『ハクソー・リッジ』じつは戦争映画の王道だったー昔、映画が好きだった。そして今も好きなのだ 60s映画レビュー(24)
「良心的兵役拒否」を主人公にした異色の戦争映画・・・と言いたいところですが、じつは戦争映画の王道です。
主人公のデズモンド・ドスは実在の人物。彼は愛国の真情から兵役を志願しますが、自分の人生体験と宗教的な理由から銃器等をもつことを拒否します(ですから正確に言うと兵役拒否ではないわけで、映画の謳い文句とはややズレてます)。
彼は軍事裁判で自分の信条を貫き、衛生兵として認められて日本軍との熾烈な戦闘が繰り広げられている沖縄戦へと出征します。
さて、どこが戦争映画の王道か?と