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実績やキャッチーさに秘めたデメリット。
『今度一緒に行こう!』
そういって、友人と、とある話題になっている飲食店について話していた。
数々のメディアにも取材もされていて、話題性もあって、希少性もありポジショニングもバッチリだった。
写真やデザインもこだわりがあって、凄く、いい感じ。
いわゆる『インスタ映え』もしっかりとしていて、以前足を運んだという、友人のInstagramにもちゃっかり投稿されていた。
凄く楽しみ…!!!と、いつにしようか、予定を合わせようなんて話していた、次の日、まさかの記事を見つけた。
その店舗は潰れることになったらしい。
しかも、31日である、次の日に。
何という、タイミングなんでしょう。
*
店舗の撤退というものの裏には、いろんな理由があるのだと思う。
もちろん、ポジティブな撤退だったのかもしれないので、一概には言えないけど。
『絶対行きたい!!!』
そう思ったときに言われたのは、『口に合うかはわからないよ。』という言葉だった。
『美味しいかは、正直謎。』という話だった。
取り敢えず、こだわりはあるらしいのだけど、こだわりが伝わっていなかったのかもしれない。
そういった、価値の伝わらなさが、話題のところにとりあえずいった私として写真を撮って満足な店舗になっていたのかな…なんて勝手に妄想する。
どんな理由で店を畳んだのかわからないし、一消費者の一人の意見を聞いただけなので、なんとも言えないけど、勝手な妄想通りの現実だったのなら、個人でやっている私たちにとっても、同じようなことが言えるよなぁと。
輝かしい実績や、目を引くものは、時に、人の興味を引っ張ってくれるけれども、過剰に期待値を上げすぎると、サービスが期待値に達していなかったら、1回きりで終わりだけではなくて、逆にがっかりというマイナスな気持ちで終わってしまう。
『価値の伝え方』は、今後発信者にとって本当に大事なスキルの一つになるのではないかと、最近はずっと考えている。
・商品が売れること
・継続的に売上を立て続けること
・紹介したくなること
・人を連れて行きたくなること
・新規のお客様を呼ぶこと
などなど、全て、元をたどれは、『何を伝えたか?』『何が伝わったのか?』に帰結するのだから。
それにしても、1回その店舗に行きたかったなぁ。
いつかやろうは、くそやろうという名言?を思い出した、7月最後の日でした。