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子育てを変えた、太陽母ちゃんへの挑戦|2024年のふり返り
こんにちは、ムーです。
noteでは、言語聴覚士として働くムーが、
ASDっ子を含む3兄弟を育てながら、考えたこと・学んだことを発信しています。
2024年も残りわずかとなりました。
今年は、挑戦と新しい出会いにあふれた一年でした。
▷今年がんばったこと・よかったこと
ASDの長男について学び直すきっかけとして、リソースセンターoneの上原芳枝先生の勉強会に参加できたのは、大きな収穫でした。
子どもたちのために働き方を見直したくて、勢いで起業塾を受講しました。
その結果、自分には起業が向いていないことがわかりましたが、目標を持った素敵な方々と出会う貴重な経験ができました。発達っ子を育てるワーママのためのワークショップも開催しました。
ずっと目標だったペアレント・トレーニングも受講することができました。
見る専だったSNSで、ついに発信者としての一歩を踏み出しました。
公認心理師のさとうなほさんと一緒に、「とまり木カフェ」を立ち上げました。
過去3回の育休の中では、一番活動的に過ごせた一年だったと思います。
でも、三男が小さいうちは睡眠時間や体力が削られ、大きくなったら今度は自由時間が減ってしまい、大変なことも多かったです。
「リスキリング」とか言い出したのは誰だ(笑)
▷子育て・療育においての気づき
そんな中、先日ふと思い立って、noteのヘッダーやプロフィールを少し変えました。
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去年までの私は、北風と太陽で例えるなら、まさしく“北風”でした。
いつも怒ってばかりで、怒れば怒るほど子育てはうまくいかず、
長男には「僕は毎日怒られてる気がする」と涙を流させてしまうこともありました。
このままじゃいけない、と思い立ち、
ペアレント・トレーニングで子育てに必要な技術を学びました。
もちろん、まだ上手くいかないこともたくさんあります。
それでも、確実に私は変わったと感じています。その変化を、何よりも子どもたちの姿が教えてくれるからです。
ペアトレを通して気づいたのは、
子育てに本当に必要なのは、
北風のような強い圧力ではなく、太陽のような温かさだということです。
ペアトレの根本には、応用行動分析(ABA)の考え方があります。
つまり、子どもが望ましい行動をしたときに、その行動をしっかりと褒めたり認めたりして強化することで、自然と良い行動が増えていくという方法です。
北風のように「こうしなさい!」と押し付けるだけでは、子どもは反発したり、萎縮してしまったりします。
一方で、太陽のように温かな環境を整え、子どもが「自分からこうしたい」と思えるように導き、その行動を心地よく強化していくと、結果として子ども自身が進んで行動するようになります。
ペアトレで学んだ技術は、まさにこの「太陽の力」を育てるものだったと実感しています。
もちろん、危険な行動や他者を傷つける行動には毅然とした対応が必要です。
ただ、それ以外の場面では、力任せに押さえつけるのではなく、ABAを活用して、子どもたちが自発的に動けるようなアプローチを心がけたいと思います。
来年は、いよいよ仕事復帰が迫っています。
気持ちにも時間にも余裕を持ちながら太陽母ちゃんでいられるのか……
正直、不安もあります。
それでも、体力と気力を大切に温存し、時には自分にご褒美をあげながら、
無理をしない一年を過ごしたいです。
太陽母ちゃんを目指して、
一歩ずつ穏やかに前進していけたらと思います。
この一年、拙い記事を読んでくださり、ありがとうございました!
また来年も、よろしくお願いいたします🌈