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Deep, Light, Deep 〜CLS高知の楽しみ方〜
この投稿は「CLS高知 Advent Calendar 2024」の
2715日目の記事です♬
こんにちは、2024年2月から高知大学でキャリア開発の教員をしています、谷口です。
CLS高知 2024戻鰹編(本編)まであと13週間となりました。
楽しむための心の準備と、ヤリキルための体の準備は万端でしょうか。学びの場でもありますから、頭もクリアにしておきましょう。
さてさて。
アドベントカレンダーに何を書こうかしら、と思案しました。
CLS高知はリピーターが多いので、やはり主としては「初参加の方」が気負わず楽しむための記事を書きたいと思いました。
今回、CLS高知 3回目参加の私から、CLS高知とそれにまつわる写真をたっぷり使ってお伝えします!
この記事のテーマは、Deep, Light, Deep……
先にまとめてしまうと。
初参加の方は、CLS高知のディープな盛り上がり具合に、最初はもしかしたらちょっと、尻込みしてしまうかもしれません。
でもあまり気にせず、とにかくライトに周りの人や気になる人とつながっていきましょう。そして、ゆるくつながり続けてみましょう。
そうこうしているうちに、ディープなCLS高知の世界がちょっとずつ楽しくなってくるはずです。
1.ディープなCLS高知でライトにつながる
私の初CLS高知は2023年の戻鰹編。ありがたいことに登壇での初参加だったので、皆さんの方から話しかけていただけたから乗り切れた、みたいなところは正直ありました。
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でもしっかりと、「アウェイの風」は感じていたみたいです。
そんな経験も踏まえ、もし私が一参加者としてCLS高知に初参加するとしたら、の話をします。
おすすめは、まず周りの人に話しかけて、気になる人に近づいて、名刺交換をしてみること。
アウェイを感じてしまうかもしれませんが、気にしない!
相手のことを忘れてしまうかも…という心配は無用!
やたらめったら名刺交換してしまいましょう!
あなたが2回目もCLS高知に参加することを考えたら、たとえ全員を覚えきれなかったとしても、その名刺交換は必須です。
なぜなら、CLS高知はリピーターが多いから。きっと、また会える。
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例えばこの写真。何気なく壇上から撮影しただけで、このとき初参加の私はほとんどの人を知りませんでした。
でも、3回目に参加しようとする今、この写真に映る方々を一人ひとり見てみると、ほとんど知っている人になっているから驚きです(一方的に知っている、も含む)。
一応、大学教員をやっていますので、理論的根拠もつけておきますね。
大学1年生向けに春学期に使った授業資料を貼っておきます。「大学における」と書いていますが、社会人も同じです。
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実は、キャリア開発には「弱い紐帯」が効くんです。
個人のキャリアにとって良い情報は、強い紐帯よりも弱い紐帯からもたらされる、というのがグラノヴェッターの「弱い紐帯の強み」理論(1973年)。
もちろん、人生には「強い紐帯」も大切。
しかし、変化の激しいVUCA時代において、アルムナイ採用やリファラル採用も一般的になってきた昨今。
今の会社の同僚(強い紐帯)も、CLS高知などで出会う方々(弱い紐帯)も、両方大事にしていくのが効果的!というのは、「ルフィの仲間力」を執筆された社会ネットワーク研究の関西大学・安田雪先生の教えです。
14日目のアドベントカレンダー担当・まどちゃんの投稿にある転職のお話が、「弱い紐帯の強み」の良い例です。
また越境学習の視点から言えば、アウェイを感じるその瞬間は、ホームではできない学びが始まっている証拠。
思いっきりモヤモヤしちゃってください!その分学びは大きくなるから。
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詳細は、私の授業で!笑
2.地域とコミュニティをライトに学び、ディープなファンになる
CLS高知は、コミュニティ・マーケティングを地域で活かす事例について学べる場所です。
だから。
所属コミュニティを念頭に置いて参加しましょう!
コミュニティ・マーケティングの実践者たちの登壇時間は短い(ライト)です。その中で学びを深めるポイントは、「自分のコミュニティならどうするか……」と考えたり、「自分だったら何ができるか……」と相手の立場に立ってみたりして、自分ごと化しながら聞くことです。
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最高の事例が、高知で入浴剤を製造販売する松田医薬品さんと、東京の銭湯・湯どんぶり栄湯さん(コミュマネは、アドベントカレンダー2日目担当のふがしさん!)の出会い。
CLS高知で運命の出会いを果たし、高知と東京という距離を乗り越え、コラボレーションし続けています。
何もかもがこんなにうまくいくわけではないけれど、アンテナを張っていなければこうはならなかっただろうとも思うのです。
だから、名刺交換の際には自分のコミュニティの話や、推しの商品・サービスの話ができた方が実りのある時間になりそうです。
応援者が増えたり、誰かがファンになってくれたりするかもしれません。
そして、そのチャンスを作るのは、他でもない自分自身なのです。
もし特別な所属コミュニティが思い浮かばなければ、登壇者や出会った方の話の中から、気になるコミュニティのファンになってしまいましょう!
ファンになれば、会話も弾む♪
ちなみに、CLS高知のリピーターは間違いなく、CLS高知というコミュニティのディープなファンです。
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3.本編以外がむしろ本番!? ライトにつながりディープな関係性への架け橋をつくる
可能な限り、前夜祭・後夜祭、できればワーケーションや大人の遠足も参加してみてください。
本編の前に行われる前夜祭やワーケーションは、参加者同士がゆるくつながるきっかけになり、本編をより楽しくしてくれます。
本編終了後に行われる後夜祭や大人の遠足は、本編でもっと話したかった、話したかったのに話しかけられなかった、という人に、行動するチャンスを与えてくれます。
本編の外で「ゆるいつながり」を加速させよう!
あ、ゆるくつながると言えば……。
私も執筆に関わった「ゆるい」シリーズ2冊も読んでみてください(宣伝)。
話題をもとに戻して……と。笑
ワーケーションや大人の遠足は、弱い紐帯が少しだけ強くなる時間。
くわえて、いつもの旅では行けない場所や体験をみんなで共有できるのもいいところ。高知をディープに知るきっかけにもなります。
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そしてワーケーションは2泊3日をともにするので、本編だけでは気づけない人の優しさに触れることも。
例えば私は、2024初鰹編のワーケーション2日目の夜に少し体調を崩したのですが、そっと上着を貸してくれたジミーちゃんの優しさ、一生忘れない。
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後夜祭は、感謝の気持ちを伝えられる場でもあります。
なぜワーケーションがこんなに思い出深いものになるのか。それはひとえに、企画者の高知愛&CLS高知愛によるものです!ぜひCLS高知代表理事・松田さん執筆の「企画ばなし」をご覧ください。
毎回、ここでしか味わえないスペシャルな体験が目白押しの2泊3日。
私は今回、津野町での天体観測が何よりも楽しみです!
そして前夜祭や後夜祭は、ただの飲み会にあらず。
話してみたい人と知り合ったり、仲を深めたりするチャンス!
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ただ楽しみましょうと呼びかけているわけではありません。本編以外のイベントを体験したからこそ学べるコミュニティ・マーケティングがあります。
逆に言えば、これらを体験しなければ、コミュニティを強くする仕掛けを学ぶ機会を損失してしまうのです。
本編以外のイベントが終わったら、それらのイベントが自分とCLS高知との関係をどのように変化させたのか、振り返ってみてください。
参加したイベントが多ければ多いほど、振り返る材料が増えます。
それぞれのイベントがコミュニティに果たす役割が見えてくると思います。
4.CLS高知のつながりを大切にする
CLS高知は、5月の初鰹編と、10月の戻鰹編の年2回。
これだけでも十分楽しいのですが、この間にCLS高知で出会った人との仲を深める方法がたくさんあります。この期間の過ごし方で、次のCLS高知が何倍も楽しくなること間違いなし!
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→新旧の出会いを楽しめる!
(アルファドライブ高知・かけるBar)
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本編ではお話できなかった日高村わのわ会・安岡さんを紹介してもらう!
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お仕事中の浮木さんご夫妻に会いに行く!
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約束していなくてもいろんなイベントで会うようになるから不思議。
普通に考えたら、会う回数を増やした方が、人は仲良くなりやすいです。
会いたい人には、自分から会いに行く。後悔のないように。
そしてついに、ゆるいつながりから一歩進んで、じっくりお互いを知ることを目的に、女子会開催。
弱い紐帯が少しずつ強くなっていくプロセスの途中に、私たちはいます。
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そうそう、先日、CLS高知な仲間たちと我が家でハウスパーティーをしたとき、あれ?似たような写真を2023戻鰹編の後夜祭で撮ったよね!?という話題になりました。
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同い年チーム。
このとき私はCLS高知初参加。さらに言えば、まだ埼玉在住で、高知に住むことすらも決まっていなかった頃。
みんなでハウスパーティーするとは思ってもみませんでした。
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直弥くんが増えた!
先のことはどうなるかわからない。
すべては「今」の積み重ねです。
また、CLSは高知だけでなく、道東や三島らへん、最近は出島でも開催!
ここでも、CLS高知でおなじみの皆さんに会えます。再会と、新しい出会いと、自分だけではできない旅をしに行ってみませんか。
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また、全国各地で開催されているCMC_MeetupはCLSのきょうだいイベントで、コミュニティ・マーケティングをビジネスに活かす学びの場。こちらにもぜひ参加してみてください!
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Photo by 集合写真家・武市真拓さん
(アドベントカレンダー9日目担当!)
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Photo by 集合写真家・武市真拓さん
最後に。
私は、2024戻鰹編でパネルディスカッション①に登壇予定です。
初参加の皆さん、この顔にピンときたら、会場で声をかけてくださいね!
「アドベントカレンダー読んだよ!」と添えていただけると喜びます♪
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