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消えた下書き/駒田蒸溜所の感想

・前回書くって言った「駒田蒸溜所へようこそ」の感想、もう90%書けてたのに、いざ投稿してみるか〜っていま下書き見てみたら消えちゃってたんだけど!!!!!!ぎえ〜〜〜!もう書けないよ!(多分自分のミスで下書き保存してなかった)

・やっぱ日を置きすぎるとダメだ……。こういうのは2日以内に書けなかったら諦めよう!もう。今後はそうしてみます。
後で書けば良いってなると、いつまでも先延ばししちゃうし、タスクが積み上がってく感覚が多分精神的なあれやこれやに良くない。

・とりあえず「駒田蒸溜所へようこそ」はかなりおもしろかったです。とりいそぎ。

・お仕事シリーズと呼ばれている一連の作品群の最新作という位置づけ。SHIROBAKOというアニメがシリーズでは有名だ。
その名の通りかなり仕事のリアルさを丁寧に描いていた作品だった。
仕事特有の人間関係や、ミスによって生じる不利益が、胃が痛くなりかけるくらいリアルだ。
僕もそこまで社会経験がある方ではないが、あ〜こんな事あったなぁ。嫌だったなぁ。と当時の記憶が思い起こされた。
特に序盤の主人公の無気力さはかなり精緻に描かれていて、無気力マンとしてはかなり感情移入できた。
それ故に主人公が成長していくのを見て、置いてかれてしまったような気がしてちょっと寂しかった。
SHIROBAKOも見たことないから見たい。絶対面白いだろ。年内には絶対見る。

・テーマの中核を担う「ウイスキー」。
大好きだった。過去形なのは最近は健康に気を使って家では飲まないようにしているから。
なんかアレルギーっぽくて、飲むと赤くなっちゃったり息苦しくなっちゃうんだよなぁ。悲しい。

・ウイスキーはお酒を飲むようになってからずっと好きで、大学生の頃とかはサントリーの蒸留所に見学に行ったり、ウイスキーの本とかをよく買っては読んでいたくらいだ。
最近は飲まないというのもあってその熱は冷めていたのだが、この作品のウイスキーに向ける情熱に当てられて、ちょっとまた学び直したいという気持ちがある。ウイスキー検定とか受けてみたいなあ。

・お酒はその土地の歴史や地理と切っても切れない関係があるので学びがいがある。歴史的背景や、数多くの蒸溜所の持つ特徴など、読み物としてかなりおもしろい。
またウイスキー製造が盛んな国は世界に五カ国あるとされており、日本もその一国に名を連ねる。
そのため日本の飲料史の中でもウイスキーは欠かせない存在だ。そして日本の飲料史はおもしろい。マッサンとかあったよね。
あ〜こんなん書いてたらほんとに昔読んでた本読み返したくなってきた。実家に帰るまで待ってたら絶対熱冷めちゃうし図書館で探してみようかな。
なんかここ数年でありえないほど日本の蒸留所が増えたので、それを知るのも楽しみ。

・以前はベンチャーというか、個人が立ち上げた蒸留所と言ったら秩父くらいで、主要な蒸留所を持つのは、サントリー、ニッカ、キリンといった資本系蒸留所だった。
ウイスキー大国スコットランドでは、日本で言うところの秩父のような小さな蒸留所がほんとに数多く存在しており、それぞれの蒸留所の作るウイスキーをブレンドして作られる「ブレンデッドウイスキー」や「ヴァッテッドモルト」がその多様性の一翼を担っている。わかりやすく言えば夢のコラボみたいなことだ。
先述したように元来日本のウイスキーは競合する大手飲料メーカーがほとんどだったので、彼らがウイスキーを持ち寄ってブレンデッドウイスキーを作るという話は寡聞にして聞いたことがない。
しかし、今後蒸留所の数が増え、原酒が成熟していくに連れ、そのような活動も盛んになってくるのではないだろうか。そうすればスコットランドにも引けを取らない多様なウイスキーがどんどん生まてくるような状況になってくるんじゃないか。マジで楽しみ。

・そしてお酒は「情報」の飲み物なので、知れば知るほど美味しくなるのも良い(僕はわりと情報を食べている方だ)。
蒸留所の歴史を知ると、そこで作られたお酒も不思議と美味しく感じる。
だから勉強したら、ここで作られてるウイスキーうまそ〜ってな感じで飲みたくなっちゃうんだろうな。
まぁいっか飲んでも!飲みてぇもん飲んで体に悪いわけあるか。


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