じゃがいもを燻してポテサラにしてハイボールを飲む
寒くなってきて、空気が乾燥してくると、無性にスモークをやりたくなるんですよ・・・
肉とかチーズとかをさ、このカラカラの風に当てて、パリッと乾燥させたい!そしてモクモクと燻したい!!!
今年もいよいよ「イージースモーカー」の出番。
キッチンのシンクの下から引っ張り出して、フタを開けると、燻の香りがブワッと漂って、なんかもうすでにおいしい。
この鍋を使って今シーズン最初に燻すのは、なんと「じゃがいも」です。
・・・え?!じゃがいもって燻製にしておいしいの?野菜でしょ?
って思いません?私はそう思いました。
チーズとか肉とか卵だよね、燻しておいしいのは。
でもこれ、見て。サーモスの公式レシピ。
「ちょっと変わったポテトサラダ。クセになるあじわいです!」
って書いてあるの。
なんか・・・いいでしょ!!おいしそうでしょ!
よく考えたらアレだよ、「いぶりがっこ」は大根の燻製を漬物にしたやつだし、野菜も燻製にしておいしいものはあるのかもしれないのよね。
ただ、心配なのは、
一度茹でたじゃがいもを乾燥させて燻したら、パッサパサになっちゃうんじゃないか?ってこと。どう想像してもシットリはしないでしょ。それポテサラになるのかってこと。
まぁ、やってみるしかないよね。
燻製の色と香りを付けるためには、事前にしっかりと表面を乾燥させなければなりません。これ怠ると無惨な結果になります。だからこそ、パッサパサ覚悟でじゃがいもをしっかり乾燥させます。
「イージースモーカー」は手軽でコンパクトなスモーカーなので、じゃがいも3個とゆで卵入れたらもうギチギチ。奇跡的にフタが閉まったけど。サーモス公式のレシピにしてはけっこう強引っていうかワイルドよね。
一度強火で煙を立ててから、弱火にして10分くらい加熱。
チップが熱せられると甘い香りが出てきます。
この燻しの香りがもう大好き!!
スモークしてると、どうしても服も体も燻されてしまうのだけど、いい香りを纏うのはそれはそれでいい。なんかカッコイイ。
・・・けど、そのまま外に出ると煙臭くてちょっと恥ずかしいとかも思っちゃう。
加熱が終わったら、フタをしたまま15分間保温。
開けてみると・・・
おお~!!いい色!!
う~ん・・・やっぱりじゃがいもはパサパサだね。そりゃそうだよね。
けど、マヨネーズと合わせると、かろうじて全体のまとまりは出なくもない。普通のポテサラよりは若干ドライな感じだけど。
・・・・
いろいろ考えた末、しっとり感を求めて、お湯を足してみました。
すこーしだけね。全体のバランスが変わって味が薄くなっちゃうと嫌だから。公式レシピと違いすぎないようにすこーしだけ。
お湯を少しだけ足して混ぜると、まとまりのあるしっとりとしたポテサラに。
これはもう完全に酒のつまみですね、ええ。
おかずでもぜんぜんいいんだけどさ。
しっかり濃い味で、お酒飲みたくなる!
急いで角ハイボールを買いに夜のコンビニに走りました。
ところで、燻製したじゃがいもってどんな味になるのかな?って思っていたけど、”香ばしさがやたらと増したフライドポテト”みたいな感じになるんですよ。さらにそこに、マヨとかオリーブとかの脂っこさが加わって、燻製タマゴやチーズのコクが加わると、普段のポテサラにはない強い味わいが出てきます。
このレシピはすごいなと思いましたね!
燻製ポテサラ、ぜひ味わってみてほしい!ハイボールとともに。
あと、私が15年以上愛用しているサーモスのイージースモーカーという燻製器はこちらです。
今回のイラストは「燻」の文字が大変だった。なんども文字拡大して見直しました。
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