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アルコール中毒と不眠症

不眠症だった。アルコール依存だから不眠症になったのか、眠れなかったから酒におぼれたのかはわからない。ただ、そんな数年間があった。そもそもの原因は、激務を任され、そのストレスが大きかったことだろう。どうしようもない壁にぶち当たった結果だ。

お酒の飲み方も、コストパフォーマンスを重視して、1.8リットルの甲類焼酎を買ってきてソーダで割る。そうすると、酔いが早く回る。ひどいときは、毎晩1.8ペットボトルの半分くらい飲んでいた。しかも、365日休むことなく、夜8時頃には酔い潰れて、朝3時頃に目が覚める。でも、脳が休んでいないから、頭にガムが詰まったような、とても重い感覚で仕事をしていた。今思うと、よくあの状態で働いていたと思う。

プロジェクトが完成し、心の糸がぷつんと切れ、それまで蓄積していた病が一気に現れた。結果、強制入院となった。最初の2週間は、疼痛や麻痺で苦しんだ上、点滴を3本つけていたのでトイレが近く、とても大変だった。しかも不眠症が続いていて、本当に辛かった。

しかし、強制的に酒が抜けてから2週間ほど経ったある夜、自然に眠ることができた。そのときの喜びは、言葉にできないほどだった。

もし不眠症で苦しんでいる人がいるなら、2週間ほど生活習慣を変えることで、改善されるかもしれない。寝るときは音楽をかけず、照明を消して暗くするのが良いと思う。また、朝起きるときは自然の光を浴びるようにすること。日焼けを嫌がる人もいるけど、少しでも日光に当たると心が安定するので、おすすめです。

私の経験から、少しでも眠れるようになることを願っています。

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