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自分カメラ史(覚書)

▼はじまりのカメラ
なぜかニコンFが実家にあった。
理由は?当時は小学2年生ぐらい。
なぜか旅行(当然家族旅行)へ行くのに、カメラが持ちたいと思い父に話をしたんだと思う(記憶なし)。
そこで、手にしたのがニコンのF。
・(なんじゃこれ重い?※50mmレンズ付きで1kgは超えてたと思う)
・(シャッター押すのは気持ち良い ※今とは相当に異なる)
そんなあまり記憶はないが一番の思い出は、旅の始まりの電車をカメラで撮影でもしようと想いカメラを構えると大人たちがこぞって…
「…僕、良いカメラ持ってるね…」と声をかけてくれて、嬉しくなった気がした事。
 (決して、自分が偉うなった訳ではないのだが、今で言うブランド力の1つなんだと思う。
ただ、私にとっては重いカメラで、すべてマニュアルで何が撮れていたかも?

▼その後のカメラ
なぜか、理由は?だが、その後もカメラは好きになっていく。
とは言ってもあまりにも重いので、コニカの小型35mmカメラを借りていたと思う。
記憶にあるのは・・・
 ・110mmカメラ/横長で四角いカメラだった
 ・PENTAX ME ※ニコンFの重さが嫌でこれに
 (今、おもってもペンタックスは軽くて良かった)
 ・CANON AE-1
 (絞り優先AEが好きだったので、シャッター速度優先には違和感あったな…※父親がゴルフの景品とかでもらったと思う)
 ・CANON New F-1 
 (中2のクリスマスになぜが父が勝ってくれた)
良いカメラだった。あたりまえだけど。
相当持ち続けた、大人になっても、初めて、望遠ズームも自分のお金(お年玉+家の掃除とか)で買ったと思う。中学時代は写真も好きだけど、釣りも好きでよく行っていた。中学生の小遣いでは、現像のお金が結構高額だったと思う。当時はまだ、カメラ屋があった時代だった。
高校生になった時、写真が好きで「専門学校」か「日大芸術学部」へ行きたかったが、実家から離れる事は環境的に無理。専門学校は反対圧力も大きく、なんか適当に大学(入れる大学)へ行ったな…。途中でやめたけど。

会社に就職してし、カメラは時々触る程度。NewF-1を触っていた。特に、不満などもないし、よく映ったカメラだと思う。その後、カメラは好きで時々撮影していたぐらいだけど、沖縄が好きになって写真撮影しにも行った。フィルムもネガだけでなく、ポジフィルムも使って現像後のスライドの楽しみも知った。

就職して、少しお金的な余裕も有ったので2003年~2005年はフィルムカメラを色々と手にしていた気がする。中古カメラを買っては売り、勝っては売りという感じで。記憶のままに思い出すと…

▼フィルムカメラ色々 
 ・コンタックスG1、G2
 ・富士TX-1(パノラマ機)(これ良かった。今も欲しい)
 ・コンタックス S2
 ・コンタックス Aria
  (この頃はコンタックスが好きで、肌色の発色に感動してた)
 ・ミノルタTC-1(カッコ良い小型カメラだった)
 ・EOS 1V(これは最高だった。フラッグシップの味を知った)
 ・ライツミノルタCL
 ・ライカM6(当時は安かった。M6は特に)
 ・ハッセルブラッド500C/M (フィルムカメラが安い時代)
ここまではフィルムカメラを使ってた。35mmはネガ、ポジ。
中型カメラも触りたくてハッセルも買った。
当時、デジタル一眼レフが使える感じになってきていて、フィルムカメラが値段が落ち始める状況だったと思う。

▼デジタルカメラへ
2004~5年ごろ、フィルムカメラをすべて売って、デジタルカメラへ変えた。マウントはキヤノンの影響が強く、デジタルカメラも良くできていたのでキヤノンにした。
 ・CANON EOS 10D DIGITAL (初のデジタル一眼)
 ・CANON EOS1D(これも画素数は少なかったが、最高のタッチ感覚だった。指先とシャッターの一体感。「脳」と「感情」と「指先」が一本の糸でつながるような感覚を感じた。やっぱり、フラッグシップはすごいと思う。今でも。)
 ・CANON EOS Kiss Digital (サブ)
この当時、レンズも多かった。17-40mm、70-200mmとかいろいろ使った。
 ・CANON 5D Ⅱ (これは名機だった。動画性能も良かった)
軽いデジタルも欲しかったのでオリンパスも何台か使用した。
 ・olympus E-3
 ・olympus E-330
ペンタックスやミノルタも使った(すぐに中古で買い替えたが)
 ・PENTAX K10D、K20D
 ・ミノルタ α-7 DIGITAL(ボディ内手振れ補正が画期的)

▼さよならCANON
2015年に有る事をキッカケにCANON(オリンパスも)を辞めた。そして購入したのは
 ・SONY α7Ⅱ
小さくて画期的だった。バッテリーの消耗が凄かったが。ただ、何かしっくりこなかった。やはり、CANONのフラッグシップで感じたあの感覚が忘れられないというのは有ったな…

▼SONYも一時休止。オリンパスさん、ニコンさんこんにちは。
当時の仕事の関係もあって、軽いカメラが良かった。SONYも良かったが、軽くて、耐久性能が高いカメラが欲しくで、マイクロフォーサーズのオリンパスへ移行。
 ・OM-D E-M5
 ・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
そして、平行でニコンへ
 ・ニコンD500
 ・ニコンDf
 ・ニコン F3 (これは、再びの思い出用に。今も有り)
普段使いの小型が欲しくて
 ・リコーGRⅲ
オリンパスの耐久性はすごかった。雨でもへっちゃらだった。加えてレンズが良かった。今、OM-1が発売され気になる。
ニコンはフラッグシップ機への憧れ。D500は良いカメラでこれで買い替えは終わるだろうな…とその時は思っていた(その時は…)。Dfはいまだに良いカメラだったと思う。シャッター音が最高で、あの音を超えるカメラはまだないな…と思う。
私にとって「操作感」と「シャッター音」が重要でデジタルカメラではDfは別格。

▼すこしフジフィルムを挟む
レンジファインダースタイルへの憧れ。 
 ・フジフィルム X-pro2
 ・フジフィルム X-100S
一時期使用した。X-pro2は発売されてすぐに購入したが、トラブルに泣かされた。初期不良。やっぱり、あるんだな…と思う。設定が電源を切ると全部飛ぶという最低の状況で2か月ほど入院してもらう。まあ、手元にD500があったので不便ではなかったが。

▼再びのSONY。やはりコンタックス(Batis40mm F2)最高
SONYのα7ⅲが発売されて、とにかく評判が良いので購入。このタイミングから周辺ではキャノン、ニコンから離れてSONYへ大移動が始まった状況だった。ミラーレスの利便性向上。バッテリーも大型になり、良く持つようになった。
 ・SONY α7ⅲ
だた、一番大きいのはレンズだと思う。Batis40mmF2 ポートレートをよく撮影するようになっていたが、とにかくコンタックスのこのレンズの映りが良い。それに寄れる。SONYの映り(色)に関しては、正直嫌いだったが、このレンズ+カラー調整ですごく良い色に仕上げる事ができる。
人肌の発色が最高に良く、今のベストセット。

▼再びフジフィルムが加わる
SONYがメイン機種の状況にフジフィルムX-T4が加わる。ただ、静止画というよりは動画機として購入。バリアングル液晶は便利だし、昔の記憶につながるフィルムシミュレーションが泣かせる。最新だが、懐かしい体験ができるのがやっぱ良い。
 ・フジフィルム X-T4
そんな中で、X-E4が発売される。ただ、コロナの影響が大きくとにかく入手困難。ふと中野のフジヤカメラに足を運ぶと…X-E3がある。性能差もあまりないと聞くし、価格も手ごろだったので購入。
 ・フジフィルム X-E3
しばらく、この「α7ⅲ」「X-T4」「X-E3」で過ごしてきたが(といっても1年)最近、X-E4が購入可能な状況になってきた。(いつもの悪い癖が…カメラ+レンズを売ればなんとか帰るしな…)
という訳で「X-E3」が「X-E4」へ。
 ・フジフィルム X-E4

▼今のカメラたち
 ・SONY α7ⅲ
やはりBatis40は神レンズ。このレンズの為に今後も所有すると思う。α7ⅳも出たが、あれは動画機器だな…と思う。セッティングも固定してきたし、扱いも体にしみ込んでいる。
 ・フジフィルム X-T4
基本は動画用で保有しているが、X-E4が良いので買い替えの可能性有り。ただ、フラッグシップの操作性は素晴らしいので、そこが悩みの種ではある。この操作感は良い。
 ・フジフィルム X-E4
とにかく軽い。映りも良い。神レンズと言われる35mmF1.4を同時に購入したが、やはり「神」だった。Batis40とは異なる味だが、フィルムシミュレーションとの組み合わせで最高の色合いを見せてくれる。

持ち歩きのカメラとしては、「フジフィルム X-E4」。ポートレートのメインとして「SONY α7ⅲ」。という状況。
α7ⅲはとにかく、AFが素晴らしい。色も出せるようになってきたし当分はメイン機種だとお思う。ただ、X-E4の操作性に慣れてきたら少し変わるかもしれないと思う今日この頃

▼まとめてみると…(思い返し)
父から与えてもらった「ニコンF」。持ち物で見られ方が変わるコトを知った気がする。そこから、キャノンNEW-F1の文脈は、最高機種(フラッグシップ)は色んな意味で最高というのを知った。
社会人になると、自分のお金を持つことで子どもの頃の憧れのカメラたちとの再会を果たしてく。(フィルム時代)

そして、デジタル一眼との出会い。当時は650万画素で、立ち上がりも悪かったがフィルムがいらない(コストが抑えられる)のは大きかった。
このタイミングで、カメラを売って最新機種を手にれるというスタイルにもはまった。アナログからデジタルへの変革期。

その後は、機能を追い求めていった気がする。「手振れ補正」「AF測距点」「AF瞳優先」「防塵防湿機能」…と物理的な部分。
そして、フィルムの原体験からか「神」レンズとの出会いを楽しむ事もできたと思う。(コンタックス、フジフィルム)

今も大切にしているのは感覚的な部分。シャッターを切る時の「捜査感」「音」は重要にしてるが、今後は難しくなると思う。ミラーレスから機械シャッターレスの時代なので。

撮影被写体は、風景から友人。スーパーカーブームも大きかったし、アイドルを撮影した時もあったな…今はスナップとポートレートが愉しい。
子どもの頃に影響を受けた写真家は「水谷章氏」「ハービー山口氏」。
両名とも「モノクロ」で「人の情、葛藤…」が見える写真だと思う。

発表の場も大きく変わったな…発表というか接しかた。
昔は、写真じゃなきゃ見る事できなかったが、今は画面で完了してしまう事が多い。データとしての写真。
NETも変わっていったし、メディア(媒体)も変わったし。
「重量」が「有る」から「無し」に変わるコトはすごい大きな革命なんだと思う。アナログとデジタルというより、質量の変化が革命だと思う。

▼今後の未来予想図
私のカメラ遍歴の中での普遍性を持つキーワードを上げてみると
 ①フラッグシップ(感覚、操作感、高揚感…)
 ②レンジカメラデザイン(やっぱりMのデザインは好き)
 ③軽さ(今後は結構重要視する項目。仕事の関係で腱鞘炎持ちだし)
 ④ピント性能(これも重要。目が悪くなってきた)
今、有るカメラではすべて網羅は難しいな…。
近いのは「フジフィルムX-pro3」かな。ただ、遊び心が多すぎる液晶は厳しいから、2台は必要かな…と思う。SONYのαシリーズとフジフィルムかな…。
オリンパスOM-1も気になって仕方ないが…。

理想スペックだけでいくと
・最高に軽いGFX-R50後継機(もう出ないと思うが…)
・小型軽量化+手振れ補正
・操作性の向上(もっともっさり感が無くなると嬉しい)
FUJIFILM GFX50S II は思ったよりモッサリしていた、100Sぐらいであれば、まだ許せるのだが。まあ、大型液晶ではそうもいかないだろうな…

発売の可能性が有るのは、SONY α7C(後継機)かな。デザインは嫌いではないが、シャッター音とかが好きになれない。サイズ感はすごく良いが。

そうやって、妄想するのは楽しい。
今月末にはフジフィルムの新しカメラが
発表されるようなので、どんな画像エンジンを積んでくるのか期待しているが、より動画機よりになるんだろうな…と思う。

しかし、なんで写真が好きなんだろうか?
(動画制作も嫌いではないけど、写真の方が好きなんだよな…また、考えてみよ。


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