いまは10年に一度の起業のチャンス?!
コロナ禍という世界の大変動が起きている、今は10年に一度の起業のチャンスだと思っています。
当然人々の生活習慣を劇的に変化するのには時間がかかりますが、コロナという天災が無理矢理に行動様式を変化させたのは大きいと思います。
既存のビジネスを守る必要がない
昨年は、急速にオンラインサービスとの接点が増えた1年でした。
いままでにないチャンス、ほとんどのビジネスマンがコロナ前に興した自らのビジネスを守ることに注力しているところ、いまから起業する人にはそれが必要ないのです。
もうそれだけでも大チャンスです。
有事には、チャンスもある
私がアメリカで起業したのは、2002年の10月でした。
その前の年の2001年9月11日には、イスラーム過激派テロリスト集団アルカイダによって行われた、アメリカに対する大規模な同時多発テロがありました。
私は、妻とその衝撃の映像を、日本のテレビで深夜に偶然見ていました。
その大惨事に胸を痛めたとともに、これにより大きくアメリカのビジネス環境が変化するんだと、直感的にわかりました。
丁度、1999年にアメリカのカリフォルニアに半年くらい住んでいたので、アメリカのビジネスへ入り込める難しさを痛感していました。
しかし、2002年には、すべての面で大幅にハードルが下がったのです。
ツテもコネも知り合いも顧客すらいない状況でしたが、テロから1年1か月後には、カリフォルニアに法人を設立して、アパートを借りて住み始めました。
傍観するか、チャンスを拾うか?
もちろん、アメリカビジネスの立ち上げは、苦難の連続ではありましたが、テロ前のアメリカであれば、そもそも資金面で企業は不可能でした。
世界中の起業家や投資家がアメリカから逃げ出していたので、資本金も通常の1/5程度で済んだのです。
このように、いわゆる逆張りには、大きなメリットもチャンスもあるのです。
しかし、現在のコロナ禍は、当時のアルカイダによって行われた同時多発テロに比べても、被害の面からみても尋常な規模ではありません。
そもそも、新規感染者の多い海外の国に渡航することは、実際に難しいと思います。
新しい世界も到来
昨年は、世界中で、オンラインで出来ることが確実に拡張したのを、皆さんも感じたと思います。
「5G」という新しい世界も到来しています。
政府系では、いまだにフロッピーディスクを使っているガラパゴスの日本政府系システムには、チャンスがいっぱいあると思います。
菅内閣の発足後から「デジタル庁設置」を目玉政策のひとつとして掲げています。
このような大きなうねりが日本では、もう生じているのです。
この流れに乗れるか、傍観するか、が、いまの分岐点です。