【データあり】5,000枚で問い合わせ30名!治療院のチラシ集客について考える【実例】
こんにちは!3坪治療院の鈴木です。
有料記事になっておりますが、全て無料で閲覧いただけます。
情報だけであれば購入は必要ありません。
治療院業界界隈の「チラシ」「広告」に関しては
様々なご意見をお持ちの方がいらっしゃいます。
(怖いので笑)不特定多数の人に不用意にデータが出回ることを防ぐため、
【元チラシデータのダウンロードのみ有料】とさせていただきます。
ご指摘ご意見は受けかねますが、質問や相談は大歓迎です!!
チラシに関してTwitterでつぶやいていたら、反響を多くいただき、
今だに多くの方からDMなどでお問合せをいただいています。
私自身、過去にあまりチラシって使ってこなかったのですが、
皆さん、チラシでは色々迷ったり失敗したりされてるんだなぁ、と実感。
そこで、noteにまとめてみましたので、
自分のチラシと比較してみるなど、何か気づきのきっかけになると嬉しいです。
結果的に、今回のチラシでは7月半ばの時点で
5,000枚撒いて問い合わせが31件、実来院が26名という結果となりました。
オファー金額、時期、立地など様々な要素がありますので、
あくまでご参考、ヒントとしてご覧ください。
※全て無料でご覧いただけます(編集可能データ、元サイズのチラシ画像データをご希望の方は有料とさせていただきます。)
■チラシ配布の概要
<配布概要>
今回のチラシは2020年6月のキャンペーンチラシです。(5月末~配布)
当院は2020年4月にオープンした整体サロンです。
オープン後、すぐにコロナウイルスに関する休業対象となり休業、6月より再開いたしました。
4月→一度ポスティングを実施、5,000枚で5名集客
今回6月の配布は2回目のポスティングです:同地域同枚数
<当院の概要>
・東京都内、JR東小金井駅徒歩5分
・路面店舗
・同チラシを店頭ブラックボード横にも設置(40枚程度消費)
<配布時期>
・2020年5月27日~5日間にわたって配布。ポスティング業者を利用
<配布条件>
・駅周辺、院から「徒歩15分以内」をターゲットに配布
<配布枚数>
・5,000枚
<配布にかかった費用>
・印刷 8,000円程度(東京カラー印刷様を利用)
・ポスティング業者 27,500円 ・・・・・合計 35,500円程度
6月末時点でのポスティングチラシにより新規状況
・新規実来院 26名
・問い合わせのみ 4名(予約時間合わず)
・お断り 1名
■チラシからの来院新規患者様の結果
・次回予約(リピート)獲得
・・・19名 :2回目リピート率73%
・初回回数券購入済 3名
・2回目来院時回数券購入済 12名
・次回来院時回数券購入予定 2名
・・・ 回数券購入 計17名(予定) :暫定回数券クロージング率65%
リピート100%、回数券購入90%以上という先生も多い中お恥ずかしい限りですが、こんな感じでゆるくやっています。(一部、クローズなしでリリースしている方もいらっしゃいます。)
■5,000枚で5名のチラシと、5,000枚で26名のチラシ、何が違ったの?
さて、初回に配布したチラシ(反応率0.1%)と今回のチラシ(反応率0.5%)では何が違ったのでしょうか?
※この内容はこちらのYouTubeでもお話しています!
撮影時期の都合で、動画内での紹介している集客実績数値が異なります。
①タイミングに合わせた内容
コロナ休業明けだったので、
「みんなコロナで疲れているよね」
「疲れを癒すためのキャンペーンを行っているから、是非来てくださいね」
と、ターゲットを「コロナで疲れている人」にセッティングしました。
これは、「安い理由」を作ってあげる狙いがあります。
オファーを下げれば下げるほど、もちろん集客はできるのですが、
一部の方たちからは「安すぎて怪しい」という感情も出てくるのではないでしょうか。
今は情報がすぐに手に入る時代ですので、「脱毛100円」「無料セミナー」などに関しては、「裏に何かあるな」という認識を持っている人も多いのではないかと思います。
そこで、「なぜ安いのか」ということを明確にするようにしています。
遠慮や不安を払拭するために、大義名分を与えてあげるイメージです。
今回は「コロナ明けで疲れている人に特別に対応したいから」というのが大義名分でした。
その他にも例えば、
「新規オープンでまずは知ってほしいので、安くするけどお客様の声書いてくださいね」
など、「なぜ安いのか」を明確にしてあげる方法があります。
「本来はもっと価値があるものを訳アリで低価格で受けられる」という捉え方をしていただくことができ、安心して気持ちよくご来院いただけます。
②オファー金額
4月に反応率0.1%だったチラシは、4,000円でのオファーでした。
今回は3,000円とかなり下げているため、こちらも集客数に影響があったと考えられます。
ただ、事前の想定で、バックエンドにあたる「回数券の購入率」が6割あればOKとし、その前提でオファーを下げています。
オファーを下げる時は闇雲に下げるのではなく、以下をしっかり確認し、
目的意識を持ってオファー金額を設定しましょう。
・何人集客できれば良いか
・その方たちにとってほしい行動(リピートや回数券など)
・その行動が達成できた場合に院にとってきちんと利益が出るのか
③行動指示
さて、個人的に一番大きいと思っているのはこの「行動指示」です。
実は、今回、多くの治療家さんのチラシを見せていただく機会があったのですが、
反応が出ていないチラシの多くは、「行動指示」が曖昧であるという共通点がありました。
例えば、チラシにありがちな
「ぜひご相談ください!」
「〇〇でお困りではありませんか?」
などで訴求が終わってしまっているパターン。
相談したい人、困っている人が、どのようなアクションをとったらいいかがしっかり記されていないパターンです。
もちろん電話番号や営業時間などは書いてはあるのですが、それでは足りません。
患者さんの気持ちとしては…
・電話していい時間はいつなのか?
→見込み患者:営業時間中は施術の邪魔にならないかな?
→見込み患者:営業時間外だし今かけても迷惑だよね
・電話かけたらどうなるかがイメージできないから何となく億劫
・そもそも電話苦手(最近、本当にいらっしゃいます)
人は初めてのことを行う時には恐怖心が生まれます。
事細かに、取るべき行動を指示してあげることで、ストレスなく来院予約にたどり着かせることが可能です。
例)電話が行動指示の場合・・・
「お電話ありがとうございます。〇〇院です。と出ますので、『チラシを見ました』とお声がけください」と書いておく
今回の場合は「ラインアカウントの登録」→「キャンペーン希望」とLINEで送信いただくことを行動指示としました。
アカウントの登録方法や、何と書いて連絡するか、連絡したら何が起きるか
まで全て記載しました。
結果、ラインの登録も現在47名となり、今後はこの方たちに対してキャンペーン等の来院のためのアプローチをかけていく予定をしています。
番外編
■行動指示としての「ライン@」活用
特にひとり治療院を運営されている先生は、今回私も「行動指示」に設定した「ライン」の活用をお薦めいたします!
その理由は以下の3点!
①普及率
日本はLINEユーザーがとても多く、調べた時点で8,400万人のLINEユーザーがいるとされています。(もっと増えてると思います)
最近では、「LINEはやっていて当たり前」という風潮ですし、
びっくりするところでは、老人会なんかでも「LINEグループ」でやりとりするため、登録必須だったりというところもあるようです。
気軽に登録することができるので、集客導線としてはとても優れています。
②電話離れ
若者の電話離れが話題になることがありますが、
今の若者は、自宅内で家族とやりとりする時にもLINEを使う、というくらい、
文字ベースでの情報のやりとりが日常になっています。
反面、電話をする機会はどんどん少なくなっていき、多くの連絡をLINEで済ませる傾向にあります。
「知らない番号からの電話には出ない」「知らない番号から電話が来たらググる」という人も多いですね。
自然な連絡手段が、電話から文字でのやりとりに変わっている今、
新規患者様にとっても「LINEの方が楽、気軽」という可能性も高くなってきています。
実際、31名の問い合わせのうち、26名はLINEでのご連絡でした。
③施術者のメリット
では、なぜLINEでの連絡がこんなにも普及したのか?
それは「便利だから」の一言に尽きます。
・相手の都合を考えなくてもいい
・返せるタイミングで返せばいい
これは、施術をする側にとっても大変なメリットです。
LINEでのやりとり=電話が鳴らないということは、
「施術を中断する必要がなくなる」ということにつながります。
電話での中断は、施術者、患者様双方にとってストレスです。
その他にも、
・履歴が残るため、電話と比較して予約ミスがでにくい
・ご案内を「テンプレート」で送れる
・患者様も気楽に連絡をしてくれる
・登録してくださっている方がストックされていく→見込み患者様への再アプローチが容易
など、メリットがたくさんあります!
既に取り入れていらっしゃる方も多いと思いますが、
今後、よりラインの活用は重要になってくると考えています◎
■チラシ関連で過去に頂いたご質問にお答えします!
◆配布枚数ってどうやって決めたらいいの?
ポスティングの場合、ポスティング業者さんに「徒歩〇分圏内だと何枚になるか」を確認してみるのがお薦めです。
何枚撒くかというのは、枚数から決めるのも良いですが、【ターゲットとなる地域、範囲】に何枚撒けるかを確認し、その枚数で配布するという方法もあります。
今回はこの「徒歩15分圏内」に対しての配布を行った結果、歩いて、または自転車で気軽にお越しいただく方がほとんどとなり、「通いにくさ」を理由にしてリピートをしない方はいらっしゃいませんでした。
◆自分で作ったほうがいい?
チラシを自分で作るメリットは、「自分の院についてしっかりと考える時間になる」という点だと思います。
ただ、デザインを1から行うとなると、普段手馴れていない人が行うと膨大な時間がかかってしまいます。
それなら、その分患者さんに入る方が、有意義な時間の使い方になるのではないかと思います。
1から作るよりも、
・あるもの(できれば結果が出ているもの)を参考にして作り変える
・予算があるなら、デザインからプロにお任せする
のいずれかをお薦めいたします。
比較的安価でチラシ作成を依頼できるサービスをご紹介しておきます。
ココナラ
編集データがあれば、編集したい部分のみの編集をワンコインなどのかなり格安で対応、
1からデザインの場合も、安価で対応いただける方もたくさんいらっしゃいます。
まとめ
ということで!
ここまで読んでいただいた方、おつかれさまでした!!
何が役に立つか分からなかったので、何もかも書き出した雑多な記事になってしまいました汗
チラシに関して、反応率が高かった例を基にお話してきました。
何かしら、ヒントになりますと幸いです!
有料部分には以下をご用意しております。
■編集可能チラシデータのダウンロード共有URL
(注:aiデータ、PDFデータ)
■ご購入者様には、無料でチラシ作成のアドバイスを行わせていただきます
・編集可能なデータを手に入れたい、元サイズのデータが欲しいという方。
また、
・自分の院のチラシ、1人でもやもや考えるよりアドバイスをもらいたい!
・まぁ、役にたったから、今後も情報提供よろしく頼むわ!
・しゃーないな、応援してやるよ!
そんな方は、ご購入いただけますと幸いですm(__)m
☆情報のみでOKの方は購入の必要はありません。
不特定多数に元データが出回らないための対策としてご了承ください。
ご購入者様には無料でチラシワンポイントアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご連絡くださいませ!
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