較されてしまったり、事実でないことを言われてしまったりすることもあるかもしれません。


そしてどっと疲れる・・・という方、本当に多いと思います。


これはご主人さまのご実家だけでなく、奥さまの方の実家も同じだと思うんです。


ご主人の立場であっても、奥さまの実家ではいろいろと気を遣わないといけないので、きっとそこでは心休まらないと思うんです。


ちょっと次の質問について考えてみてくださいね。

  • あなたにとって、パートナーの実家の帰省は何のためでしょうか?

  • パートナーの実家は本当に心休まる場所ですか?

  • あなたのことを「ひとりの人」としてみてくれていますか?


上の質問にひとつでも肯定的な答えが出てこないなら、パートナーのご実家に帰省することはあなたにとって、本音では「NO」だと言えると思います。


これまでは、結婚すると互いの家族とのつきあいになるのだから、実家への帰省は”義務”だと考えるのは、一般的な常識だとされてきましたよね。


でもこれからは、『シン・風の時代』。


今までの常識がガタガタと崩れはじめています。


わたしのお友だちを含めた知人たちも『実家への帰省』に「NO」と言うようになり、実際に”帰らない”という選択をしている人も多くなりました。
(ただNOと言えればいいんですが、ここはいろいろと理由をつければいいと思います。ペットがいるからとか、仕事があるからとか、体調悪いからとか・・・)


そういうわたしたち夫婦も、移住を理由に昨年は一度も帰っていません。(移住じゃなくても、数年に一回ぐらいというペースでした)


この年末年始も、もちろん夫の実家へは行っていません。
(わたしの実家は、もともとわたしたち夫婦が名古屋で住んでいた場所なので、両親も他界しているし、もう実家も手放しております)


古い固定観念が、わたしたちを苦しめているんだと気づくと、もう今までしていた行動ができなくなります。


もちろん、これに対してパートナーが「実家へは帰るものだ」と言い張るのであれば話は別です。


あと、お子さんがいらっしゃって、お子さんの顔を見せたい、好きなものを買ってもらえたり、お年玉がもらえるから、という理由などあるのではあればまた話は別になります。


そんな場合でも、あなただけ「留守番」するという選択肢もあるのです。


パートナーとお子さんだけが実家へ行く、という選択があってもおかしくはありません。
(その場合、パートナーのご両親は、あまりいい思いはされないことは理解しておきましょう)


他人にどう思われるかよりも、自分の本音に従う・・・。
これはご自愛(セルフコンパッション)にとってとても大事なこと。


中には一緒に行っても、帰りは自分だけ早めに帰ってくる、という選択肢もある。


方法はひとつではありません。
たくさんの選択肢がある中から選べばいいのです。


これを理由に「離婚」した夫婦も多くいる。
(世の中にはたくさんの選択肢があるということです)


わたし自身、「離婚」はけっして「ダメなこと」ではないと思っていますので、こういう選択もあるよ、というニュートラルな視点でお話しさせていただいています。(日本の夫婦の3分の1は離婚しているんですから、ぜんぜん恥ずかしいことではないと思います)


どうしたらいいかの答えは『あなたの中にある』のですから、ご自分に質問してみて、出てきた答えに従っていけばいいと思うんです。


先ほどの質問にもぜひ答えてみてくださいね。
自分の本音に意外と気づいていない人も多いと思います。
世間の常識に惑わされず、しっかり自分軸を持ってこれからの時代は歩んでいきたいですね。


とても前置きが長くなりましたが、今日の本題はこの話に続く内容となっています。


このまま、読み進めていただけるとうれしいです。


✼••┈┈┈┈••✼


「エゴ」というものは、表面的なことしか基準にできません。


成果や数字、過去の実績やキャリア・・・そんな目に見えるものだけで価値を測ります。


そして、いつも「足りない、足りない」と感じて、どんどん何かをつけ足そうとします。


それが「エゴ」が自分の価値を保つための唯一の方法だからです。


また、「エゴ」は小さな枠の中でしか存在できません。


だから、成績や経験など目に見えるものばかりで評価を下し、
一度手に入れたものを失わないように必死に守ろうとします。


たとえば、会社でのキャリアや稼いだお金、他人からの信頼。
さらには、愛情も同じ。


好きでいてくれる人に嫌われたくないから、相手に合わせようと一生懸命尽くします。


でも、それは「他人軸」で生きている状態です。


自分の選択や行動が、いつも他人次第になってしまう。


「相手が気に入ってくれたら」「相手が認めてくれたら」と、
相手のことばかり考えて、自分の気持ちを置き去りにしてしまいます。


その根底には「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という恐れがあります。


そして、その恐れが自己防衛の鎧をどんどん厚くしていくのです。


最初は軽い鎧だったものが、やがて重く、分厚い甲冑のようになり、
「本当の自分」が見えなくなってしまいます。


「私は何がしたいのか?」
「私はどう感じているのか?」
自分の声がまったくわからなくなる。


鎧が厚くなればなるほど、心は弱くなります。


自分を守ることに精一杯で、自由に動けなくなってしまうからです。


でも、そもそも守る必要なんて、本当は何もないのです。


鎧を着せているのは、「これが私だ」と思い込む「エゴ」の仕業。


その思い込みが恐れを生み、さらに重たい鎧を作り出します。


だから、もし気づいたら、その鎧を一つずつ脱いでいきましょう。


もともと私たちは透明で、身軽で、自由な存在です。


どんな鎧を着ているかは人それぞれ。


でも、細かく分析する必要はありません。
「もうこの鎧はいらない」と気づいたら、それで十分です。


重たいお荷物を下ろして、身軽になりましょう。


本来の自分を取り戻すために・・・。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。


✧˙⁎⋆振り返りnote
人生の成功とは?について語っています。
ちょっと次元の違うはなしになっていますが、いわゆるこの世界の「成功」は外側にフォーカスしたものばかりです。
ほんとうの成功は、自分の内側にある、というテーマになります。


✧˙⁎⋆こちらは、自発的な行動について。
今までの常識は、外側のなにかを気にしながら行動することに意識を向けていました。
他人に嫌われないようにとか、人に優しくしなさい(自分のことよりも)など、常に外側に意識が向いていました。
でも・・・ほんとうは、自分の本音からの行動の方がよっぽど人間関係もうまくいくし、外側も整っていくんです。(自分勝手な行動とは違うよ)
そんなテーマで書いています。



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#弱い自分 #心の声 #本音 #自分の価値

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One Heart
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