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主事さんとお友達〜2校時の空き時間のオススメな使い方

だいぶ少なくなって来ましたが、学校には「主事さん」という肩書きの人がいますよね。もしかしたら、口下手であまり会話がないとか強面で話しかけづらいとかの人がいるかもです。
でもって、おそらくその人たちが詰めている「主事室」なる部屋もあるでしょう。そこに行ったことありますか?もし無かったら、それはあなたの教育活動に大きなマイナスかも知れません。

「学校は、主事さんで回ってる」

初任校で先輩から丁寧に教えてもらいました。
「学校は、主事さんで回ってる。主事さんがいなかったら、学校は機能しない。直接子どもたちの指導には当たらない人たちだけれど、大事な人たちだ。」
さらに丁寧に、「なんの用事がなくても、ちょっとしたお菓子の一つ二つ持って主事室に行って、茶飲み話を積極的にしておいで」
私は、この教えを忠実に守り、しょっちゅう、ほぼ毎日、主事室に行っていました。たぶん行き過ぎなぐらいです。なんなら中休みや昼休みに職員室には寄らずに、主事室に行ってました。

あの子さぁ、今朝元気なかったよね

通っているうちに、趣味の話やらプライベートの話やらほとんど仕事に関係ない話をしならがら、コーヒーをご馳走になったり、タバコをもらったり。
そんな話の中で、クラスの子供の話になって、主事さんの目線で見た、子供たちの様子が伝えられて、助かることもしばしば。子どもたちも主事さんと教員とは違う職種だと思っているらしく、私たちとは違う様子を見せているようです。こういった情報は少なからず、児童理解に役立ちました。

専門的な知識や技能がえげつない

主事さんは教員とは比べ物にならないぐらい人生経験が豊富な人の宝庫です。例えば・・・っていう一例を挙げるのが失礼なほど、色んな経歴の持ち主の人たちです。
そんな人たちに、クラスの子どもの話、自分の校務分掌の悩みなどなど話をして、多分損することはない。
「体育館でロケット花火を飛ばす」っていうアイデアをもって、主事室に相談に行った時、「ああ、出来るんじゃないかな。針金の番数は・・・」って、一瞬にして実現させる方向で話が決まりました。
実際の準備の時には、夜の9時まで我々と同じ「無給」で協力してくれました。

午前10時がゴールデンタイム

労働組合加入率が高い主事さんたちは、休憩時間を一斉に取ります。つまり、2時間目です。もしこの時間が空き時間になっていたら、是非、お菓子を片手に主事室に行ってみてください。
もし、自校給食の学校に勤務しているなら、用務主事だけでなく、ぜひ給食主事とも関わるようにしましょう。
余談ですが、私は結婚式の2次会に主事さんたちにも参加してもらいました。

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