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なまえはじだい
我が家に子供が生まれてから今日で40日。
生まれてくるまで、生まれてきても出生届を出す直前まで、悩んでいたことがあります。それは子供の名前です。
自分が小学生の頃に、親から名前の由来を聞いた時、そんな意味が込められていたんだとびっくりしました。今考えてみれば当然だけど、その当時は自分の名前の意味なんて考えたことなかったですから。
子供の性別がわかって、それが自分ごととなったのは妊娠6ヶ月くらい?だいたいそのくらいに、男の子であることがわかりました。そこから毎日頭の片隅に「名前考えないとなー」という思い、プレッシャーがずっとありました。
今の時代、ネットで検索してつけたり、占ってもらって考えたり、そういう人も多いんだと思います。でも、自分の性格はそういうことに少し抵抗がありました。ペットの名前をつけた時のようにノリで付ければ楽だけど、なかなかそういうわけにもいかない。
名前は、やっぱり生まれてくる子供にとっては一生つきまとうものだし。名前はだいじとも思う。けど、どうやって考えたらいいか中々わからなかった。
結論、半分はノリで決めました。ノリというと聞こえは悪いけれど、やっぱり呼びやすさや苗字との相性の良さなども重要です。だからそういったバランスが半分です。
決めた名前は「由都(ゆうと)」。漢字を見た人には、あんまり見ない漢字の組み合わせだねと言われることも多いです。
夫婦で名前を話し合うことになって、一番最初に出てきたのが「由」の字でした。自由の由です。
一般的に、「由」はのびのびと育って欲しいという意味合いで使われることが多いようですが、
息子の名前の「由」に込めたのは
一見すると自由に見えるこの世の中。でも実は、奥深くでは世間一般という概念があって、多くの人はその考えに流されるように生きているのかもしれない。だから、世間一般という考えに振り回されず、自分の考えを持って自由に生きてほしい。そんな思いでした。
「都」については実はバランスです。苗字に対して由だけだと画数が少なすぎてバランスが悪いなと思ったから。候補としては「登」や「斗」などもありました。それでも都を選んだのは、いろんな人の中心的な存在になってくれたらいいなという願いです。
名前というのは、もしかしたら時代を色濃く反映するのかもしれないと思っています。なぜかというと、結局は親の願いだから。
でもそうやって、時代を反映できたらそれも面白いかなと思います。
子供にいつかその由来を話す時代には、また変わっているのかもしれませんが笑