人生のハンドル、誰が握る?

サラリーウーマン11年を経て、医療業界に転身した私。
アラサーから看護師、アラフォーから助産師、アラフィフで自営と、今に至っている。

サラリーウーマン時代の経験は、私の看護観や助産観の軸になっているし、その経験があるからこそ、看護や助産に活かせることが多い。
初々しさはなかったが、コミュニケーション力や共感力、雑談力は、明らかに高かったと感じているし、もともとそれが私の強みでもあるから。

これも会社のおかげだと思っている。
働いている時は、不満に思うこともあったけど、私の社会性を育んでくれたのは、間違いなく会社だったから。


ヒトから見れば、無駄だらけで、まわり道のように見えるかもしれないが、私にとって、経験してきたことのすべてが糧になっている。
人生に無駄はないというが、ココロからそう思えている。


20代の頃には全く予想していなかった人生を歩んでいるけれど、今、私はとてもしあわせだ。


なんでそんなに頑張ってるの?
私なら絶対にそんなことしない
いいね、好きなことできて

色々言われたりして、傷つくこともあったけど、後悔だけはしたくないので、やりたいことはすべてやろうと決めている。
何かを理由にあきらめるのが嫌だし、自分に言い訳をしたくないから。



「人生のハンドルは自分で握る、誰にも握らせない」
私の人生は「私」のもの。主役は「私」なのだから。

私の人生のドライブは、真っすぐ進めたら良いのかも知れないけれど、ちょっと寄り道するくらいの方が、いいようだ。

人生100年時代。
まだまだ知りたいことや、やりたいことがたくさんある。
ハプニングを楽しみながら、その歩みをとめるつもりはない。


もし、自分の生き方に自信が無かったり、不安を抱いているのなら、自分の人生の主役は誰なのか、そして、ちゃんとハンドル握っている?誰かに握らせて運転させてない?自動運転にしてない?と自問してみて。


大丈夫。気付いた時にハンドルを握りなおして、自分のペースで運転すれば良いだけだから。




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助産師ゆかり
パラレルキャリアをもつフリーランス助産師です。歩くパワースポットと呼ばれるくらい幸運体質な私が、妊娠/出産/子育て/女性の健康/の情報発信と日々のくらしのよしなごとをエッセイでつづっています。サポートしていただけたら最高にうれしいです!