
しょんぼり+認知症
入院生活17日目
昨日は22時くらいに寝て、7時くらいに血糖値を測りに来てくれた看護師さんに起こされる
たくさん寝たはずだけど眠い
朝の血糖値は81
ここ数日の中では低め
インスリン打って、朝ごはん
私、牛乳単品だとお腹の調子悪くなる気がするのでいつも残してる
なんかすまんな…
10時半までは蓄尿しなきゃいけないし、のんびりしよ
この前、来てくれた高校時代の友達がくれたルピシアのお茶と伊勢神宮のお守り
お守りはなんとなく上の方に置いておいた方がいいかな?みたいな気持ちになり(神棚的な…?)
とりあえず病室で1番高いところに置いてある
フランボワーズショコラの方を飲むことにした
バレンタインにチョコが食べれなかったので、甘い匂いだけで、幸せな気持ちになった……
あまりいい匂いだったので、同じティーバッグで2杯入れてしまったわ…☕️
は〜〜、いい匂いだな〜〜〜〜
本を読んだり、dholicで春物なに買おうか悩んだりして過ごす
今日、主治医の女性の方、他の病院に午後から行っちゃうらしくていないらしい
11時半くらいに血糖値を測る ピッ
68
むむむ〜〜、低血糖の自覚、全くなく……
冷や汗、動悸、イライラ、手の震え、空腹感
まあ空腹感は、お昼ごはん前だからねえ… あったけど飢餓ぽい感じではなかったよ〜〜?
看護師さんが、ん〜〜自覚ないし、お昼ごはんもあるし〜〜ってなってて、私もそうだよね〜〜ってなってたら後ろから先輩看護師さんにピシャっと「自覚なくても低血糖の対応してよ」って言われてて、看護師さんごめんね…となる
まあ先輩看護師さんの言うことは正しいのですが……
今日も今日とて例のブドウ糖ゼリーを食べる 結構あれ甘いんだよね
Amazonで探したらあった
甘酸っぱいヨーグルト味って書いてあるけど、全く甘酸っぱくない 甘い
そんな感じで無事に血糖値も上がり、インスリンも打った
右上のやつは、ビーフストロガノフみたいなやつなんだけど、食べてる途中で小麦粉の塊?みたいなゾーンがあって、ううう…となった
ごはん食べたあと、散歩に行こうか迷ったけど、蓄尿の結果を伝えに先生が来そうな気配があったので病室でジッと待つことにした…
ジッ…
ジッ……
(意外と来ないな…)
(散歩、行きたいな…)
コンコン
(きた!)
14時ごろ、私が昨日一瞬だけかっこいいと思った(失礼)水泳の北島康介さんにちょっと似ている先生が現れた
昨日の負荷試験のあと10時半〜今日の10時半まで24時間畜尿検査というのをやっていたんだけど、この検査をやると尿に含まれているC-ペプチドがどれくらいの量かが分かる
C-ペプチドとは 糖尿病情報センターより
Cペプチドは、膵臓からインスリンが分泌されるときにインスリンにくっついて出てくるタンパク質です。その後、インスリンからは切り離されて、血液中を通った後に尿に出されます。実際に血糖値を下げるのはインスリンであり、Cペプチドはそのかけらのようなものです。Cペプチドの量を測ると、自分の膵臓からでたインスリンの量を推測することができます。
ちなみに2月9日〜10日にも同じ検査をやっていて、そのときは1日に57.1μg分泌されていた(下限値18.3μg 上限値124.0μgらしい)
そして今回の… 結果は……
デデンッ
14.0μg
まあ、こういう結果が出ないと、また意味わからなくなっちゃうからね…
この数値は低くて、インスリンの分泌が減ってきていますよ、ってこと
先生が言うには今まさに、この瞬間も私の膵臓の機能が落ちていっていて、その経過をずっと検査で追っていっている感じらしい
北島康介さん似のお医者さんは、とっても優しいし、丁寧に説明してくれた気がするんだけど、なんかあんまり何を言われたか覚えてない
1型糖尿病かもしれないと思って入院してるし、やっぱりそうだったね、って感じだから別にショックとかもう受けんやろ〜〜!とか思ってたけど、ぼちぼち受けていたのかもしれない
「受け入れ、っていうのがね、大変かな、って思うんだけど…」
ってなんかやんわり言われた気がする
顔がしょんぼりしていたからだろうか
糖尿病内科の先生たちはね、本当に言い方がオブラートに包まれている感じで超がつくほど優しいんだよね
そんな風に優しく言われたら、私は大丈夫です!としか言えなくない?
ずるいな〜〜〜〜
とりあえず土曜日に両親も交えて、話すことなったので、そのときはちゃんと話聞こ
火曜日に2型糖尿病(仮)だったのに木曜日には、ほぼ1型糖尿病!って今週はなんだか目まぐるしい
膵臓の機能はどんどん低下しているらしいのに、私自身はどこも痛くもないし、苦しくもないんだもんなあ
どこかが痛くなったり、苦しくなってからでは取り返しのつかないことって多分たくさんあるんだと思った
はあ、しょんぼり、しょんぼり
------------------------------------------
火曜日に入院してきた斜め向かいのおばあちゃん
認知症がわりと進んでいるみたいで、ものすごい勢いで物事を忘れてしまう
いろんな人にシャワーの予約の仕方を聞いてもすぐに忘れてしまうから、一緒に行ってあげた方がいいな〜〜と思って今日も朝から一緒にシャワーの予約をしに行ったりした
北島康介さん似の先生とお話ししたあと、しょんぼり気味になっていた私は、そのおばあちゃんと向かいのおばちゃんと3人でお喋りして、なんとな〜〜く気を紛らわすことができた
おばあちゃんはお昼に食べたものが思い出せなくて、向かいの人とは食事内容が違っていたから向かい人も困ってて、私が教えてあげたところから約1時間くらい喋った
息子さんの話とか色々聞いたりした
認知症の人って、噂通り昔のことはよく覚えているけど、直近の記憶が全然残らないんだな〜〜
うちのおばあちゃんも自転車で転んで入院→外出しなくなったり色々あって認知症になってしまって、今は施設でお世話してもらっているけど、介護士さんたちも大変だよな…と思った
でもその斜め向かいのおばあちゃんは、なんだかかわいい感じなんだよね
保険の営業の仕事をやっていたらしいから、そういう接客スキル的なのが残っているから?嫌味な感じがしないというか、
ごめんね、教えてほしいんだけど…みたいな感じで謙虚な感じなんだよね
そういう人間性って認知症になってもちゃんと残るもんだな〜〜と
なんだかんだお喋りしていたら散歩に行けなかったけど、まあいっか
今日は16時半からシャワーの予約が取れたので、サッパリできていい感じ
血糖値を測り、インスリンを打ち、夜ごはん
病院食で主食+スパゲティーってなかなか攻めた食事だと思った
のんびりしていたら斜め向かいのおばあちゃんが箸がない!って言ってて看護師さんと探してて
それがいつの間にかカバンがない!になってて、それはやばくないか?と思い様子を伺ったりした
まあ結局、部屋の中にあったみたいなので良かったけど…
私もよく携帯をどこに置いたか分からなくなるので、そのお気持ちよく分かります…
そんな感じで認知症のおばあちゃんと地味に仲良くなっている まあ明日も私のことを覚えているかどうかは分からないけど…
でも分からないことは、ちゃんと周りに聞いてるから偉いな〜〜と感心している
分からないのに聞かずに何かをやるのが1番やばいのでは?と思う、やっぱり
おばあちゃんのこと、めちゃめちゃずっと気にしてる この病室の最古参、わたまいさんに何でも聞いてね…という気持ち
夜20時半くらいに血糖値を測って、寝る前のインスリンを打つ
この寝る前のインスリンの量が少し減った
インスリンは1日4回、毎食前と寝る前に打っているんだけど、寝る前に打っているやつは1日中じわじわ〜〜と効くやつ
いつも朝〜昼前の血糖値が低めになりがちっていうのもあり、少し減ったらしい
これで明日はブドウ糖を取らずに済めばいいな
明日は栄養士さんと個別でこれからの食事について話したりするらしい
先生がチラッと糖質の量が一定になるよう食事をしていくことになるんだけど…的なことを言っていた
ほお、それはどういう感じなんだろうか
まあ明日になれば分かるじゃろ
今日の学び
将来、認知症になってしまったとしても、愛嬌があるおばあちゃんになれるよう、日々精進したい