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アイデンティティも「エゴ」の創造。「エゴ」となかよくなるには。

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチとして活動しています。
「One Heart」です。


今日は、エゴ(自我)について書いてみたいと思います。


✧˙⁎⋆「エゴ」についてのマガジンを作成しました。
というか、今まで”非公開”にしていたマガジンを整理整頓して”公開”することにしました。(無料マガジンです)


ご自分の「エゴ」について知りたい方、ご興味ある方、よろしければフォローしていただけるとうれしいです。


わたしのこのnoteは、全体的に「エゴ」について書いているものがとても多いかもしれません。
「ご自愛」の記事も多いと思うけど、それと同じくらい「エゴ」についても書いているような気がします。


マガジンのタイトルに「エゴ」を”名脇役”と書いていますが、けっしてエゴはこのわたしにとって、主役ではなく、あくまでも脇役。
その中でも「名脇役」と言えるほどすばらしい存在、だということをちょっとここで補足しておきたいと思います。
(主役はもちろん、おわかりのとおり・・・純粋な本質です、笑)


+:-+:-+:-+


「エゴ」という言葉も、人によっていろいろなイメージを持っていると思います。


「エゴ」を別の言い方でいうと、自我(じが)とも表現できます。


自我(じが、英語: ego、ドイツ語: das Ich または Ich)とは、哲学および精神分析学における概念。
哲学において認識・感情・意思・行為の主体を外界や他人と区別していう語。

Wikipediaより


いわゆる、「わたし」と表現される意識の部分のことをいいます。


いい意味で捉えることもできるし、そうでない意味で捉えることもできます。


たとえば、”わたしは怒りっぽい”と思っている人がいるとします。


怒りっぽい自分は『自分が作ったアイデンティティー』なのであって、「本当の自分」ではありません。


これも、「怒りっぽい自分だと思い込む、にせものの自分」なのです。


にせものだから、じゃぁ必要ないね・・・ではなくて・・・。


エゴ(自我)は悪者ではないんです。


自分の内面を浮き彫りにし、「自分とは何か」ということを教えてくれる、いわば、師匠、なのです。


このnoteを読んで「なるほど」と思っているなら・・・、


もう、ご自分が変わり始めているのです・・・。
(無理に理解しようとしなくて大丈夫。わからなければ”わからない”で全然OK)


まずは、そういった自分のアイデンティティーを「にせの自分」だということに気づくこと。


これが大きな進歩。


そして・・・、「不安」や「恐れ」の感情はエゴ(にせものの自分)だと気づくこと。


まさに、それは「自我」(エゴ)の得意分野なのです。


エゴは、「わたし」の中で、居場所をつくるために証明するものが必要なんです。

エゴは、この居場所がなくなると、「わたし」でなくなるような気がするからです。


その「居場所」というのが、「アイデンティティ」です。


居場所=アイデンティティ


アイデンティティをたくさん持てば持つほど、心の荷物が増えていくんです。


エゴに「居場所」がたくさんできるから。
エゴはこの居場所にいれば(アイデンティティを持っていることが証明できれば)、安心するんです。


たとえば・・・。


いつもフラれる人は、「フラれる自分」というのをアイデンティティに持っています。


これは、エゴが勝手に作ったキャラクターなんだけど、エゴにとって「フラれる自分」でいることが信念になっているから(思い込んでいるから)、人を好きになってフラれると、「あーやっぱり・・・」とがっかりしたり悔しかったりする感情もあるけど、ちょっとホッとするところも持っているんです。


もうひとつ、例をあげますね。


歳を重ねると腰痛や肩こり、関節痛など”身体のあちこちが痛み出す”いう信念を持っているとします。(かたくなに信じています、この情報を)


そして、ちょっと何か不調を感じただけなのに、病院に行って検査をしてもどこも悪くない。
(五十肩とかヘルニアの手前の”疑い”とか言われる人多いみたいです)
「よかった、なんでもなくて」と思いながら、「でも調子悪いし。様子見て症状が続いたらもう1度調べようかな?」なんて疑ってしまう人もいるんです。


たしかに心配なのかもしれないけれど、あまり心配しすぎはよくない。


ちょっとの不調は健康な人にも起こるし、歳を重ねたら誰でも身体に痛みが出るというのは、もしかしたら外側からの情報にすぎないだけかもしれません。


自分の周りのすべての人が歳を重ねてそうなっているか、というとそうではないと思うし(人によっては周りにそういう人だらけという人もいると思いますが)、テレビに出ているタレントさんや女優さん、俳優さんはいつまでも健康で若々しい人、いっぱいいますよね。


お金かけている、と言えばそうなのかもしれませんが、周りにいる普通の人でもいくつになっても年齢を感じさせず健康的な人、たくさんいますし・・・。


たくさんサプリ飲んで、高い健康器具買ってエクササイズして、オーガニックの食事を摂っている人だけが病気にならないのか、というとそうではないような気がするんです。


だからといって、病院に行かなくてもいい、と言っているわけではありません。
不調を放っておくと、その先に”病気”になってしまうかもしれないので、心配でしたらお医者さまに診てもらうこともひとつの選択肢として入れておいてもいいかと思います。


お医者さまも一生懸命わたしたちの病に向き合ってくださっているので、感謝の気持ちを込めてこのnoteを書いています。


定期通院や検査の予約など定期的に病院へ行っている方に不快な思いをさせてしまったらごめんなさい♡
夫も定期通院している人で、わたしも毎回付き添いしていますので、読んでくださっている方のお気持ちに寄り添いたいと思って書いています。


自分自身の経験からと、多くの人をセッションしてきた中でいま思うこと。
それは、エゴによる「不調」や「病気」に対するアイデンティティが関係しているのではないか、と思います。


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✧˙⁎⋆振り返りnote
自分の身体に対する”思い込み”から脱する方法があれば知りたい。
自分で自分を制限するのはもうやめよう。
健康的でいるには、”決めつけ”に気づき、これを手放していくことで少しずつ癒されていくかもしれません。
わたしの頭痛との向き合い方の実践とともに書いてみました。
お時間ありましたら読んでみてくださいませ。


✧˙⁎⋆もうひとつ。
わたしは以前「わたしは頭痛持ち」だと思い込んでいました。
だからよく頭が痛くなる。
鎮痛剤を持ち歩いて、”痛み”出したらすぐに飲んでいました。
”でもちょっと待って・・・”という直感からの「声」に気づき、この「頭痛持ち」を脱出しました。
もしかしたら、肩こりや腰痛のある方にも何かヒントになるかもしれません。


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話はもどりまして・・・。


「エゴ」は、気づきが起こると”自分(エゴ)が消えてしまうのではないか”と不安を感じ、抵抗を増やしてきます。


「エゴ」を”あっちいけー”と追いやってしまおうとすると、よけいにエゴからの抵抗を受けます。


どんなに抵抗しても「エゴ」はなくならない。


だって、エゴを追い出そうとするのが、エゴだから・・・
(単純な話でしょ・・・)


それに、生きている間は”身体”があるから、エゴも生き続けるのです。(あたりまえだけど・・・)


「エゴ」をなくそうとするのではなく、「エゴ」と仲よくなっちゃえばいい。


✧˙⁎⋆もうひとつ振り返りnote
「思考」について。言いかえると、エゴですね。
ぐるぐると堂々巡りするのも、エゴの特徴ですがひとつひとつエゴについて知っていくとエゴさんと仲よくなれる時がきます。
この世界は、「エゴと仲よくなって創造する人生」を送っている人がいわゆる成功者だと、わたしは思っています。


エゴがなくなったって、「わたし」は「わたし」でいる。


それが、「本当の自分」なのだから。


けれど、エゴがなくなるわけではありません。


だって、人間らしさがあるのはエゴのおかげだから。


「あの人は人間味があるね」っていうのは、褒め言葉としてよく使われますが、上手にエゴと付き合っていくことで、人間味のある人、になれるのです。


自分自身と向き合う・・・。


わたしが言っている「内観」とは、自分自身と向き合うこと。


その実践はちょっと時間がかかるかもしれないけれど、「エゴ」という心のお荷物を少しずつおろしていくことで、軽くなっていき、人生がスムーズに運んでいくのです。
(すべておろしきることはできないけれど、いらないお荷物はおろしていけるかもしれません)


そして、「ほんとうの自分」を見つけることができたら自分らしく生きていくことができ、目の前の現実が大きく変わっていく。
(人間関係、お金、パートナーシップ、健康など)


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。



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