谷口ちさ

大学で教えたり、教わったりしています。 研究テーマ👉 メンタリング × 越境 | 趣味…

谷口ちさ

大学で教えたり、教わったりしています。 研究テーマ👉 メンタリング × 越境 | 趣味👉 リフレクション | 偏愛👉 Points of You と エニアグラム と 対話 | キャリコン

マガジン

  • リフレクションに関連する記事

    私の記事の中から、リフレクションに関連するものを集めました。

  • 対話に関連する記事

    私の記事の中から、対話に関連するものを集めました。

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    私の記事の中で、地域に関連する記事を集めました。

  • 多くの方に届いた記事

    私の記事の中から、たくさんの方に「スキ」していただいたものを集めました。

  • 仕事・研究に関連する記事

    私の記事の中から、仕事・研究に関連する記事を集めました。

最近の記事

教育は、プレイフルに、おもしろく!

 3回にわたるプレセッションを経て、2024年7月29日、土佐塾高等学校の教員研修に参加させていただく形で「プレイフル・ワークショップ」の本番を迎えた。  プレセッションで感じたことは、これまでのnoteにまとめてあるので、良かったら読んでほしい。  ブローシャーにあるように、本当ならば午後のみの予定が、プレセッションの中で上田先生から提案があり、午前中からカフェ的に集まろうということになった。さらに、急きょ当日になり、10時から上田先生の特別講義もあると連絡が入った。

    • ポテンシャルを開く鍵

       出張帰りの飛行機でぼんやりと機内プログラム(IPPONグランプリ)を見ていた。ヒコロヒーさんの会話における間の取り方が絶妙で、おもしろさとは演技力の高さでもあるよなぁ、と思った。  私は学芸会の頃より演技が苦手である。ストレートな性格なので、感情のままに喜怒哀楽を表現することに抵抗はないのだが、それを効果的に見せる演技力は圧倒的にないのである。  帰宅後、上田先生のワークショップ前の最後のプレセッションがあった。出張帰りでぼーっとしており、最後の15分しか出られなかったの

      • コザスタートアップ商店街を中心とした街づくり

         琉ラボ 1st Anniversary イベントのあと、図々しくも懇親会にまで参加させていただき、さらにそのあと、みんなでフライデー・ナイトのコザに行くことに。  コザは嘉手納基地のお膝元。看板は英語中心で、雰囲気は完全にアメリカ。また、コザは金曜・土曜の22:30以降の街、ということで、ちょうど22:30過ぎにコザの街に到着しました。  まずは起業家の街・コザをご案内いただきました。アーケード商店街の中に集中して起業家が集える場所を整備しています。  コザの起業家の

        • 琉ラボ 1st Anniversary 参加の記録

           (本当は昔からそうなんだけど)今はキャリアの選択肢がたくさんある。私自身は現在、キャリア開発にまつわる教員をしているため、学生にはできるだけ多くの選択肢を見てほしいし、見てもらう機会を作りたい。そして、学生のうちにできることをたくさん経験してもらいたい。  実は今、文部科学省はアントレプレナーシップ(起業家精神)教育を推奨している。キャリア界隈の言葉で言い換えると、キャリア自律とかそんな感じだろうか。もうとっくに、組織が何とかしてくれる時代は終わったのである。  今年2

        教育は、プレイフルに、おもしろく!

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          12本
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          14本

        記事

          予定調和に慣れすぎた私たち

          7月末に参加予定のワークショップに向けて、何度かZoomでのプレ・セッションが催されている。ファシリテーターは同志社女子大学名誉教授の上田信行先生。なんと、高知に来てくださるのだ。 プレ・セッションには台本がない。上田先生の言葉を借りれば「UNCONFERENCE」な状況の中で進んでいく。上田先生の書籍『プレイフル・ラーニング』ではこれを「脱予定調和」と呼んでいる。 プレ・セッションに参加している大人も、多くはこの状況に緊張したり戸惑ったりしていた。私たちは予定調和に慣れ

          予定調和に慣れすぎた私たち

          谷口の友人が勧める「高知で文豪っぽくなれるお宿」まとめ

          論文を書くために、文豪のように宿に篭りたい。 そんな思いをFacebookに投稿したところ、高知県内外の友人たちからたくさんの情報をいただきました。 温泉またはプールがあり、食事が出るお宿を募集したので、ほとんどがそうなっています(一部を除く)。 いずれも素敵なので、まとめて紹介します。 県内で文豪っぽくなりたい方だけでなく、県外から高知にいらっしゃる方の参考にもなれば幸いです。 ★は複数の方からお薦めがあった宿です。 ☆は龍馬パスポート対象施設です。 高知市内★☆オ

          谷口の友人が勧める「高知で文豪っぽくなれるお宿」まとめ

          CLS高知 2024 初鰹編 ワーケーションツアーの記録

           年2回、5月と10月に行われるCLS(コミュニティリーダーズサミット)高知。昨年10月の戻り鰹編に初参加し、参加者・運営者のポジティブなエネルギーにすっかり魅了されました。  高知にUターンしてから初めてのCLS高知は、せっかくなのでワーケーションツアーから参加しよう!と心に決めていました。  今年のワーケーション先は高知県の東部に位置する安芸市。田野町に親戚がいる私にとっては比較的身近な地域ではあるものの、身近すぎて「安芸市に泊まる」ことを考えたことがありませんでした。

          CLS高知 2024 初鰹編 ワーケーションツアーの記録

          CMC_Meetup高知 Vol.5 参加記録

           昨年のCLS高知 戻り鰹編の投稿から、あっという間に5ヶ月が経っていました。この間に私は、地元・高知の大学の採用面接を受け、合格し、およそ2ヶ月半前に単身で高知にUターンしてきました。全学のキャリア開発を担当します。  27年ぶりの高知生活は、毎日刺激がいっぱいです。昔からの友人だけでなく、2019年の2回目の成人式の幹事だった同い年メンバーや、CLS高知で出会った方々など、周囲の方々に恵まれて暮らしています。  そして2024年4月13日(土)は、初めてのCMC_Mee

          CMC_Meetup高知 Vol.5 参加記録

          CLS高知 初参加の記録

          2023年10月21日(土)、CLS高知 戻り鰹編に初参加してきました。しかも、パネルディスカッションにも登壇させていただきました。まだ興奮冷めやらぬ状態なので、書くことで整理してみたいと思います。 1.CLS高知とは何かCLSは「コミュニティ・リーダーズ・サミット」の頭文字。CLS高知は、コミュニティに関わる人たちが全国各地から年に2回、初鰹と戻り鰹の季節(5月と10月)に高知に集まるイベントです。本編の前には2泊3日のワーケーションツアー、翌日には大人の遠足もあり、すべ

          CLS高知 初参加の記録

          ドラムサークルで学んだこと

          知人のSNS投稿を見て長らく気になっていたドラムサークル。 コロナ禍で機会そのものがなくなっていましたが、このたびようやく「ドラムサークル for ティーチャーズ」に参加することができました。 ちなみに私は、音楽に対する造詣は皆無です。 音楽は好きですが、「何が好き?」と聞かれたら困るくらいの、趣味とも言い難いレベルの「好き」です。 それでも音楽は人生にないと困るな〜という感覚はあります。 でも、太鼓系の楽器に対する親近感は持っていました。 それは小学生の頃の記憶。 ピア

          ドラムサークルで学んだこと

          コミュニティ・リーダーになる秘訣

          『地域と挑戦とコミュニティ #きっかけはCLS powered by コミュラボ』というイベントに参加してきました。 CLSとはコミュニティリーダーズサミットの略で、高知では毎年春と秋に「初鰹編」「戻り鰹編」と称して開催されています。 今回のイベントは、CLS in 高知に登壇された方が再集合する企画。 CLSは決して「すごい人の話を聞く会」にとどまる場ではありません。 何かやりたいと思っているけれどまだそれについて発信などに至っていない「マイルド活動家」の背中をそっと押し

          コミュニティ・リーダーになる秘訣

          組織で本音を話すことへの一考察

          昨日見た、立教大学・中原先生の一連の「本音」に関するツイート。 最近、組織で対話の場を持つことが増えたのですが、中原先生に激しく同意。 触発されて、組織や学校などでの対話について、私が思う「大切なこと」について書いてみたくなりました。 組織で感じた違和感組織で2時間の対話の場をファシリテートしたあと、まさに中原先生のツイートのような「もっと本音が出たら良かった」という感想を企画者からいただいたことがあります。 私個人としては、この対話の場はあくまでもその組織のメンバーの

          組織で本音を話すことへの一考察

          「わかった」の落とし穴

          今月、久しぶりに仕事を持ち込まない休暇を1週間取りました。 とはいえ、メッセンジャーなどでちょこちょこと連絡が来たりするのですが、スマホで容易に完結できることしかしないことにしていました。 そうすると時間がたっぷりあるんですよね。 つまり、何もすることがない時間が生まれるんです。 何もすることがないと何が起こるかと言いますと、これまであまり出番のなかった感情が顔を出し始めるんですね。 それは、なんとも言えないモヤモヤとした気持ち。 でも、出番がなかったとはいえ、控え室には

          「わかった」の落とし穴

          すっぱい葡萄とすっぱいレモン

          まもなく新年度。 大学の非常勤講師として、授業の準備を開始しました。 私は私立大学でキャリア開発の授業を担当しています。 3年生を対象とした授業内容は、ズバリ就職活動対策。 この授業は複数の講師で実施しています。 初回に、いつもイソップ童話の「すっぱい葡萄」の話をされる先生がいらっしゃいます。 英語で「負け惜しみ」を「sour grapes」と言いますが、この寓話が語源のようです。人は目指していたものを諦めた後、それを価値のないものとみなすことで自分を正当化しようとしま

          すっぱい葡萄とすっぱいレモン

          見るために、目を閉じる

          「私は、見るために目をつぶります」 これは、画家のポール・ゴーギャンの言葉です。 目をつぶると、どうなりますか? 物理的に見ることは不可能になります。 では、視覚を使わないことで、何が見えるようになるのでしょうか。 現代、私たちは身体の中で最も目を使っていると言われています。 朝はスマホでSNSをチェックし、昼間はPCの前に座ってディスプレイを眺め、夜はテレビやYouTubeを見ます。 「百聞は一見にしかず」ということわざもあるように、目はとてもパワフルな器官です。 し

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          未来の解像度を上げるために

          リフレクション&小さな行動をライフワークにしています。 そして私は駆け出しの研究者(人材開発・組織行動論)でもあります。 リフレクション&小さな行動は人生を豊かにする重要な営み。 それはさまざまな研究成果からも明らかです。 ではリフレクションとは何か。 論文的な定義は各自でお調べください。 私にとっては「あるテーマについて、自分の内面と対峙すること」です。 何が起こり、感情・思考がどう働き、どう行動して、どうなったのか。 これを、期待も判断もせずじっくり観察する時間です。

          未来の解像度を上げるために