彼女の信念を目撃した 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE感想
人間の心理状態を数値化して、管理できるようになった近未来社会を舞台に、刑事たちの闘いを描くテレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ。
2012年の地上波放送当時からずっと見てたので、シリーズの集大成と言われている最新作も、もちろん公開日に半休取って見てきました。
まだ見てない人やネタバレNGの人は読まない方がいいと思います。
以下、感想です。
本作が、SS3と第三期の間の話だと聞いたときからものすごく楽しみにしてた!!!!!
第三期の中で、わからなかった空白期間のことが描かれるんだって。
第三期とFIRST INSPECTOR見た時、ずっとずっと朱ちゃんがなぜ幽閉されてるのか?慎導篤志って何者だったの?っていう謎の部分、友達とか先輩と真剣に考察してて、本当に気になってた。(小説読めてないし、頭もよくないからもちろん外れたけど…)
当時、考察を先輩に送り付けた時の抜粋画像(笑
で、この考察がまるっと間違えてたことが、今作で明らかになりました。
それがこんなに辛い内容だなんて思ってなかった。
私はサイコパスシリーズだと第一期が特に好きで、常守朱/狡噛慎也/槙島聖護、三者三様の考えや行動が交錯するのが特に見どころで、意見のすれ違いは残酷でもある部分だったと思う。
近未来の話だから私の想像に及ばない範囲の話も多いけど、それぞれの考えを全否定できない。
それぞれの考えのどこかには、そういうこともあるよね。と思わされてしまう。例えそれが人を殺すことを厭わない人間の言葉だとしても。
三人の中でも常守朱は、現代社会に生きる人間が考える「正義」という思想にもっとも近い人、という印象があった。
私もしいていうなら、朱ちゃんに一番感情移入してたんだろうな、と思う。
だから、最後涙が止まらなかった。
「私は、私にしかできないやり方で」
この選択しかなかったのか。って。
でもこれまで10年間朱ちゃんを見てきたから、これが求める結果を最短で得られる選択だし、朱ちゃんにしかできないことだっていうことも、すごくよくわかる。
そこに彼女の強い信念があることも。
でも気持ちが追い付かない。
シーンは進む。
彼女は逮捕され、収容された。
収容施設で一人になってから、朱ちゃんが泣いた時にはもうだめだった。
狡噛さんの最後のセリフは第三期につながる。
本作の内容を知ったうえで見る第三期はまた違った印象になりそうだな。
こんなに感情移入して映画を見たこと、最近あったかな?
10年分の想いが乗っかってたと思う。
シリーズ全作見直すぞ!
シーズン4、心待ちにしています。