からっぽになった部屋・・・
こんにちは。
見出し画像は、名古屋の実家、わが家の地下室の写真です。
名古屋の方にしか関係のない話ですが、
今日は「名古屋市長選挙」の投票日ですね。
(河村たかし元名古屋市長さん、おつかれさまでした。そしてこれからのチャレンジ、応援しています)
ちょうど、実家もからっぽになったタイミングに合わせるかのように、
名古屋の市長選挙があることを知って、この投票を済ませてから転出しようと思い、先日期日前投票に行ってきました。
約50年間、名古屋市民でいられたことの感謝の気持ちをこめて・・・。
(たまたまタイミングが合ったということでね・・・)
また、名古屋への思いは別のnoteで熱く語ってみたいと思います。
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ようやく・・・名古屋の実家が”空き家”状態になりました・・・。
(大変だった・・・)
早く売却活動に入りたかったから・・・という理由から、タイトな片づけのスケジュールを組み、そのタスクだけは守りたかったので、身体中が痛いけど、がんばりました(ここではあえて「がんばる」という言葉を使いますね)
結局不動産やさんは別の会社になりそうです。
以前このnoteに書いた、この家を建ててくれた工務店さんの紹介の業者の方は、「・・・?」でしたので、別の会社と媒介契約をすることになりました。
その話は、このnoteの後半で書いていきますね。
✧˙⁎⋆この下の記事の中の「天使の声」というのは、いったいなんだったのだろうか・・・?、笑。
お試しだな、と自分の選択を試されているかのようなできごとがその後起こりましたが、すてきなご縁がうまれそうです。
現実にはいろいろなことが起こります。
相対的に”いいこと”、”わるいこと”。
それは人それぞれの価値観で変わってきますが・・・。
でもそれは、もっと広い視点でみたら、わたしたちの選択肢が無限にあるよ、ということを教えてくれているのかもしれません。
今年に入ってから、”重要な選択”をするということが多々ありましたが、
「間違った選択」というのは、一度もないと思っています。
その時は、間違えたなーと思うこともあるかもしれませんが、
必ず方向転換することで、その選択があったからこそ、
いまがあるんだということに気づかされるんです。
(俗にいう”いい勉強になった”というやつです)
その分、”経験値”が増えるし、その経験をシェアすることで、
同じような経験をしようとしている人の背中を押せるかもしれないし。
今は、お金の勉強をしようと思い、まずは不動産売却についてと、NISA、iDeCoの勉強をしています。
あと実家に戻るのは1回。
16年間お世話になった「実家(わたしにとっては4歳の頃から住んでいた場所だから)」に”ありがとう”の気持ちをこめて、できる範囲でお掃除して実家を離れたいと思います。
今日は、「手放す」話になります。
個人的な話なので、興味ない方はスルーしてくださいね。
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ありがたいことに、実家を訪れる多くの方が、
「きれいに使われていますね」と言ってくださいます。
引越し業者や建ててくれた工務店の人、仏壇処分の際に来てくださったお寺様、不用品回収のスタッフの方、などなど・・・。
みなさん口をそろえて、「15年も経ってるんですか?」と驚かれます。
床も傷はないし、クロスも経年変化はありますが、めだった傷もあまりなく。
水回りは仕方ないけれど、部屋、階段周り、クローゼットなどはあまり傷、汚れなく、私たちもきれいに使ってきました。
先日、訪問された不動産会社の営業の方も、とてもきれいだと評価してくださり、実際に査定額も少しアップしました。
昔から「物持ちがいいね」といろんな人が言ってくれます。
夫婦ともども、そうかもしれません。
片づけをしていく中で、”捨てる”にはもったいないものがたくさん出てきます。
自分では使わないけど、誰か使ってくれるといいな、と思いながら捨てるものもあるのですが、笑・・・。
少し前に、着物やブランドバッグを持ってリサイクルショップへ行った時、「服とか小物は、メルカリで売ったらいいよ」とスタッフの方に教えていただきました。
なるほど・・・メルカリか・・・。
考えつかなかった、そのアイデア。
早速家に戻って、どんなものなら売れるのだろうか・・・?と家の中のものをゴソゴソと探していたら、着ていない服とか出てきて・・・。
本もたくさんあるし、楽譜も絶版していて現在売られていないもの(書き込みしていないものも多数あり)があって、これを売ってみようかな?と思いました。
そしたら・・・、受け取り評価の際に「お品物がとてもきれいでした」と評価のメッセージを入れてくださる方がこれまた多いこと・・・!
使う人が喜んでくれるなら、捨てるより全然いいね、ということで、しばらく”メルカリ引越し不用品ショップ”をぼちぼちですがやってみようと思います、笑。
リサイクルショップで買い取ってもらったものは他に、2年くらい前に買ったテレビ、ハイレゾのミニコンポ、バランスチェア、加湿セラミックヒーター、貴金属を含むアクセサリー類、未使用のテレフォンカード、旅行券。
どれも、「きれいに使っている」という状態がいい評価をしていただき、想像以上のお値段がついたので、年末年始は豪華な旅行ができそうなくらいです、笑。
話戻りますが、家も同じように次に使う方にも”きれい”に使ってくれる方へバトンを渡したいと思っています。
一から注文して建ててもらった、わが家。
人生で一番大きな買い物といえば、やはりマイホームですよね。(会社や山を買うのはまた別として・・・)
思い入れのいっぱいつまったこの家をとても大切にしてきました。
そして、掃除や手入れもできる限りして、丁寧な暮らしを心がけてきたつもりです。
でも、そんな「愛着のあるわが家」を売却しようと第一歩を踏み出した時、ショッキングなできごとが起こりました。
ある日、工務店さんの紹介で、不動産業者の方に家の査定をお願いしました。
その方に家の中を案内をしながら・・・特に自慢の地下室を見てもらったところ、その方が言った言葉に驚きました。
「必要のない人にとっては、ただの物置きと一緒です。」
えっ・・・?
思わず耳を疑いました。
大切にしてきた家の一部を、まるで価値のないかのように言われたのです。
(世の中に防音室を求めている人の割合がそんなに多くないのはわかっていますし、タイミングよく欲しい人があらわれるかもわからないというのも十分承知ではありますが・・・)
さらに追い打ちをかけるように・・・提示された査定額は、わたしたちの予想をはるかに下回るものでした。
この時、直感的に、
「この業者には、わが家を任せられない。」
と感じました。
とはいえ、その場でお断りすることはしませんでした。
一度冷静に考える時間を取って、数日後に丁重にお断りの連絡を入れることにしました。
(でもすでに、その業者さんが帰った数分後には、別の不動産会社に査定の申し込みをしている”へこたれないメンタルの持ち主、One Heart”がいたのですが・・・笑)
後日、この件を工務店さんにお伝えすると、驚かれると同時に、わたしたちの判断に理解を示してくださいました。
「紹介してくださったのに申し訳ない」という思いもありましたが、工務店さんからは「大切な家を託す相手ですから、納得できる方にお任せするべきです」と共感していただき、ほっとしました。
査定に来た業者さんの態度や言葉から、ふと感じたことがあるんです。
きっとこの方は、家を買う側にも同じような冷たい態度で接するんだろうな・・・と。
(買うまではそうでなくても、契約してから急に態度が変わる可能性は”大”ですね)
もし、そんな人に大切なわが家の売却を任せてしまったら、買主側とのトラブルが起きる可能性だってあるかもしれません。
家を売ることはただの取引ではないし、大切にしてきた空間を次の人に託す、大事なステップだと思っているから・・・。
だからこそ、売る側の気持ちに寄り添い、誠実に対応してくれる人を選ぶことが本当に大切だと感じました。(必ずこういう人がいるということを信じることも大事です)
そして、次に査定をお願いした不動産会社の営業の方は、とても親切で、わたしたちの気持ちに誠実に向き合ってくださいました。
査定額も予想以上に高く、さらに販売スタートの価格についても、納得のいく金額で承諾していただけました。
その方の真摯に取り組む姿勢から、「この方なら信頼して任せられる」と感じ、わたしたちの思いと通じるところがあると確信しました。
そして先日、媒介契約を結び、いよいよ売却がスタートします!
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今回のできごとを振り返ってみて、思うこと・・・。
それは、人生には、いいこともあれば、そうでないことも起きるもの。
少し前に、ピアノ業者に断られたというできごとがあってから、さらにメンタルが強くなりました、笑。
(”One Heart”の基本メンタルは、ピアノで鍛えられたといっていいと思います)
そして、次に必ずいいご縁がある!と信じることで、本当にすばらしいご縁がある、ということも学びました。
✧˙⁎⋆まさかのピアノ搬出を断られる事件が発生・・・。
専門業者だから「できません」なんて言わないと思い込んでいましたが、「できません」って本当に言うんだな・・・とまたひとつ学んだできごとでした。
✧˙⁎⋆めでたく、2件目のピアノ業者さんにはお願いすることができ、ピアノ移動のために名古屋へ帰省した時のできごとについて書いています。
1月に引っ越したものの、ピアノを名古屋に留守番させていた理由など、いろいろな思いを綴っています。
どんなできごとも「学び」として捉えるようにすると、不思議と心が軽くなるんです。
「さとり」の学びを始めてから、私はそう感じるようになりました。
ジェットコースターのように感情が揺れる瞬間があっても、心の軸はブレない。
そう信じると、「必ずうまくいく」「うまくいかないことなんてない」と思えるようになります。
今回の経験もまた、わたしたち夫婦にとって大切な学びのひとつでした。
大事なわが家をどう託していくのか・・・、その選択を慎重にすることの大切さを教えてくれたからです。
これからも、人生のできごとのいいこと、そうでないことすべてをただの「できごと」で終わらせずに、学びとして活かしていきたいと思います。
もし同じような経験をされた方がいれば、この記事が何かのヒントになれば幸いです。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。