映画『12ヶ月のカイ』成長記録|2021/06/04
お知らせ!過多で!すみません!
米クイーンパーム国際映画祭で監督賞と脚本賞…!
先日、ノミネートのお知らせを出していたアメリカのクイーンパーム国際映画祭ですが、2021年第1期の受賞作品について、先日テクニカル&パフォーマンスカテゴリーでノミネート作品が発表されていました…!メールで発表のスケジュールは通知されていたので、そういえばそろそろ出ているはず?と思ってサイトを確認してみたところ…
おいおいおいおいまじかよ聞いてないぞ『12ヶ月のカイ』がノミネートリストページのサムネイルになってるじゃないですか???
これはもしや…と思い、早速リストを確認してみると…
……ふたつも……!…??!?!?
ありがとうございます…!!!
こうして『12ヶ月のカイ』の名前を英語で見るたびに、こんな日本の端っこで作られた物語でも、面白いと思ってくださる方がいるんだと(しかも世界に…!)本当に本当に励みになります。もちろん日本語の作品が少ないため目につき易いというのはあったかと思います。けれど海の向こうの人々も、キョウカとカイの成長・変化・選択に共鳴してくれた。その証拠がこういった形で刻まれているのかもしれないと思うと、心臓の震えが止まりません。
しかも今回嬉しいのは、脚本でノミネートをいただけたというところ。
今まで、映画やドラマを撮る時は全て自ら脚本を書いて監督をしていましたが、「大学で脚本の授業を取っていた」「マイママの脚本執筆時に狗飼さんに脚本を監修いただいた」ということ以外に自分の脚本力がレベルアップした出来事が特になく、ほとんど我流でこれまでやってきていました。脚本の執筆は、ただ「私が面白いと思うもの」に向かって、純粋に単純に書き続けていただけ…に等しい工程だったのですが、ノミネートという目に見える形で褒めていただいたことで、ただがむしゃらに書き続けていた時間の中にも知らず知らずのうちに「成長」があったのかもしれないと、少しは自分を認められるような気持ちがします。(日々、疑って生きているのでね。笑)
『12ヶ月のカイ』のサムネイルだけ、やたら異質…笑
どうでもいい話ですが、映画祭応募時に提出していた本作の劇中場面写真の中から、わざわざ「キョウカが友人ミヨリに抱きかかえられて泣いているシーン」の写真が選ばれたのもだいぶ印象的でした。というか、このクイーンパーム国際映画祭の過去のWINNERのページを見ても、他の作品の画像はどれもフォトジェニックで一枚絵として完成されているアートちっくな作品ばかりなのに、よくよく見ると『12ヶ月のカイ』のせいでこのページのサムネイルだけいやに感情的なんですよね。笑
どちらかと言うと、キョウカが泣いているこっちの写真よりも、キョウカがカイにキスしてる写真とかの方が、質感的にもクイーンパームの他のノミネート作に近かった気がするんですが…(?)クイーンパームの運営さんは面白い趣味嗜好の方のようです。
来年の映画祭本戦に残れるかは、また後日発表…!
本当にヒヤヒヤさせてくれるぜ…って感じですが、まずは監督賞と脚本賞候補に入れてくださったことに感謝しつつ、次の吉報を待ちます。ゴールドに残ったら…来年もアメリカ行くかなぁ…?さすがにそれは会社が難しいかしらん…?
なんだかんだ自由にやらせていただきつつも、身分はイチ映像制作会社の会社員ディレクターなもので、その頃にまた海外に行くことが可能になるかどうかは、フェニックス映画祭〜帰国後の私の動き(仕事)にかかっています。(よね?)あとは、映画祭に参加するのもタダではないので、渡航費やら宿泊費やら、行きたい時にサッと工面できるように今からまた節約しておかないとですね〜…!!ヒ〜〜〜!🔥🔥🔥