見出し画像

全てがネタ。ネタあざっす!の精神で生きる 〜「トークの教室」を読みました〜

藤井青銅さんの「トークの教室」を読んだ。

オードリーさんのラジオを聴くのが楽しみだ。
若林さんのトークの才能を見出したのが著者である藤井青銅さんだと知り、じゃあ読まなきゃと手に取った。

とても勉強になった。
トークのテクニックはもちろんだけど、それ以上に、トークとは人生なんだなと思えたし、トークが人生を救うよなとも感じた。

全てをトークのネタだと捉えると、人生で起こる全てがありがたく感じる。

たとえそれがはたから見れば悲劇だとしても、そこにトークという視点を入れこめば、これ以上にない材料へと変化する。

トークにしよう。
必ずしも喋る必要はなくて、例えばSNSに投稿したりとりあえず日記にしてみたり、アウトプットをすることで日常の持つ意味は変わり、日常をより色濃く味わっていけるのではないか。

心の動きに敏感でありたい。
あ、今悲しんだ。嬉しかった。なんか違和感を感じたぞ?
淡々と生きていくなかで、刻々と心はその色合いを変え、様々な表情を見せてくれる。
その動きを、言葉にする。
これ以上の遊びが人生にあるだろうか?きっと死ぬまで、このトーク遊びに没頭していける気がする。それは幸せなことだ。

意味がないことなんてない。
あなたがそれをトークにしようと思い立てば、その出来事はあなたの味方に変わる。
見方を変えれば味方に変わる。そのゲームチェンジを起こしてくれるのは、他でもないトークなのだ。

トークしていこう。
自分を救うために。そのトークを拾い聞きした誰かが、少しでも笑えるように。

「昇華」していきたい。
それは必ずしも笑いが伴った笑化じゃなくていい。
トークにすれば報われる。
苦しい思いをした自分も理不尽に打ちひしがれた自分も。救うために、トークをする。トークにする。

人生は無情なほどに様々な悪戯をしてくる。
なんでこんな目にって思うことも少なくない。

だけど、この本を読んでトークという刃を手に入れた。
トークを手にした私は無敵だ。

逆境?不運?
ありがたい。ネタをありがとう。

あなたたちを燃料に、言葉を生み出す。
そのトークで、大切な人を笑顔にできたらいい。

この教室で学べたことは大きい。
トークの力を信じて、これからも人生の旅を楽しんでいけたらいい。いける気がしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?