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【24点】ドラゴンクエストⅥ 幻の大地

作品情報

発売日 : 1995/12/9
ハード : SFC/DS/iOS/Android

世界観

主人公は山奥の村ライフコッドで妹のターニアと2人暮らしをしている青年。

ある日、村長の依頼で年に一度の村祭りに必要な道具を麓の町まで取りに行くことになるが、
その道中で大地に開いた大穴に落ちてしまい別の世界へ行く。

その世界では自分を認識してもらえない奇妙な体験をし、
元の世界に戻りライフコッドで話を聞くと、その世界が「幻の大地」であると判明する。

その後の村祭りで精霊のお告げがあり、主人公は旅立ちを決意する。
旅の道中では主人公と同じ境遇の仲間と行動を共にし、
それぞれ本当の自分自身を見つける、
所謂「自分探しの旅」をする。

出典:Wikipedia

良い点

謎が深いストーリー

序盤で主人公は夢の中で知らない人物と魔王のような存在と闘う夢を見る
犬は気づいているようだが人間に気づかれていない

序盤から知らない人と共に魔王と闘う夢を見たり、自分の姿が相手に見えない現象になったりと謎の多いストーリーで先が気になる作りになっています。

自由が高い

中盤までは一本道で進行しますが、中盤以降は行動範囲が広がり自由な順番でクエストを進行することが出来ます。

マップが広い

自分が住む世界とは別の異世界のマップが何種類も存在し、マップとしてはシリーズ屈指です。


悪い点

ストーリーやや難解

良い点としてストーリーを挙げていますが、悪い点としてもストーリーが入ってきます。

詳しく言及するのは避けますが、
シナリオが細かく作られており様々な土地へ移動できます。
その移動が多いために混乱する人も多いようです。

特に中盤以降は目的地が明確に示されませんので、
平日は遊ばず土日だけ攻略するなどプレイする日数をあけてしまった場合、
中途半端な場所でセーブしてしまうと次何をするのか覚えてない可能性も出てきます。

転職システム

大半の人が好きだと思いますが、僕はこのシステムがあまり好きではありませんので悪い点として挙げています。

理由としては転職するとレベル1からになったりするゲームが多く、転職するまでレベルは上げないでおこうなどの楽しむ以外に合理的な計算が入ってしまうからです。

DQ6はレベルが1にならない代わりに熟練度というシステムがあり、自分の格下以外のモンスターを倒すことで熟練度があがります。
特定の職業の熟練度をMAXまで上げると上級職に転職できます。(武闘家と戦士をMAXまで上げると上級職のバトルマスターなど)

ネトゲとかだと効率厨にも程があるくらい合理的に進めたくなるんだけどなんでだろうな?

強いキャラと弱いキャラがはっきりしている

明らかに強すぎるキャラがいるのと、弱すぎるキャラがいます。
特にシナリオ上では強キャラに見せかけて実際は弱かったりするので拍子抜けを喰らう。


総評

考察され続けるドラクエ

DQ4のレビューでストーリー設定の全てを説明されない良さがあると書きましたが今回もそういった作品です。

遠回しな表現、ぼかされているエピソードが多く、そのままエンディングを迎えるためよくドラクエファンの間で議論になったりしています。
このように考察の余地を適度な塩梅で残すのは良い作品の特徴です。

#心に残ったゲーム
#連休にやりたいゲーム

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