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「ダライ・ラマ自伝」を読んで考えた。自分史を語れる自由と幸せ

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

「ダライ・ラマ自伝」を読了しました。

ノーベル賞平和賞を受賞した、第14世ダライ・ラマ本人によって書かれた
自伝です。

5歳で第14世ダライ・ラマに即位。
15歳の時に、中国人民解放軍はチベットに侵入。
24歳でインドに亡命。
54歳でノーベル平和賞受賞

重い。重すぎる一冊でした。
チベットという国の、その壮絶な歴史(今も続いている)について、
あまりにも何も知らなかった。
自分の無知に、愕然とします。

大国のエゴ、歴史の波に翻弄され続ける、彼の国の人々を思いました。

名もなき市井のひとり一人が、自分が生きた時代に何が起きたのか
あるがままに記録し、その時の自分の思い、考えを書けることは
「自由」の証であることに、改めて気づかせてくれる一冊でした。

ダライ・ラマは、こう語っています。

「人間性にとって何よりも大切なのは、その創造性だと信じるがゆえである。そこでさらに、この創造性を発揮するためには、人は自由でなければ
ならないと信じるからである」

誰でも「自分史」を書ける自由を、大切にしたいですね。

そんな「自分史」の話をしませんか?

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