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【助産師監修】妊婦の腰痛はいつまで?原因と対策を徹底解説!
こんにちは!助産師ちるです!今回は、多くの妊婦さんが経験する腰痛について、詳しくお話ししていきますね。実は、妊婦さんの約80%が経験するという腰痛…。「みんな経験するものだから」と放っておくと危険なこともあるんです…!!今回は、その原因から対策まで、わかりやすくご説明していきます!
妊婦さんの腰痛はなぜ起こる?時期別の症状と原因
妊娠中の腰痛って、いつ頃から始まるのでしょうか?実は、妊娠初期から後期まで、どの時期でも起こる可能性があるんです。特に多いのは中期から後期にかけて。その原因は大きく分けて4つあります。
妊娠時期別の腰痛の特徴
1.妊娠初期(〜13週)
ホルモンの影響で靭帯が緩みやすくなります
まだお腹は目立たないのに腰痛が...という方も
2.妊娠中期(14~27週)
体重増加が始まり、腰への負担が増えてきます
姿勢の変化も出始める時期です
3.妊娠後期(28週〜)
お腹の重みが最大に
姿勢の変化や筋力低下も重なって、最も腰痛を感じやすい時期です
自分でできる!妊婦の腰痛改善法6つ
腰痛、なんとかしたいですよね。実は、自宅でもできる対策がたくさんあるんです。
1. 正しい姿勢を意識しよう
立つ時は重心を意識
座る時は背もたれにしっかりもたれる
寝る時は横向きで、膝の間にクッション
2. 運動で体を整えよう
ゆっくりウォーキング
マタニティヨガ
水中運動
※必ず主治医に相談してからはじめてくださいね
3. ストレッチ&マッサージを取り入れよう
四つん這いでの骨盤ストレッチ
お尻のストレッチ
やさしいセルフマッサージ
腰痛対策グッズの賢い選び方
妊婦さんの味方、腰痛対策グッズ。でも、使い方を間違えると逆効果になることも。正しい選び方と使い方をマスターしましょう!
おすすめの腰痛対策グッズ
1.骨盤ベルト
サイズ調整ができるものを選ぶ
⇒締めすぎない!ゆるすぎない!が重要
2.マタニティクッション
体型に合わせて形が変えられるもの
⇒横寝時の必需品です
3.マタニティシューズ
クッション性重視
⇒かかとの低いものを選びましょう
【要注意】病院に行くべき腰痛の症状とは?
ほとんどの腰痛は自然に良くなっていきますが、中には病院に行った方がいい場合も。以下の症状がある場合は、要注意です。
激しい痛みで動けない
出血や腹痛を伴う
足のしびれや脱力感がある
転倒した後の腰痛
発熱を伴う
産後の腰痛はいつまで?回復のタイムライン
「出産したら腰痛は終わり?」実は、産後もしばらく続くことが多いんです。でも、徐々に良くなっていきますよ。
産後の回復時期の目安
産後1〜2週間:まだまだ痛みは強め
産後1〜2ヶ月:少しずつ楽に
産後3〜6ヶ月:多くの方が改善
産後6ヶ月以降:ほとんどの方が回復
最後に一言。妊娠中の腰痛は我慢せず、積極的にケアすることが大切です。セルフケアで解決できない時は、プロにしっかりと頼っていきましょう!困ったときは、遠慮なく担当医や助産師に相談してくださいね。赤ちゃんと一緒に、快適な妊婦生活を過ごしていきましょう!
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