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30分間の集中と休憩のサイクルが生産性を高めるポモドーロ・テクニック
集中して仕事や勉強に取り組みたいとき、皆さんはどんな工夫をしていますか?
僕は2025年3月末に簿記2級の資格試験に合格する目標を立てて勉強をしています。
そのときに活用しているのがポモドーロテクニックです。
これは25分の作業+5分の休憩のサイクルを仕事や勉強するときに集中して
取り組みたい人がすぐに始められる時間管理法です。
集中力を継続しながら作業を進めることができます。
やり方はシンプルで以下の順で進めます。
①タイマーを25分セットする
②その時間は集中して作業
③アラームが鳴ったら5分休憩
④①~③を4回繰り返し15~30分の長めの休憩をとる
タイマーがあれば、いつでも始めることができるので
お手軽にできるメリットがあります。
ではどうして集中力を高めることができるのか?
ポイントを3つに絞ってお話をします。
①集中力にもリズムがある
②休憩を挟む
③締め切り効果を発揮する
①集中力にもリズムがある
集中力が高まるときに脳内ホルモンが分泌されて記憶力や集中力を高めてくれます。
しかし、15分〜20分頃でピークに達し、落ち着きます。
そのため、25分の作業は脳内ホルモンのアップダウンのリズムに
合わせて休憩に入ることができる時間帯になります。
②休憩を挟む
短時間の休憩は脳の疲労を軽減して次の作業ではリフレッシュした状態で
取り組むことができます。
また、5分休憩を入れることで創造性や柔軟性が高まり、記憶の定着もおこなわれます。
休憩の間に脳内整理がおこなわれることで新しいアイデアが浮かびやすくなります。
頭を抱えた問題も休憩を挟んで再開すると解決策が見つかることがあります。
休憩時間を活かすためにもなるべく余計な情報をいれないことが効果的です。
スマホは観ずに目を瞑り、耳を塞いで本当に何もしない時間にするのが
おすすめです。
③締め切り効果
ゴールが決まっていると集中力は高まります。
勉強や仕事に期日があることで今の作業に集中できたと感じるのは
身に覚えのあることだと思います。
時間が限られることで今に集中して取り組むことができます。
続いてはこのテクニックを実践して感じたことを共有したいと思います。
①慣れやタスクによって時間を調整する
勉強や仕事にも慣れてくると集中できる時間も伸びてきます。
勉強を始めたころは25分でやっていましたが今では45分まで時間を取ってそのあとに
5分休憩を挟むようにしています。
また単調なタスクや考える時間を作ったときなど、使う時間や作業の難易度によって
使い分けたほうが勝手がよいと感じます。
必ず25分でやると決めつけず、柔軟に調整する工夫が必要と考えます。
補足になりますが決められた時間内のタスクは1つに絞る方が
より集中して取り組めます。
集中力は作業の切り替えのときに下がるからです。
ただし、これも慣れや個人差があります。
試して自分に合うやり方を模索するのも大事だと思うので
試行錯誤しながら自分なりに合うパターンを探しています。
②時間管理の意識が身につく
このテクニックを使って振り返ると自分の進捗を確認することができます。
作業効率を知ることで1セットあたりにどれだけ時間が必要かの目安がわかります。
類似した作業に照らし合わせることで時間配分から進捗の逆算ができるようになります。
これがわかるとゴールまでに何をしないといけないのかどんな工夫が必要になるのか
改善点を見つけて修正することが可能になります。
また人は自分の作業時間を甘く見積もる傾向があります。
第三者から見ると自分の思っている約1.5倍ぐらいズレることがあります。
そうなると30分で終わると思った作業は実は45分もかかることになります。
これを積み重ねると大きなズレになります。
なので自分が取り組む作業にどれくらいの時間が必要か知る
ことで業務改善のきっかけになります。
③長時間の勉強に対して集中しやすくなる
休日は5〜6時間するようにスケジュールを立てています。
時々面倒になるときがあります。
しかし、短い時間に区切って集中することで長時間の勉強に対する面倒くさいと
思う気持ちを和らげることができます。
大きな肉の塊も一口サイズにカットして食べていくことで完食できるのと
同じで小さく区切って今に集中しながら続ける癖付けができます。
【まとめ】
・25分作業+5分休憩のサイクルで集中力を高めて仕事や勉強に取り組める
・集中力を高める理由として25分の作業は集中するのに最適
・休憩することで脳内の疲労を軽減し機能を高める
・今に集中することで集中力をあげる
・タスクや慣れによっては柔軟に時間を決める
・正確な作業時間が身につく
・大きな時間を区切ることで達成できるものになる
集中して取り組みたいときにタイマー機能があればどこでもできる
テクニックになります。
ぜひ、一度試してみてください。
実践してみた感想や、自分なりのアレンジ方法があれば、ぜひコメント欄で教えてください!