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バスケと私

私はバスケ経験がない。
でも、約20年間バスケ観戦を趣味としてきた。

そんな私がバスケ沼にハマった経緯や、シーホース三河への愛についてなどを語っていく。

かつての私のように「興味はあるけど、ルールすら分からないんだよなー」と思っている方に向けたメッセージも書いてみた。

少しでも気になる方は読んでみてください。
バスケ好きの方や三河ブースターさんもぜひ!


私について

ニックネームは『むーむー』
30代のどこにでもいる普通の会社員だ。
1番の趣味はバスケ観戦。

でも実はバスケ部に所属したことがない。
しかし中学生の頃、バスケ部の誰よりもNBAに詳しかった。

空手サッカーハンドボール水泳を経験してきた。
しかし中学生の頃からバスケ観戦が趣味だ。

あなた「じゃあバスケ部入れよ」
わたし「うん、わかるわかる、君の気持ち、わかる」


正確に言うと、高校入学してすぐにバスケ部に入ろうとしたのよ!

夢のバスケ部。
あぁようやく大好きなバスケをやれるんだ。
期待に胸を膨らませ、スキップで部活へ行く。うふふふ。

これからわたしの夢がはじまるのよ、、!




なんだこれは、、、、、、




そこは、不良に憧れている不良もどきの巣窟だった。

しょぼいルーキーズみたいな感じ。
なんか、もう、練習どころではなかった。

※画像はイメージ




あたたたたたたたた、、、

だめだこりゃ

即退部。
(すぐ辞めたおかげで、このあと最高のバンド活動に青春を捧げられたんだけど、それはまた別の話。)

代わりと言ってはなんだが、近所のフィリピン人たちと頻繁にストリートバスケをしていた。
遊びなのに本気で身体ぶつけてくるっていうね。懐かしい。あいつら元気かな。


バスケとの出会い

中学生の時、友人の家でこのゲームをやった。

ラプターズのカーター!懐かしい!

最近のNBAのゲームは、普段ゲームをやり慣れてない私には難しくて楽しめないが、当時のものは訳が違う。

ピポットでジャブステップをちょいとすると、敵の身体が「へにぁ〜ん」と傾くのだ!すかさずドライブからのダンク!
うおぉぉチョロすぎ!バスケたのしいいい!!!

楽しくて自分でもこのゲームを買い、飽きもせずひたすら遊んでいた。


ハンドボール部なのに、バスケ(のゲーム)に夢中な私に、姉がBSでNBAの試合が放送していることを教えてくれた。


ゲームじゃなくて本当のNBA。確かに気になる。ゲームおもろいし。

そうして初めて観たのはフェニックス・サンズの試合。

スティーブ・ナッシュに心を奪われた。
ちょうどナッシュがシーズンMVPを受賞した年で、ラン&ガンで旋風を巻き起こしていた時期だ。

素人にも分かる華麗なアシスト、大量得点、めまぐるしい試合展開に、胸を撃ち抜かれた。ずきゅん

ここから私はバスケ観戦という沼に落ちた。


NBAという沼

沼に落ちてからの行動力には定評のある私だ。

BSの試合は全て録画し、雑誌ダンクシュートを購読。
NBAヒストリーなるNBAの歴史をまとめたDVDも観まくった。
選手名は例のゲームで覚えたと思う。

学校ではバスケ部たちとNBA談義をし、ハンドの試合で史上初めてエルボーパスして怒られたハンド部員だ。たぶん。
自宅の部屋にはダンクシュートのおまけのポスターだらけ。
そんな感じで日常にNBAが溢れていった。楽しかったなあ。

ルールとか戦術とか、今思うと全然分かっていなかったけど、とにかくカッコいい選手たちに憧れて、とにかく試合を観て、とにかく夢中に楽しんだ。

当時のお気に入りの選手は、ナッシュはもちろん、ウェイドやメロも好きだったな。
なんかレブロンはそんなだったな。今は大好き。

学生時代は割とそんな感じで観続けていた。
社会人になって忙しくて、少し離れちゃった時期もあるけど、毎年出来るだけプレーオフの注目試合は観戦している。

ちなみに今の推しはアントマンだ。たまらなくカッコいい。


シーホース三河との出会い

はじまりはBリーグ2年目。17-18シーズン。
そのとき既にNBA観戦歴は10年以上。
NBAにしか興味がなく、国内リーグには目もくれていなかった。

私は仕事で愛知県刈谷市に配属されていた。

上司「そんなにバスケ好きならシーホース三河の試合観に行ったら?」
私「なんですかそれ?」

この会話で初めて存在を知った。
シーホース三河はここ刈谷市をホームタウンとしているため、バスケに興味がない上司でも知っているくらい認知度が高かったようだ。

とある休日、本当に軽い気持ちで試合を観に行くことにした。
でも特に期待はしていなかった。
NBAしか観てこなかった私に、日本のバスケが楽しめるのかなーなんて思っていたから。
まぁ正直に言うとナメていた。(ごめんなさい)


席近っっっ!!!え!!迫力すご!!!かっこえええええ!!!!!

なんだこれ!生で観るバスケおもしれええええ!


あんだけNBAをテレビで観てきて、生で試合観戦するのは初めてだったからね。
それはもう別物かってくらい新鮮で楽しかった。興奮したわーあれは。

ちゃんと言うね。

ナメてすんませんっした!!
日本のバスケも最高っす!!!!!


当時の三河は、竜馬・比江島・金丸・JR・バッツという今思えば夢のような布陣。

対戦相手は新潟アルビレックス。
五十嵐・ガードナーの2メンが強烈だった。(まさかガードナーが味方になるとはね)

会場の演出も興奮を搔き立てた。
特にコバタクさんのMC本当に大好き。。


そんな中、私が心を奪われたのは桜木ジェイアールだった。

ポストプレーからの得点や変幻自在のアシストに、胸を撃ち抜かれた。ずきゅん


三河沼にズブズブ

初観戦のその日うちにブースタークラブ会員になった、当然だ。定評通り。
バスケットライブにも入会して、この日からの公式戦は全試合チェックしている。

次第にオルトンや金丸など、他の選手も好きになっていった。
そんなこんなで私はシーホース三河箱推しブースターになったのだ。


NBAだけを観ている時は、特定のチームだけを応援することはなかった。
日本だと気軽に生観戦できるし、住んでいる場所から近いと、より愛着に繋がりやすいと思う。
そういう意味でも、私が三河にハマる土壌(沼地)は、とんでもなく整っていて、まんまとズブズブ刺さっていったんだと思う。

高校の時にアルバイトしていた飲食店の店長が、中日ドラゴンズが負けると不機嫌になったり、友達に誘われて行ったJリーグの試合で、負けたチームのサポーターが帰り道で「くそが!おあああああ!」と叫んでいたのも、今なら少し分かる。叫ばないけど。

応援しているチームのことを『自分のこと』と捉えるマインドになっていく。
一緒に戦っている、と思っている。

大人になって、社会人になって、楽しい日常を送っているつもりだけど、強い喜怒哀楽を感じることは子どもの時より減ったと思う。
でも三河の試合となると、本気で悔しいし嬉しい。
そういう部分でも、日常に彩りを与えてくれて本当に感謝です。

応援し始めた17-18シーズンから、本当にいろんなことがあった。

全体勝率1位からのCS敗退、天皇杯決勝での惨敗、MVPの退団(2回も)、CSに出れないシーズン…

観ていて辛くなる試合も数え切れないほどあった。
「もう嫌だ、こんな気持ちになるくらいなら応援なんか辞めよう」って何度思ったか。

それでも、三河が負けると、どうしようもなく悔しいんだよなあ。
この込み上げる感情が愛してしまっている証拠だよね。
もうね、細胞のひとつひとつから三河のブースターになってしまったんだよ。
楽しいことも辛いことも分かち合ってこそのブースターだ。勝っても負けても大好きだ!!

私は三河が優勝するまでは何がなんでも死なないぞ!
推しと喜びを分かち合うまでは絶対に!

共に頂点へ!!うおおおおおおおお!!!



…なんか書きながらすごく興奮しちゃったけど、辛いことばっかり!みたいに書いてる気がしてきた。
あの、基本楽しく観させてもらってるので、はい、その、、これからも影ながら応援していきますので、よろしくお願いします。はい。


たまにはこうやって昔を思い出すのもいいですな。
各シーズンの思い出とか振り返っていくのとか楽しそうだなって今書きながら思った。オフシーズンにでも書こうかな。


試合の感想を書く理由

さっきも書いたように、シーホース三河の試合は17-18シーズンの途中から公式戦全試合チェックしている。

合計すると恐ろしい時間を費やしていることになる。
私にとって最高の時間の使い方には違いないが、どうしたって全試合を記憶に留めておくことは不可能。

本当は、出来ることなら、全試合覚えておきたい。
その時思ったこと、感じたこと、忘れずにいたい。

でも覚えられないからnoteで記録を残すことにした。
XやThreadsは嫌でもネガティブな投稿が目に入ってくるからあまり見ないようにしてて、でも文章書くのは昔から好きだからnoteを選んでみた。(試合の感想以外にも書いてみたかったし)
今のところ楽しいから続けられそう。
いつか振り返って読んでみたら絶対楽しいよこれ!主にわたしが!


思ったことを正直に書いてしまうことがあるかもしれませんが、私はリスペクトを欠いた誹謗中傷は絶対にしません。
一緒にバスケ観戦ライフを楽しみましょう!
もし興味を持っていただけたらフォローお願いします!

他のブースターさんの感想記事もたくさん見たいので、気が向いたらあなたも始めてみてください!
特に三河ブースターさん!あなたに直接語りかけています!


さいごに、バスケの知識が無い方へ

Bリーグやオリンピックをきっかけに「バスケに興味を持ったけど、バスケ部じゃなかったし、ルールもよく分かんないんだよなあ、楽しめるかなあ、、」
と思っているあなたへ

すごくわかる。私もバスケ部じゃなかったからね。
ハマった当時はスラムダンクも読んだことなかったし。
そこから約20年バスケ観戦を続けてきた私の結論。


マジで何も知らなくても大丈夫。
気にせず試合を観に行こう。


そう言える根拠を説明します。

中学の友達でNBAのピストンズというチームが好きな子がいた。
当時のピストンズの特徴は、何といっても鉄壁のディフェンス。

私はバスケ部じゃないし、戦術以前にルールすら怪しかったから、ディフェンスが凄いと言われても当然ピンと来ない。
(同じ理由でスパーズもわからなかった。超強かったのに。でもジノビリは好きだった。)

難しいことはよくわからん!
とにかく派手なダンクとアシストが見たい!

そんな感じで、当時バスケを浅い目線でしか観れていなかった。

でもそんなことは全く関係ない。
未経験・無知識な中学生を夢中にさせるほどの魅力が、バスケにはある!

戦術を楽しむのも、バスケ観戦のひとつの要素にすぎない。
多少知識があれば、より楽しむことが出来るかもしれないけど、それは学びたくなったらでも遅くない。

だってどんな人でも楽しめなければ、ここまで長年世界中で愛されるスポーツになっていないよね。

楽しみ方は人それぞれ。
派手なプレーでも、選手の顔が好きでも、何でもいい。自由に楽しもう。

だからとにかくバスケを観よう。最高に楽しいから。


楽しむコツをひとつお伝えするなら、推しを見つけるのがいいかもしれない。

チームでも選手個人でもいい。
見つけたら現地観戦でエールを贈るも良し、写真を撮るも良し、ただ見守るだけでも良し。推し方は自由で無限。

推しがいれば試合を観る明確な理由になる。
とにかく試合をたくさん観ていけば勝手にルールも分かってくるし、対戦相手の特徴に気付いてきたり、どんどん楽しめる要素が増えてくる。

でもその推しの探し方が分かんないよ!とお困りのあなたに、優しい私が、更なるアドバイスを授ける。

Bリーグにシーホース三河というチームがあってだな、これが超オススメなんだ。
初心者はまずここから入るべきだね、うん、間違いない。最高のチームなんだから。もうね全人類が推すべき。

とりあえず公式HP貼っとくからチェックしてみてくれ。
そして試合を現地観戦するんだ。
後悔することになるだろう。なんで今まで知らなかったんだろうってね。