今こうして生きていることが、「人生はなるようになる」という何よりの証拠。

不安は尽きない。

明日の仕事は大丈夫だろうか？
怒られやしないだろうか？
無事にやり遂げられるだろうか？

脳が自動的に不安を生み出し、私たちを不快な気持ちにさせる。

なるようになるさ。
そう言われても、全く響かない。
なるようになるなんて、そんな楽観できてたら苦労しない。

でも、今まで幾度となく不安に襲われてきたのにも関わらず、今こうして普通に生きている。

それこそが、「人生はなるようになる」という何よりの証拠ではないだろうか？

なるようになる。
それは人生の真理だ。

その真理を私たちはいつも忘れてしまって、また負の思考に溺れてしまう。

「なるようになった！」
そう言語化してみてはどうだろうか？

朝、「なるようになるかな‥」と不安になる。
夜、「なるようになった！」と、口に出して実感してみる。
紙に書いて記録することも有効かもしれない。

きっと次々と現れる不安に意識を取られてしまい、なるようになったことを自覚する余裕がないのだと思う。

一歩立ち止まってみる。
明日の不安をとりあえず置いといて、今日こうしてなるようになったという事実を、とりあえず噛み締めてみる。

不安だった今日。
なるようになった今日。

不安な明日。
大丈夫。今日までと同じく、なるようになってしまう明日。

不安→なるようになる→不安‥
これを繰り返すのが人生なのかもしれない。
そして、間に確かに存在する「なるようになった」事実を見落としてしまうのが、人間なのかもしれない。

不安でも大丈夫。
今までなるようになってきた事実があるし、みんなそうだから。私だってそう。

なるようになる。
その事実を私たちは忘れてしまうから、互いに声をかけ合えたらいい。

「なるようになる！」
「なるようになった！」

合言葉のように。決して忘れないように。

これからも、なるようになる人生を言語化して発信していきたい。

その言葉を見て、なるようになることを思い出して、誰かの人生が楽になればいい。

そして言葉にすることで、なるようになることを忘れることなく、私自身も人生を軽やかに生きていられたらいい。