富士重工(スバル)の凄さ!!
BMWはバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケの略で、バイエルン州のエンジン工場という名称らしいです。もともと飛行機のエンジンを製造していたのが発祥で、あのロゴマークは空と雲とプロペラをイメージしていると言われています(説としてのようです)。
2012年、中央道の笹子トンネルの天井が落下し、走行中であった車に天井がのしかかり9名の方が犠牲になったそうです。
楽しいドライブの最中の出来事で、とても痛ましい事故として記憶しています。せめてもの幸いは、行楽の時期やお盆、正月などの帰省時また、日中だったらもっと大きな事故になっていたに違いありません。渋滞していたらなすすべもなかったと思います。
笹子トンネル天井板落下事故では、九死に一生を得た方がいました。4.7キロもあるトンネルを走行中、天井に違和感を感じられたこの方は、インプレッサのアクセルをいっぱいに踏み、この車の加速性と運動能力を駆使して脱出しました。奥様が乗られていた車の天井は潰れており、奥様はシフトノブに覆い被さるまで潰されていましたが、「痛い!」と悲痛な言葉を発せられたそうですが命に別状はなかったそうです。
想像ですが、そのときインプレッサは制限速度オーバーしていたのだと思います。交通規則が安全な車両運行を目的にしているのであれば、命にかかわる場合は車の性能に命をゆだねるべきだと思いました。
インプレッサを製造しているのは富士重工という会社です。私の友人もこの車のファンで2台も所有していました。営業で長距離を走行するのですが、これほど安定した車はないと言っていました。水平対向という特殊な構造をしているエンジンを積んでおり、車高が低いため安定していると言います。
富士重工はもと中島飛行機という会社で、零戦の栄というエンジンを製造していました。国の存亡を決める戦争は、科学技術が一気に花開きます。暗号解読技術や弾道の計算がのちのコンピューターにつながっていますし、インターネットももとは軍事技術でした。
零戦のエンジンで培った技術が、インプレッサを通じて人命を救ったというのは感動的な話だと思いました。