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21/08/25|日本入国から強制隔離ホテルまで

時差のせいで、このnoteに書いている内容が微妙に日付ズレていることに気づきました…。(超今更)
ので、この日の内容は1.7日分くらいあります。(?)


飛行機の中で客室乗務員さんから渡された書類(記入済み)を持って、飛行機の着陸後順路に従って入国のための手続きを進めていきます。

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↑機内で配られた「健康カード」と呼ばれるもの。
健康カード感なくて、係員に最初もらってない紙かと思った。

こっから先は、入国手続きから強制隔離の宿泊所に行くまでの流れ。真面目に全部書くので少し長いです。そして全体が撮影禁止だったので、テキストのみ…。

1)書類4点の確認

パスポート、搭乗券、陰性証明書、機内で配られた上記の「健康カード」の4つを受付に提示。この時に、強制隔離になる人かならない人かを見分けるための緑色の紙?札?みたいなのを配られて手首につけてくださいと案内されます。

2)QRコードの確認

これはアメリカで最初の飛行機乗る前に提示したものと同じ。厚生労働省の質問票のフォームを全て回答した後に表示されるQRコード(スクショしておいたやつ)を係員に見せて、次のブースへ。各ブースは国際線の搭乗ゲートがそのまま入国手続き会場として作り替えられているようで、「次は〇〇番のところに進んでください」と数字で案内されました。分かりやすかった。(係員によって違うのかもだけど)

3)唾液採取、提出

ここは私にとってはもはや「いつも通りのやつ」。
5月のドラマ現場から定期的にPCRを受けてたお陰ですね。説明書ノールックでスムーズに検体を採取。ただ初めて知ったのは、検体採取のブース(壁で個室風に区切られてる)の壁に貼ってあったレモン・梅干しの写真の下に書かれていた「唾液が出づらい場合は、耳の下や顎の下をマッサージしてください」というアドバイス。これ、ドラマ現場の頃から知っておきたかったやつや…苦笑。

4)隔離期間に必須のアプリ確認、メール確認

・健康居場所確認アプリ「MySOS」
・スマホの位置情報設定、保存
・「COCOA」
これらがきちんとインストールされているか、設定は大丈夫かを係員が個別にチェック。設定が自分で分からなくても、係員の方が手袋着用の上タッチペンで操作してくれるので、基本的にスマホを出せばあとはおまかせで大丈夫でした。それから、もう一つのテーブルでメールがきちんと受信できるかの確認。これも問題なくクリア。

5)QRの内容確認

2のところとここの違いが分からなかったという、何故に分けられていたのかがよく分からなかったのですが、ここで例のQRコードの中身を確認しました。こちらの作業としては、読み取り機にかざすだけ。

6)待機場所の確認、誓約書回収

ここでようやく、各自の強制隔離場所を知らされます。私の場合は、両国のアパホテルでした。数名で団体バスに乗って空港から移動するようで、宿泊施設の登録票と、番号を振られたピンクの紙がひとりひとりに配られます。ここから先は、誰一人勝手にいなくならないようにと見張る(見守る?)スタッフが増えてきます。係員の手には、ピンクの紙の番号と氏名で、強制隔離場所へ向かう人のリストが作られていました。なるほど。

↓ピンクの紙はこんな感じ

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7)検査結果待ち・宿泊施設の登録票記入

で、次のブースでは検査結果をひたすら待ちます。待っている間に宿泊施設の登録票を記入。この間20分程度はあり、着陸時は明るかった外の景色もいつの間にか夜になっていました。

PCRの結果が出て、無事に陰性。ここからは強制隔離に行く人と行かない人とで分けられ、宿泊施設に向かう人は待機ブースである程度人数が集まるまで待つ形でした。トイレに行く人はこのタイミングで言っておいてください、ともアナウンスされましたね。

8)荷物ピックアップ→Wi-Fi返却して再集合

10名弱が集まったところで、ようやく預入荷物のピックアップ。スーツケース取る場所までの間に、こんなに空港内に場所があったこと(コロナ禍用の入国手続き会場を作るスペースがあったこと)が改めて考えると驚きでした。これまでの海外旅行時はサクサク歩いて通り過ぎてしまっていたんだと思いますが、羽田空港国内線ターミナル…こんなポテンシャルあったんですね…。知らんかった…。

で、私はポータブルのWi-Fiをレンタルしていたので、荷物をピックアップしたあとに係員に付き添ってもらってWi-Fiの返却へ。返却ポストに返したら、また皆の集まっている到着ロビーに戻ります。

9)10名弱でバス移動

全員が荷物ピックアップを終えたら、団体バス乗り場に移動して、両国アパホテルに向けて出発。日本の外気の蒸し暑さ、そうそうこんな感じだったわ…、としみじみ思い出しました。

10)ホテルの入り口で受付

入所(宿泊施設に入ることを入所、出ることを退所と言いました)に際しての説明を受けて、ルームキーと体温計を渡され、ようやく部屋へ。さすがアパホテルと言いますか、客室数がかなり多いのでその分スタッフの人数もかなりいるように思えました。この方々が恐らく、毎食の配膳や朝のPCR検査キットの配布、各部屋の前に出されたゴミの回収などを行ってくれているのだと思います。休憩する場所もあまりないでしょうに…本当にお疲れ様です。

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部屋に関しては、予想通り安定のアパホテルでした!!!
そりゃそうだ。

ルームキー受け取る際にもらった夕食のお弁当を開けて、久しぶりに日本食の焼き魚をいただきました。やっぱ日本人、魚しか勝たん。撮影現場のケータリングも、私は肉より魚派です。まあ物によってではあるけど…

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この日は部屋に着いて、アリゾナの方々と少しやり取りをしたのち就寝しました。

翌日、強制隔離1日目。一応オンラインで社会復帰。
時差ぼけはなかったのですが、如何せんアメリカ滞在中からセドナに行った日以外はほぼ運動不足という感じだったので、アパの部屋から出られないというのは少しモヤモヤが溜まりました。

あと、個人的にしんどかったのは、【窓が開かない】ということ…。これはコロナ禍の強制隔離スタイルなのかもしれませんが、通常ならレバー式で開くであろう窓の部分の取手がなくなっており、「この窓は開けられません」のステッカーが貼られていました。…つらみ。まあ3日間だけなら我慢できるか…頑張ろう…。

昨年からそうでしたが、オンラインで仕事をしてしまうと体のリズムが夜型になりがちなのが困りどころ。この日も深夜までなんやかや別の海外映画祭等の作業をしていて、寝付いたのは明け方4時過ぎでした。流石に他の部屋は皆寝ているだろうと思ったら、どうやら同類さんが一人いたようです。

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アリゾナにいる時「日本は美しい」と言ってくださる方が結構いらして、「美しいに当てはまるのか…?」と不思議な気持ちでしたが、こうして久しぶりに夜景を見てみると、光が狭いところに凝縮されている様は確かにアリゾナには見られない景色で、美しいのかもしれないと感じました。

他のアジアに比べると、日本は比較的清潔ですしね。トータルで評価が高くなりがちなのも頷けます。

さて、明日も強制隔離を生き残れるか…

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亀山睦木|Mutsuki Kameyama
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