【BOYS PLANET】♬리무진(Limousine) - BE'O の練習生が作った歌詞が刺さりすぎて生きていけない【日本語訳】
こんばんは、Susanです。みなさんお元気ですか?
ハマったが最後、怒涛の連日更新です!
先日のボイプラ第7話を観た瞬間から、Limousineチームが良すぎて完全に息の根を止められ、早急に自分で歌詞を調べないといけないと思ったので、原曲とBOYS PLANETのパフォーマンスの両方を何度も聞きながら、ポチポチと翻訳機を使って、歌詞を日本語に直しました。
原曲はボイプラの課題曲になったと判明した時点で、歌詞を含めて予習してたんですが、、、アントニー、クリスティアン、パク・ジフの3人で作り上げた『Limousine』があまりにも良すぎて、放送を観た時点で大号泣案件でした。まじで.........本当に.........今の彼らにしか歌えない、あまりにも切なくて、切実で、儚くて、それでも力強い『Limousine』で。こんなの泣くしかないやん。
というわけで、今回は『Limousine』について語り尽くすnoteです!(例によってとても長いです)
♬리무진(Limousine) / BE'O 歌詞
MISSION #2 BOYS PLANET ver.
●が原曲オリジナル歌詞部分
○が練習生作詞歌詞部分
Original ver.
3人が作った 新しい Limousine
3人の切実な想いが詰まった『Limousine』が完成するまで
第6話の中では、彼ら3人がこの楽曲のパフォーマンスをするにあたって、原曲の歌詞にどんな意味が込められているのか話し合うシーンがありました。原曲の『Limousine』は、苦労の先に夢を叶えて成功した男の話を描いた歌詞です。
そこで、ジフは「原曲は成功した時の話だけど、僕たちは練習生(=夢を叶えていない、成功していない)なので、"必ずデビューするんだ"」という思いを込めたいと話し、それにクリスティアンが「でもまだデビューはしていない、まだしてない時の視点で歌詞を書こう」と提案しました。
この時、ジフが「僕らはデビューには程遠い」と発言していて、楽曲が決まった当時に発表されていた第一回生存発表式の順位では、パク・ジフが44位、クリスティアンが37位、アントニーが31位と、第二回生存発表式では脱落してしまう順位でした。3人は意見を出し合い、デビュー前の練習生の話(今の自分達、デビューへの気持ち)を歌詞にしようと決め、それぞれラップの作詞をします。
当初考えた歌詞の一部は、第7話で公開されていました。
しかし、この時の歌詞は意味が伝わりにくいとマスターに指摘を受け、自分たちの伝えたい意図が伝わるように、もっと率直で分かりやすい歌詞へと変更されていくことになりました。ここで、3人で一緒に共通のストーリーを伝えるように歌詞を書いていこうとなります。
そして最終的に、アントニー、クリスティアン、パク・ジフの3人が作ったラップは、この3人がそれぞれ【BOYS PLANET】というオーディション番組を通して、経験したこと、感じたこと、そして伝えたいことが、ぎゅっと詰まっているものになりました。
歌詞を書き直す過程においても、Gグループのアントニーが韓国語でラップを作ることに難航している時にジフが手助けする姿が見られたり、終始3人は話し合いながら、とても良い雰囲気で課題曲に向けて取り組んでいたように感じました。
オリジナル歌詞との比較
ここからは、実際に披露されたBOYS PLANET ver. とオリジナル ver. の歌詞を比較してみます。正直なところ韓国語はほとんど分からないので、ラップの韻を踏んでいる母音が原曲と同じように合わせられているのか、など細かい部分があまり分かりませんでした。もし分かる人がいたら教えて欲しい。
また私が勝手に受け取った、彼らが歌詞に込めた想いをつらつらと激重な感情に載せて語りまくります。あくまでも私の解釈なので、本当に勝手に語ります。
●が原曲オリジナル歌詞
○が練習生作詞歌詞
クリスティアン作詞部分
クリスティアンの作詞部分は、聴感が割と原曲に沿っている感じがあって聴き取りやすいラップだなというのが第一印象でした。あと、英語・韓国語・中国語のバランスが秀逸すぎる。韓国語の合間に入ってくる英語のカッコよさがえぐー!ってなりました。そして、ここでラップに母国語の中国語を入れてくるのはBOYS PLANETで吹き荒れる中華アンチに負けず、中国人としての誇りやアイデンティティを示す意志を感じてまじでカッコよかった。
『なりたかった姿になれていない自分』に『ごめんね、心痛くて』と返す歌詞も、なんかめっちゃ練習生の悲痛な叫びに聞こえて、こっちの心が痛かったし、ブッ刺さる歌詞だなぁと。それでも『諦めることは絶対にできない』と続くのが、本当にどの練習生にも当てはまるような状況に思えて、そんなの泣くしかないやん!ってなりました。ちなみに私は大号泣しました。
あとは、なんと言っても最後の『外でアンチも待ってろ』が良すぎました。エムネの悪編にも負けず、アンチの酷い言葉にも負けず、ここで歌詞にブチ込んでくれて本当にありがとうって気持ちしかなかった。やっぱクリスティアン最高。私はクリスティアンが大好き。
パク·ジフ作詞部分
ジフの作詞部分は音数があまり多くなかったのもあり、すごくシンプルで分かりやすいメッセージだなと感じました。第7話の本放送でも語られていたように、ジフにとって特別な存在である同じ事務所・同じ学校・同い年の練習生ソビンのことがそのまま歌詞に書かれています。
このことについて説明すると、ジフはソビンと一緒にずっとBOYS PLANETのために準備をしてきていました。最初のスターレベルテストでは、息の合ったパフォーマンスで見事2人ともオールスターを獲得。しかし、そのパフォーマンスは本放送では全カット。スターレベルテストは1,2話で放送されたので、ジフはその悔しさともどかしさを『1、2話は丸ごと編集 その時間なんて無意味』と歌詞に綴ったんですよね。え、こんなの泣ける。
BOYS PLANETを全話追いかけている身としては、十分に理解できる内容です。スターレベルテストはもちろん、グループバトル、今回のデュアルポジションバトルも然り、本放送でピックアップされる練習生の偏りはえげつない。意図的に出番がカットされているような練習生もいますし、本放送だけでは名前と顔が一致しないような練習生がゴロゴロいます。(Youtubeなどのサブコンテンツがなければ、第一回生存発表式で一体あなたは誰?状態の練習生がたくさんいるのが現実......つら......)
いや本当にクリスティアンに続き、ジフもこの理不尽な真実をラップの歌詞にしてくれてありがとうの気持ち。同じ気持ちの練習生、絶対おるよな。分量もらえず、本放送では存在すら気付いてもらえないまま、脱落したかもしれない練習生たち。彼らを思うと居た堪れない。『拳をぎゅっと握って 生き残って まだここにいる』ジフにしか歌えないラップだったし、最高にカッコよかった。
そして、彼が『Limousine』の世界観をよく理解しているからこそ、この歌詞なんだろうなぁと原曲の歌詞と比較してより感じました。私の勝手な解釈ですけど、原曲の『Limousine』って成功したからこそ言える、過去の自分を貶めた人達へ告げる強気なディスラップじゃないですか。歌い方やパフォーマンスも含めて、その世界観が一番感じ取れる強気な歌詞だったな。『エムネ、こんなに努力して才能のある俺とソビンを編集(カット)して、後悔するのはお前らだぞ(絶対許さん)』的な強い意志を感じる。まぁ全部私の勝手な解釈ですけどね。
あと、歌い出しの『リムジン すっかり 真剣になった』はどういう意味の歌詞なんだろうと考えたんですが、『リムジン=成功の象徴』だと思うので、ジフがいろんな理不尽を経験して『成功するために、今までよりもいっそう真剣(切実)になった』という歌詞なのかなと私は解釈しました。韓国語分からないので、もっと違う解釈があったらぜひ教えて欲しいです。
アントニー作詞部分
アントニーの作詞部分は、原曲ではおそらく掛け合い?でラップを畳み掛けて歌い上げるような部分だったと認識しているんですが、メインポジションがボーカルなのにラップも全部韓国語で頑張ってるー!って感動しました。アントニーのおかげでボイプラ観始めたのもあるし、日プ2の頃から知っているので彼には甘いです。
第7話の本放送の中で、アントニーが歌詞を作るために書き出したノートの内容が映っていました。『会社にも入れて、そのままBOYS PLANETに出ることになった→上手く行っていると思ってた→でも辛いことだらけ』『韓国語で伝えたいことがしっかり伝わらない』『両親への恩返しがしたい→子供の頃から自分のために日本に来てつくしてくれた』『日本語で話せる友達がいない→自分でずっと解決しようとしているけど……』などなど。
それを知ったうえで、この歌詞の内容をみると泣いてしまう。日プ2の時はあんなに無邪気で可愛くてステージを楽しんでいたようだったのに、どんどん現実を突きつけられて、一人でいると涙でいっぱいなほど、彼は疲れてしまっているのかと切ない気持ちになりました。アントニーが本当に限界の状態でこのステージに挑んでるんだなと思ったら、BOYS PLANETでの結果がこれからどうなろうとも、これからもささやかながら応援してあげたい。これが最後じゃないし、アントニーはもっともっと輝けると信じてるからどうかもっと自信を持って、楽しくパフォーマンスしてほしいなと。
でも『Limousine』のパフォーマンスを見守る練習生たちの表情を見ているとみんなそれぞれの感情に見舞われているようにも感じて。実際に自分に与えられた順位と次の生存発表式の間で、同じような気持ちの練習生は多いんだろうと思いました。みんなどうか強く生きてくれ、そしてどうか幸せでいてくれ_____。
ラストサビ前 作詞部分
ラストサビ前のラップは韓国語は全く分かりませんが、原曲と同じ感覚でスッと耳に入ってきたので聴感へのこだわりをかなり感じました。多分語尾の母音を原曲と同じになるようにしてるのかな?ここも作詞してるんだって気付かなかったレベルで違和感がなかったです。
特にクリスティアン歌唱部分の歌詞は秀逸すぎるなと思いました。原曲の『돌고 돌고 돌아 breathing(何度も何度も 呼吸する)』と違う部分で使われている歌詞を引用したり、『이제 쉬어지네 호흡이(やっと深呼吸ができそうだ)』『한숨 가득 찬 레코딩(ため息だらけのレコーディング)』といったように、深呼吸やため息についての歌詞が書かれているのを取り入れて『Breath in Breath out I'll be okay(息を吸って 息を吐いて 俺は大丈夫)』と英語で表現してるの、アレンジ技術が高度すぎて感動しました。
あとはジフ歌唱部分の『그림을 그려 저 바람에 더 이상 꽃잎이 떨어지지 않게(絵を描いて あの風に これ以上 花びらが落ちないように)』の歌詞がちょっと難しくて、どういう意味なのかずっと考えてたんですけど。もしも『もう誰も練習生の夢が理不尽に散らないように願うよ』とか、そんな想いが込められてるんだとしたら、これはもう私の情緒が完全に終わる案件です。まぁ私が勝手に解釈しただけなんですけどね。
しかし、それぞれの歌唱部分についても、歌詞の内容についても、個人ラップとの一貫性や統一感もあって、本当に3人でよく話し合って歌詞を考えたんだろうなという背景も感じられました。
あとはどこまで自分たちで舞台の演出やステージングをしているのか(お願いできるのか)分かりませんが、マイクスタンドに囲まれたステージも素敵だったし、後ろにラップの歌詞が浮かび上がる演出も最高でした。もし自分たちでステージングしてるなら天才だよ。
他にも、中央にお立ち台があって一人ずつセンターで目立つように歌える部分があるよう工夫されていたり、ラップの部分も歌の部分も基本的に大きくパートを分けていたのも印象的だったし、ラストサビ前でいきなり細かく掛け合いになるのがクライマックスに向けて感情的に盛り上がってさらに良かった気がする。あとはバンド伴奏の編曲も好きだったなぁ。
そういった部分も含めて、今回のアントニー、クリスティアン、パク・ジフの3人が魅せてくれたステージは、彼らが本当に切なく力強く輝いていて、私にとっては断トツの一位と言えるくらいに最高でした。
最後に私も伝えたいことがある
というわけで、今回はBOYS PLANETの2nd MISSION STAGEにて披露された『Limousine』について語り尽くすnoteでした。
改めてBOYS PLANETは、人生かけて夢に挑んでる練習生にとっては本当に残酷で過酷な番組だなと痛感しながらも、普通に生きてたら絶対に出会うことのない国境を超えた練習生たちを巡り会わせてくれて、こうやって奇跡のステージを生み出してくれるから、結局観るのやめられないんだよなっていう。
実際に課題曲を通して素敵な楽曲に出会えることも多いし、本当に音楽との出会いを増やしてくれるのも、まじで皮肉だけどサバイバルオーディション番組なんだよね。
あとは、若い男の子達が人生かけて夢に挑む姿からしか得られない栄養素があるって本当なんよ......。こんなおばさんが、番組として消費してごめんねと心の中で思いながら、日々情緒狂わせながら、毎週BOYS PLANET楽しんでます。だからせめてどうか、ここでなかったとしても練習生たちにはみんな幸せになって欲しい。そのくらいは毎日願わせてくれ。
そして改めてこの3人の『Limousine』を聴いて感じたのは、私達が目にしていることだけは番組が切り取ったほんの一部分であって決して真実ではないということ。どんな練習生も誰一人として、ただの一視聴者でしかないファンから、心無い悪口を言われたりアンチを受けたりする存在ではないということ。
私達は確かに彼等をデビューさせるための投票権を持っているし、BOYS PLANETは100%視聴者(スタークリエイター)による投票によってデビューメンバーが決まるという事実がある。だからといって、自分の推しが脱落するかもしれないという危機感であったり不安感によって、他の練習生の文句や悪口を言ってもいいわけではない。ましてや不特定多数の人の目に触れるようなSNSで堂々とそういった内容を書ける人は、おぬしに人の心はないんか?って思っちゃうのよね。
相手も人間、しかもこんな残酷で過酷な番組の中で私達にエンタメとして消費されながら、それでも人生をかけて夢を追う姿を魅せてくれている天使のような練習生たちですよ!!!って、声を大にして言いたい。
私は特にTwitterをよく使っていますが、気軽に呟けるからか、心無い言葉をよく見かけるように思います。実際は本当に一部の声なんでしょうけど、その一部の声がアホみたいに大きく聞こえるのが事実です。
一度冷静になって考えてみて欲しい。どんな練習生にもその子を一番に好きで応援しているオタクがいることを忘れないで欲しい。オタクにとっても自分の応援している練習生がひどいことを言われてるのを見るのはつらいし、その練習生を応援してることを堂々と言えない雰囲気にされるのは想像以上にしんどい。
逆の立場になって物事を考える想像力を持って欲しい。もしも自分の推しが同じことを言われたら?もしも自分の推しが思わぬ形で、悪いイメージがつくような編集を番組にされたら?明日は我が身かもしれないんだよ......。
まじで全世界のスタークリエイターに言いたいのは、私達の敵は他の練習生ではなくMnetだからな!?!?
それでもどうしても消化しきれない愚痴や悪口があるなら、それは信頼できる友達であったり、不特定多数の人が見えるところではなく鍵アカウントとかで静かに吐き出してくれよな。
これはどの界隈にでも言えるけど、オタクの行動・言動は推しの顔でありイメージなので、そのファンダムの民度は推しの評価にダイレクトに繋がるよってことだけは忘れないで。オタクって繊細な人多いと思うので、誰のオタクが自分の推しの悪口言ってたかなんて絶対に覚えてるし一生忘れないんだからね!!!(これは私です)
要するに伝えたいことは、みんな自分の推しの幸せと明るい未来だけを考えて、魅力をいっぱい発信していこうな!!!オタクもMnetに負けず、ない分量はSNSで生み出して強く生きような!!!
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。好きなものについて語ろうと思うと、とんでもない長文になってしまいました。私は大変満足しております。言い残したことは、たぶんない。
では、第二回生存発表式まで生きた心地のしない、ボイプラズブ沼オタクからの長文noteでした。
また会う日まで、사랑해요~!!!
2023.03.19.
Susan
おまけ
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