1.うちの祖母だけかもだけど…

平成6年3月27日、母方祖母が亡くなりました。
97歳大往生でした。

独身の私は、時間に融通利くこともあり、母と叔母の姉妹を手伝って、主に自宅へ戻った際の食事の世話と見守り介護をしていました。

元気な頃にはわからなかった祖母の性格。
身だしなみという言葉だけで片付けられないほどおしゃれ大好き、おしゃれ番長。
負けず嫌いで勝ち気。
さらには、面倒臭がりの私が想像を絶するきれい好きと、食事に対する意識の違い。

子供の頃だってしたことなかった祖母との喧嘩は、介護するようになってからたびたび勃発…本当に最後まで続きました。

そんな日々で私なりに編み出した、ばあちゃんの面倒を見る方法を、失敗も含めていろいろ忘れないうちに記しておこうと思います。

マニュアル本はほとんど読んでいません。
介護の勉強もしていません。
だから、まるっきりの我流です。
掟破りなことをしてたかもしれないし、ハッキリ言って、うちのばあちゃんだけに通用していたことかもしれません。

でも、もしかしたら役に立つことがエッセンスとしてあれば…と思います。