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【映画感想】あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら

気になってはいたものの、観れてなかったのでアマプラで鑑賞しました!ちなみに原作は読んだことがなくて、正直に映画だけ観た感想を書いてます。

結論から「従来の戦争映画と異なる魅力の作品」

戦争映画として、さまざまな作品を鑑賞してきた中で、この作品には一風変わった印象を受けました。

戦争の悲惨さを扱いながらも、従来の戦争映画と比較すると「なんか軽い」と観てて思うことが多々。

犠牲の重みや苦しみを丁寧に描く作品が多い中、この映画はその点が異なっていて、ある意味で斬新な戦争映画なんじゃないかと。

これまでの戦争映画は、真剣に訴えかけるあまり、なんとなく小難しい印象があったので、それとは対照的に、比較的さっぱりとした印象。

しかし、やはり多くの犠牲が伴う戦争を軽く扱うべきではないとも感じて。
そのため、観賞後の感情は一言で言い表すことが難しく、考えがなかなかまとまりませんでした。

この作品は、戦争について考えるキッカケを与えるには小難しくもないし、淡々としているので「伝える」にはとてもいい作品ではないかなと個人的に思いました。

全体として、従来の戦争映画とは一線を画した本作に、賛否両論があるのは自然で。

軽さと重さ、その狭間で感じたものを、今も他国で起きている戦争について人事にせず、これからも起きている現状に目を向け考えていきたいと思った作品でした。



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