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妊娠タイミングを逃すのは、知識不足か仕事のせいか。②

ヘルスリテラシーの高低が、望んだ時期に妊娠できるかどうかに大きく影響するそうです。その差は1.9倍。特に、パートナーとの性相談ができているかどうかと関連性が高いそう。

ヘルスリテラシーとは、「女性が健康を促進し維持するため、必要な情報 にアクセスし、理解し、活用していくための能力」と、働く女性の健康増進調査 2018(日本医療政策機構)では定義されています。女性の健康情報を正しくあつめ選択できるか、月経セルフケアができるか、女性の体に関する知識があるか、パートナーとの性相談ができているかの4つの尺度があります。

妊娠する仕組み、年齢による変化など、なんとなくは知っていても正しい知識を得る機会って、自分で情報をとりにいかないとなかなか無いですよね。

しかも、巷では30後半から40代の芸能人がバンバン妊娠しているニュースが溢れているため、それが当たり前なことだと思ってしまう。私もそうでした。

実際に多くの方が年齢が高くても妊娠・出産されてますし、自分もそうなので間違いではないと思うのですが、それが知識不足や仕事のせいであっては、大変勿体ないと思うのです。

若い時は、自分の体のことなど二の次で、仕事と遊びに夢中でした。あの時があるから今がある、とも思うし、一方でもっと早く人生について考えることができたなら、とも思います。

でも人生について考えるって、結構難易度高くないですか?

しかも私みたいなその場を生きている人間には、自発的に考えるなんて無理ってもんです。

高校や大学で、人生について考える機会があるとその後の人生が変わってくると思います。リクルートのブライダル総研では、学生向けに結婚や家庭のことに関して真剣に考えるという『ライフデザイン講座』というものを行っているようです。こういう機会に巡り合える学生さんはラッキーですね。

https://souken.zexy.net/souken/lifedesign.html

結婚をする、しない、子供を持つ、持たない、養子をもらう、など様々な選択肢があると思いますが、子供に関してはどうしても年齢が若いほど有利になるのは事実。

一方で女性の多くが働き、仕事にやりがいを感じている中で、折り合いがつけられず外部要因によってタイミングを逸してしまったり、知識が無く知らなかったばかりに可能性を狭めてしまう人が一人でも減ったらいいな、と思う今日この頃です。


出典:特定非営利活動法人 日本医療政策機構


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