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◆能登半島地震復興ライブ◆

PEACEFUL PARK 2024. 7 .7 .(sun.)


当日やっと手に入ったチケットを持って、炎天下から館内のライブ会場の席に着いた。3人でワクワクしながら、
「MISIAの歌声聴けるなんて最高!」
と開演を待っていた。
正面のスクリーンには、世界農業遺産に認定されている『能登の里山海山』の風景が映し出される。
能登を離れず暮らし、復興のために尽力している3人の方のインタビューが流れた。門前町で店舗を営んでいる女性の言葉が今も残っている。


『足音を聞かせて下さい』

県外の人に「能登に来て下さい」「能登は、もう大丈夫」と石川県人は言っている。賑わいを知っている人の耳には、地元を離れた人や戻ってきてほしい観光客の人の足音が今、一番聞きたいことだろう。
家族が巣立って1人減り2人減りの寂しさは、慣れていくことで時間が解決していく。巣立った子にも未来があるから。
能登への足音の寂しさは、慣れてしまってはいけない。半年経っても、生活や命に関わる切実な願いだと、私も発信していきたい。

ライブは、2日間で19組のアーティストが出演した。2列目のチケットを取れた友達がスクリーンに写った。間近で見た興奮も、後日聞いてみたい。


氣志團 綾小路翔さんから写真OKのショットタイム


氣志團の綾小路翔さんが、復興に寄せる思いを話した。「自分たちができることをしよう」と、長い熱のある言葉を私が纏めたが、ネームバリューのあるアーティストが動くことで、短期間でライブが実現できることもあるし、忘れないように発信していくSNSの活用もできることの一つだろう。
氣志團のOne Night Carnival ー
歌い初めに、

『ピリオドの向こうへ』

この言葉を言って、あのイントロが流れる。
「決断した後は動そう」と解釈した。向こう側って果てしない未知な世界だけれど、執着や過ぎた美談を持っていると、重たくて辿り着けない。
右、左と腕をくねらせ熱狂した。

MISIAの曲で、大好きな『アイノカタチ』は、テレビで復興番組のバックに流れたこともあり、私が能登を思う時の曲として脳内に流れる。真剣に聴く曲になっている。

能登の人にも、家があり家族がいて当たり前に生活していた日常が、突然の元旦地震で失うもが長大だった。早い復興、ゆっくりとした足音を鳴り止まさずに、能登の人の小さな願いをに叶えてあげたい。

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