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変化を恐れない生き方:『7つの習慣』と『ゼロ・トゥ・ワン』で学ぶ充実した人生
Local_ビズ探求KMです。
「毎日の仕事がただの繰り返しに感じたり、充実感が得られないと感じたりすることはありませんか?
私もかつてはそうでしたが、今は『働きっぱなしの1千万円よりも、週4日6時間の600万円』を目指し、モチベーションが持続する働き方を追求しています。今回お話したいのは、
「停滞(同じことの繰り返し)と感じているときこそ、『押し付けられた信条』を捨てるとき」です。
1.こんな悩みの方へ知ってほしい
今回のお話はこんな悩みの方へ向けたものです。
単純で同じことの繰り返ししかない人生がイヤになった方
今の仕事でタメにならず、ただ時間が浪費されていると感じる方
自分の価値が減っているように感じる方
2.この記事でお届けしたいこと
この記事でお伝えしたいことをもう一度強調すると、
「停滞(同じことの繰り返し)と感じているときこそ、『押し付けられた信条』を捨てるとき」です。
「『押し付けられた信条』を手放す」ということは、他人からの思い込みや当たり前とされている価値観を見直すことです。
自分の生活が同じことの繰り返しで単調であり、停滞していると感じるときこそ、
自身の常識を総点検し、自分を不幸にする不要な『押し付けられた信条』を手放す機会に直面しています。
3、『押し付けられた信条』を手放すべき1つの理由:長期的な充実感ある人生には、中途半端な選択肢がない
この記事では、停滞(同じことの繰り返し)を感じるときとは、長期的な充実感ある人生に向かっていない・なっている気がしないとき、と捉えます。
「長期間やりたいと思っていないことをやり続ける」という中途半端な選択肢は継続できません。
このズレの原因として、
「人生についてのあなたの捉え方(パラダイム)が『効果的な原則』と一致していない」ということが考えられます。具体的には
人生は、短期的な成功の積み重ねではなく、長期的に同じ方向を向いた行動(=習慣)の積み重ねでできています。
特に、パラダイムの違いが長期的な行動の継続を左右します。
あなたがこの点を認識し、人生に対する考え方を見直しているかどうかの差は、時間が経つにつれて大きな違いとなります。10年、20年という長期で考えると、「認識している/認識していない」という差がますます顕著になります。継続が難しい選択肢は長期的には排除され、中途半端な選択肢は存在しないのです。
「中途半端な選択肢」がない話1:『7つの習慣』人格主義、インサイド・アウト、原則中心
充実感ある人生を目指すうえで、長期的には「中途半端な選択肢」がないことについて述べているのが『7つの習慣』(著:スティーブン・R・コヴィー、キングベアー出版)です。
『7つの習慣』の第一部「パラダイムと原則」では、長期的な習慣(とその土台となる内面)と短期的な結果を得ようとする思考の違いを述べています。キーワードは以下の対比です。
(長期的に考えるパラダイム)人格主義、インサイド・アウト、原則中心
(短期的に考えるパラダイム)個性主義、アウトサイド・イン、(非原則中心)
『7つの習慣』の第1~第7の習慣も、基本的にはこの長期的視点を前提に構成されています。
「中途半端な選択肢」がない話2:『ゼロ・トゥ・ワン』べき乗則、人生は宝クジじゃない
次は『ゼロ・トゥ・ワン キミはゼロから何が生み出せるか』(著:ピーター・ティール、NHK出版、2014年出版)からの参考です。
『ゼロ・トゥ・ワン』第6章、第7章では、「人生は宝くじじゃない」という言葉、そして「べき乗則」が登場します。これは多くの状況で「ひとつのものが他のすべてに勝る」というルール(べき乗則)が成り立つため、「数打てば当たる」という考え方が通用しないことを示唆しています。
この考えを人生に当てはめると、一つの決断が人生の舵を変え、他の日常的な決断ではカバーできないことがある、という意味を持ちます。
なぜ、『押し付けられた信条』を捨てるべきというのか?
人生という長期的なスケールで考えると、パラダイムにおける中途半端な選択肢は存在しません。『押し付けられた信条』とは他人からの常識や「こうすることが当たり前」という先入観です。しかし、それによって本当にモチベーションが湧くでしょうか?
「○○しなければならない」という考えは、自身の内面からくるモチベーションを持たないため長続きしません。「これさえあれば人生は充実する」という考えも短期的であることが多く、長期的な影響はほとんどありません。
だからこそ、『押し付けられた信条』を捨てるべきだと主張しています。
4.やっていくべきこと
「停滞(同じことの繰り返し)と感じているときこそ、『押し付けられた信条』を捨てるとき」ということで、まず自身の中の『押し付けられた信条』を明らかにしていくことです。その具体的な形としては、「やりたくないこと」として現れている場合があります。
そのため、「やりたくないこと」を特定することをおすすめします。
また、『押し付けられた信条』を捨てていくうえで、どういう人生の姿を目指すのか?については、下記の記事をご参考いただければ幸いです。