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よく例えられる、勲章何てカッコいいものなんかじゃないから...

皆さんにとって"家族"ってなんですか?

どうも、紫春です。
久しぶりにこっちでアウトプットをしたいと思いまして。
開口一番に質問しちゃいましたが…w

もう二十数年生きてきましたが、ここ最近になって私は家族というものの
温かさや有難さ等を感じています。
恐らく一般的な家族の形というか、そういうものの類を産まれて初めて。
体験している、そんな感じです。

特別、家族から〇待を受けていただとか片親だったとか兄弟がいないとか
そういうのではなく見た目はごく普通の家族です。恐らく。
こればかりは客観視しようがないな、なんて思っていたり…。

でもこれだけは言えるなってのは、
"機能不全家族"
っていうものに当たるんだろうなってこと。
私小説の題材にもしているので。
この言葉を知ったのは、高校生の時。

それまでは一般的な"普通"の家族だと思っていたこと。
どちらかと云うと、羨ましがれる"良き"家族なんだと思っていたこと。
恵まれている方の家族なんだと思っていたこと。

でも正直、私はそんな家族の形はドラマやアニメ・漫画の世界”だけ”の話
だと思ってました。
だから、私は家族という言葉も例え話も嫌いでした。
私の家族はただの肩書に過ぎないなって思っていたから。
世間体を気にしながらの、家族ごっこのようなイメージだったから。

それだけ私の感覚・考え方の癖・価値観・見えている世界
家族そのものの認識を著しく捻じ曲げられた幼少期だったと思っています。
大人になって初めて、本当の意味での家族というものを
知りました。人をかえして見てきました。
そこから、自分の家族の形が異形である事を知りました。

今では、Twitterや友達の会話で楽しく話しが出来るようになりました。
家族という言葉を聞いても、昔ほど嫌な気分はしなくなりました。
家族ものの感動話で泣けるくらいには、自分の中のしこりは小さくなった
気はします。

では何故、こんな話をしているか。
どんなに今現在、本来の家族像になったからと言って
私がこれまで感じてきた・見てきた世界は消えないし
決して無かったことには出来ないから。

身体の傷ですら深かったり、治りが遅かったりすればカサブタから傷跡に
なります。一生残るような傷跡になります。
心の傷は目に見えない分分かり辛い分、確実に治りが遅くなります。

傷跡になるんです。
頑張った傷ならカッコよく勲章だ、なんて例えられるけど
心の傷にそんな例えは通用しない。
それでも今まで"生きた自分の証"だとは思っています。
だから消すなんてことは出来ないし、無かったことに何て出来ないんです。
そんな気持ちを込めて、私小説としても私は形にしたいと
残したしたいと思っています。

誰しもが持っているものだと思っています。
だから、簡単に人の価値観も癖も見えている世界も変えることは
不可能なんです。

よく言うでしょ?
他人を変えるより、自分を変えたほうが早いって。

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