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心地よい人間関係を選ぶために、人生の後半にできること

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


人間関係はわたしたちの生活に豊かさや喜びを与えてくれますが、時には心の負担になってしまうこともあります。


だれかと接するたびに、なぜか疲れたり、元気がなくなったりすることはありませんか?


人生の後半を過ぎたら、心地よい関係を選ぶ

人生の後半にさしかかると、私たちの価値観や優先順位が変わっていくことがあります。


これまでの忙しい日々から少し距離を置き、自分の心地よさや幸せにフォーカスする時期。


その中で、関わる人たちとの関係も見直すことが必要になるかもしれません。


とくに、これからの人生をより豊かに過ごすためには、自分の心と身体に無理をさせる人間関係から少し距離を置くことが大切。


疲れを感じる相手や、心の負担になる相手と無理につきあい続けることは、自分の時間とエネルギーを奪ってしまうことがあります。


心地よく生きていくための選択


今回は、人生の後半をより自由で充実したものにするために、少し距離を置いたほうがいい人のタイプについて考えてみたいと思います。


これは、人間関係を”捨てる”ためのものではなく、あなたが自分を大切にしながら、心地よく生きていくための選択です。


 1. 批判ばかりしてくる人

まわりの人や状況に対していつも批判的な人は、私たちの心に重たい影響を与えることがあります。


誰だって、時には不満を持つことはありますが、いつも否定的な態度を取られると、前向きなエネルギーが吸い取られてしまうことも。


少しずつ距離を取り、自分自身の心を守ることが大切です。


2. 自分の話ばかりする人

おしゃべりは楽しい時間のはずなのに、もし相手が自分の話ばかりしていて、こちらのことに興味を持ってくれない場合、その関係は少しバランスを崩しているかもしれません。


お互いに関心を持ち合い、話を聞き合える関係が心地いいものです。


もし一方的にエネルギーを奪われていると感じるなら、少し距離を置くのもいいかもしれません。


3. 被害者意識が強い人

いつも「自分はかわいそう」と訴える人も、気づかないうちに私たちの感情を消耗させることがあります。


その人を助けたいと思う気持ちは大切ですが、解決することよりも同情を求め続けられると、関わることで自分が疲れてしまいます。


相手の問題に巻き込まれすぎないよう、適度な距離を保つことが必要です。


4. 過度に依存してくる人

友人や家族とのサポートは大切ですが、時に必要以上に頼られすぎると、こちらが疲れてしまうことがあります。


お互いに支え合うバランスの取れた関係が理想的ですよね。


もし、相手が依存してきていると感じたら、自分のエネルギーを守るために、少し距離を置くことも必要かもしれません。


5. ネガティブな言動が多い人

いつもものごとを悪い方向に捉えたり、批判的な発言が多い人は、周りの人の気持ちにも影響を与えてしまいます。


自分がポジティブな気持ちを持ちたいときこそ、こうしたネガティブな空気を少し遠ざけることで、前向きなエネルギーを保つことができるでしょう。


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自分を大切にするために〜ご自愛の実践


どんな人間関係も、完璧である必要はありません。


ただ、自分が疲れてしまうような関係が続く場合は、一度立ち止まって、その関係が自分にとってどのような影響を与えているのか考えることも大切です。


心地いい距離を保ちながら、自分を大切にするための選択を心がけることが、良好な人間関係を築くための大きなステップです。


私たちは日常、たくさんの人と関わり合いながら生活していますが、その中で一番大切にしなければいけないのは、自分自身です。


どんなに相手を思いやる気持ちが強くても、自分の心と体が疲れてしまっては、結果として誰の助けにもなりません。


自分を大切にするために心がけたいポイントを5つ、もう少し深く考えてみたいと思います。


1. 「自分の気持ち」に耳を傾けること

忙しい日々の中で、つい相手に合わせたり、周りの期待に応えようとムリをしてしまうことはありませんか?


そうしたとき、まず大切なのは、自分の心の声に耳を傾けることです。


疲れているのに無理をしていないか、嫌だなと感じているのに相手に合わせていないかを、しっかり確認しましょう。


自分が心地いいと思うことを優先することは、自分を大切にするための第一歩です。


2. 自分の時間を守ること

人間関係が良好であっても、時には自分だけの時間が必要。


誰かと過ごす時間もすてきですが、自分ひとりでリフレッシュする時間を取ることも、心の健康には大切なこと。


趣味を楽しんだり、好きな音楽を聴いたりすることで、エネルギーをチャージする時間をつくりましょう。


そういった時間を持つことで、他人と関わるときの余裕や優しさも自然と生まれてきます。


3. 境界線を引く勇気を持つこと

「ノー」と言うことは、相手に対して冷たい態度ではなく、自分を守るための大切な選択です。


特に、相手がこちらの気持ちや状況を理解せずに求めてくる場合は、無理をして応じるのではなく、自分にとって無理のない範囲で接することを心がけましょう。


境界線を持つことは、相手との関係を悪くすることではなく、お互いを尊重するためのひとつの方法です。


4. 自分の心と身体をケアすること

人との関わりで疲れを感じたときには、意識的に自分をケアする時間を持ちちたいものです。


例えば、深呼吸をして気持ちを落ちつかせたり、軽い散歩をして自然に触れたりするといいですね。


また、食事のバランスや十分な睡眠も、自分を大切にするために大切なこと。


日常の小さな習慣が、私たちのエネルギーを守り、元気で前向きな自分を保つために役立ちます。


5. 「大切な自分」を再認識すること

私たちは誰もが、それぞれに素晴らしい価値を持っているんです。


人との関わりの中で、つい自分を後回しにしてしまうことがあるかもしれませんが、自分もまた大切な存在であることを忘れないようにしましょう。


他人を大切にするように、自分にも優しく接し、思いやりを持つことが、”ご自愛”の基本です。


自分を大切にすることで、自然と他人にもより深い愛情や思いやりを持って接することができるようになります。



ご自愛が与えてくれる影響について


自分を大切にするという行動は、自己中心的なものではなく、自分にとっても、他人にとってもいい影響を与えるものです。


自分の心が満たされ、エネルギーに満ちていれば、自然と他の人にも優しさや共感を分け与えることができます。


ご自愛を日々の生活に取り入れることで、周りとの関係もよりよいものへと変わっていきます。


人生の後半を心地よく過ごすために

人生の後半を迎えると、私たちが本当に大切にしたいことがより明確になってきますね。


その中で、関わる人との距離感も見直すタイミングがやってくるかもしれません。


エネルギーを奪うような人間関係や、無理をして維持する関係は、心の負担となってしまうことがあります。


だからこそ、今こそ自分の心や身体を最優先にし、心地よい人間関係を築くことが大切です。


まわりとの関わりを見直し、自分が本当に大切に思う人や関係にエネルギーを注ぐことで、人生の後半をよりこころ豊かに、穏やかに生きることができるのではないかと思います。


自分を大切にしながら、心地よい関係を新たに育んでいくことが、新しい一歩となるでしょう。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。




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