ASDっ子/3兄弟の母が、頭の中を言語化してみた。#1
こんにちは、ムーです。
このnoteは、言語聴覚士として働くムーが、ASDっ子を含む3兄弟を育てながら、考えたこと・学んだことを発信しています。
息子の発達障害を疑い、最初に相談窓口に行き始めてから、もう4年が経ちました。
今回は、ASDっ子を育てる働く母であるムーが、これまで感じてきたことを、言葉にしてみようと思います。
というのも、8/25に開催するワークショップには、働く療育ママだけでなく、支援者の方も参加してくださいます。母親支援の重要性や、当事者母の考えに共感を持っていただけることを実感しました。
ワークショップでは、母たちのリアルな悩みや経験を直接お聞きする予定です。
このnoteでは、私自身が今まで感じてきたことの一部をシェアするので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
【休みの調整が大変】
相談窓口も療育も、平日対応が多く、仕事の休みを調整するのが大変です。
数回だったら、もちろん、なんとかします。
母、がんばります。
地域にもよりますが、相談窓口に数ヶ月の待たされることがあります。
これだけ待ち時間が長いというのは、それだけニーズが高いんでしょう。
私も、モヤモヤを抱えながら半年待ちました。
空きが出たから明日どうですか?と聞かれることもあります。
本当はすぐにでも飛びつきたい。
でも、急に仕事を休むのはなかなか難しい…
療育は、ありがたいことに土曜日の枠があります。
しかし、たまたま空きが出たときでないと入ることはできません。
私は、療育や小1の壁を見据えて、休みの取りやすい職場へ転職しました。
【仕事辞めた方がいいのかな】
相談窓口や療育に行き始めると、母が重要ポジションであることを改めて認識しました。
「お母さんは来れますか?」(お父さんではなく)
「お母さん、フルタイムで働いてるんですね…」
「お母さんがお家にいるから、落ち着いたんですよ」(産休中)
私は仕事を続けていいのか…
後ろめたい気持ちがずっとありました。
その気持ちがあるからかもしれません。
すべての言葉が、ネガティブに聞こえてしまいました。
(私の余裕のなさが原因で、支援者の方を責める気持ちはありません!)
【おうちでこれやってくださいね…?!】
息子は手先が不器用で、食具や文房具の持ち方にも課題がありました。
療育では、作業療法を受けました。
私もリハビリの仕事をしているので、
1週間に1回やるだけでは効果が出ないことを知っていました。
自宅での宿題をやらないと意味がない…
作業療法士さんは、家事の手伝いや、100均で買えるものを使ったものなど、生活に沿った課題を提案してくれました。
でも、できませんでした。
平日にスキマ時間なんてほとんどありません。
お手伝いをさせると余計に時間がかかる…
休みの日は、療育当日か、唯一の休息日…
頭では理解していたのですが、
残業が多いフルタイム勤務、2か所の保育園送迎、手のかかる2歳差兄弟の育児をしながらは無理でした。
今回はここまで。
読んでくださって、ありがとうございました!
⚫︎次回以降の予定
次回も、同じテーマを予定しています。
ASDっ子3兄弟の母が頭の中を言語化してみた #2〜3
【療育に行けば、普通になれる…?】
【なんでこんなことがわからないの】
【また癇癪。もうしんどい】
【次の相談日まで、孤独】
【自立した大人になれるんだろうか】
⚫︎ワークショップのご案内
ムーがどうやって変わったのか、ワークショップでお話ししようと思っています!
ぜひご参加をお待ちしています!