不思議体験#予知夢、または虫の知らせ

予知夢か正夢か

予知夢は予知をしてるのか、意識がタイムリープしてるのか。正夢とどう違う?

最初の予知夢で覚えているのは、中学生の時。
起きる直前、担任の先生が病欠で、副担任が教室に入ってくる夢を見ました。
学校へ行くと、副担任のセリフまで一緒。その時は(ささやかな予知夢だなー)と可笑しく思いました。

あと、前にも書いたのですが、父のお葬式の日の夢も、父が亡くなる数年前に見ました。それは父が死んだ、という直接的な夢ではなく、お葬式当日の風景(黒服の叔父が実家の玄関から出てくる。積雪があるので冬)を見た夢。

災害の夢はよく見ます。地震も津波も富士山の噴火も洪水も。だからと言って、実際の災害の予知夢とは思いません。しょっちゅう見てたし、前世夢かもしれないし、いつ起こるかわからないし。

ただ、あの事件だけはすごく印象に残っています。
1999年、9月30日。朝方に見た夢。
私は台所でシチューのような鍋をかき混ぜていました。すると、鍋の中が光ったのです。
鍋の中の液体がブルーに染まって、光りながら後から後から溢れ私は後ずさりました。
近寄ってきた人に「危ない、逃げて!」と叫びました。焦燥感がものすごい。

ついに臨界に達し、青い光に包まれたところで眼が覚めました。心臓がドキドキして、すごく怖かった。
その三時間後、あの「東海村JCO臨界事故」が起きました。

1999年9月30日、JCO東海事業所の核燃料加工施設内で核燃料を加工中に、ウラン溶液が臨界に達し核分裂連鎖反応が発生、この状態が約20時間持続した。これにより、至近距離で中性子線を浴びた作業員3名中、2名が死亡、1名が重症となったほか、667名の被曝者を出した。国際原子力事象評価尺度 (INES) でレベル4(事業所外への大きなリスクを伴わない)の事故。(Wikipedia)

ニュースを放心状態で見ました。悲しみと同時に怒りがわきました。
こんな役に立たない予知夢、と。ああいう夢はもう見たくありません。

虫の知らせ

過去、たくさんのペットを飼ってきました。ミドリガメ、文鳥、犬、猫、金魚、ハムスター。
この中で、金魚とハムスターは夢で最期の別れをしてくれました。
病気でもなく、突然、朝死んでいたのですが、その明け方に夢に出てきたのです。じゃあね、と言ってくれたのかな。
虫の知らせというより、金魚の知らせ、ハムスターの知らせですね。

亡くなった母も幾つか虫の知らせ的な、不思議な体験をしています。

ある日のこと、母はいつも父が座っている座椅子の、いつも右手を置いているひじ掛けから「ふわっ」と煙が立ち上ったのを見たそうです。
なんだろう、火もないのに、と不思議に思ったそうですが、そのあとすぐ電話がかかってきました。

父は工場で板金プレスの仕事をしていたのですが、プレス機に右手を潰され病院に運ばれたというのです

親指以外の四本を失ってしまいました。
これは虫の知らせというより、いつもいる場所には魂というか幽体というか、分身の気配が漂っていて、潜在意識を通じて父が母に知らせたのでは、と思います。

まあ、あまり良い夢でないと思ったら、単なる雑夢と思い込むことにしています。

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ささら猫
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