21/08/21|スターウォーズの人(言い方雑)に会えた…!!!
昨日のカルチャーショック(?)はほどほどに、それでも映画を見ている間は人と話さなくて済むからひとまず映画館に行こうとう気持ちで映画祭会場に。
映画を見る前に、近くのPCRテスト会場で陰性を確認してから、Harkins Theaterに向かいました。案外簡単だったし、無事に陰性でした!一安心!
この日見たのは、『Last Night in Rozzie』(ヒューマンドラマ、オールジャンルのコンペ作品)、『In the Dark of the Valley』(ドキュメンタリー、同上)、『Red River Road』(ホラー、ホラー&SF部門のコンペ作品)の3本。
特に面白かったのは、南カリフォルニアの原発の問題を扱ったドキュメンタリーの『In the Dark of the Valley』。日本では福島の原発問題が有名ですが、それとは違う角度・トラブルで他の国でも原発が問題になっている…というのが軽く私にとっては衝撃的でした。国は違えどやはり人類は皆人間ですね。ドキュメンタリーのクオリティも高く、叶うことならもう一度見たいくらい…。監督は女性で、原発が原因で癌になってしまった子どもを持つ母親団体の方、そして比較的若いスタッフが多くQ&Aに立っているのが印象的でした。ああいう、分かりやすくてかっこいい、けれど描いているものは濃厚なドキュメンタリーが、もっと日本でも増えると良いのになぁと思いましたね。
それが終わったタイミングで、某イベントに使うための自分の映像を撮りに映画館の外のベンチへ…
そこへ、映画祭運営のケイティがやってきて、なんと偶然にも、国際ホラー&SF映画祭のプログラミングディレクターでもあるスターウォーズ小説の作家、マイケル・スタックポール氏にお会いすることができました…!!
アメリカに来る前にメールでケイティから「彼もあなたに会いたがってるよ!」と言われていたので、会えたらいいなぁとぼんやり思っていたのですが、まさか本当に直接会える日が来るとは…。調子に乗って色々質問しすぎたかもしれません。いや、でもこういうのも映画祭っぽいよね?ありですよね?
マイケル曰く、SF作品には特別なものが出てくるとかVFXが凄いとかそういう側面もあるけど、「人間そのものを描く」という大切なパートもある。その点『12ヶ月のカイ』は興味深かった、と笑顔でおっしゃっていただけました。
……直接その言葉を聞けただけでも、感無量ですぅ…!
ここまで飛んできた甲斐がありました。もう日本帰ってもいい。任務完了。
あと、マイケルの英語がゆっくりだったのもあって、かなり私の耳でも聞き取ることができました。彼の質問に、充分な表現ではないとはいえ自分の言葉で返事が出来た感動は大きいです。今日はこの数十分間でお腹がいっぱいになってしまいました。次回はもっと細かいニュアンスも伝えられますように。まだまだ勉強して、一生頑張るしかない。でもそれでいい。頑張るために生きてるんだから、これでいいんです。
その後は、映画祭で『12ヶ月のカイ』のアシスタントになってくれているマイカと一緒に夕飯。本当はこれも映画祭関係者たちのパーティーだったのですが、まだマイカとゆっくり話ができていなかったので、比較的静かそうなテーブルで、大盛りアメリカンサイズ(でもこれもノーマルサイズ…笑)のサラダをいただきました。マイカは日本で映像や映画の仕事をしたいそうで、今回の映画祭はインターンとして応募してくれたようです。以前東京に来た際に新大久保にも行ったことがあり、KPOPが好きということで、趣味が少し私と繋がりました、笑。「好き」という言葉の他に、「推し」も覚えてもらいました。これで次回日本に来た時にはKぽオタクと仲良く出来るねw、って。笑
さてさて、明日は『12ヶ月のカイ』2回目の上映と、ニッポン放送のラジオ生出演、そして他作品の上映が目白押しです。
生き残れるか…!明日は気温も暑いぞ…!
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