プロ野球の生え抜き至上主義について
お久しぶりです。まともに読んでくださっている方がいらっしゃるのかわかりませんが投稿が2週間空いてしまいました。今回は野球の話をしたいと思います。4度目の投稿なのにちょっと尖った内容ですがご了承ください。
プロ野球ファン界隈の古臭さ
プロ野球の春季キャンプが2月から始まりました。練習試合もぼちぼち始まっています。ちなみに自分の贔屓は楽天イーグルスなのですが野球ファンの方はご存知かと思いますがドラフト一位で宗山塁選手を獲得し、課題の投手力も今季はそれなりに補強して個人的に今シーズンは楽しみにしています。優勝は某福岡の球団が頭一つ抜けているので厳しいですが2位はワンチャンあるのではと考えています!
さて本題に入りたいのですが、プロ野球ファン界隈にはかなり古臭い価値観が蔓延しております。そのひとつに「生え抜き至上主義」がありまして、今回はそれについて語りたいと思います。プロ野球ファンの中で、FA権を行使して他球団へ移籍したりMLB帰りで元の球団とは別の球団に移籍すると「裏切り者」等と罵られ、選手の自主的な国内他球団への移籍を忌み嫌う慣習があります。また、FA権を行使せずにもしくは行使して残留した生え抜き選手を過剰に賛美する慣習があります。一般企業でこんな考え方とかいまだにあるんですかね。ないことはないでしょうけど普通ではないですよね。まあそもそも野球選手って個人事業主なんですが。
上沢選手の件で思ったこと
今季ソフトバンクホークスに移籍した上沢直之投手について、多くの批判がありますが、彼に対する批判もこういった慣習が強く反映されています。上沢選手は昨オフにポスティングシステムを利用して日本ハムからメジャーに挑戦し、その後1年で日本球界復帰を選択し、古巣の日本ハムではなくソフトバンクを選びました。この選択に関しても裏切り者、恩知らずだとか金目的といった意見がハムファン以外でも多くを占めてしました。個人的には規則違反でもないですし、なんの問題もないと思います。ただ、若干セコいなとは思いました。
「恩」ってなんだよ
選手の他球団への移籍について「裏切り者」というのは納得はしませんが理解はできます。だけど「恩知らず」、「恩を仇で返された」という考え方は理解できません。こういった所属する球団には恩があるって考え方、プロ野球選手ですらもってて彼らってしきりに球団への恩が~とかっていうんですよね…
行きたい球団を選べず、結果を残せなかったらあっさりクビを切られる情けもクソもないプロ野球の世界で「恩」ってマジでなんなんですかね。
強ければ外様とか生え抜きとかどうでもいい
弱いチームを贔屓にしているせいか、ぶっちゃけ強ければどうでもよくない?って思ってます。ソフトバンクや昔の巨人の主力選手外様のおっさんばっかりだけど正直羨ましいです。生え抜きに愛着を感じるのはまだいいですがもうちょっと野球ファンは選手の移籍に寛容になって頂きたい。よっぽど待遇がよくない限りずっと同じ会社より違う会社も経験したいじゃないですか。あと拝金主義の何がいけないんですかね。ルール違反したとかならまだわかりますが。
なんか陰険な愚痴みたいになってしまったので、次野球の話題を書くときはポジティブに好きな選手の話でもしようかなって思います(笑)