最近観に行った映画の話

今週末は2本映画を観に行った。
さすがに土曜日と日曜日で1本ずつ観に行ったことは過去にないと思う。
なぜなら今はやることがなくて暇だったし、観たい映画が集中することも珍しいからだ。ネタバレなしで観に行った映画の感想を記していく。

フリー・ガイ

フリー・ガイ｜映画｜20世紀スタジオ公式

ゲーム内にプログラムされているモブキャラクターの「ガイ」がある出来事をきっかけに自我を持ち始める。自我を持ち始めたガイは自分の立場も理解し始めて…

主演は「デットプール」シリーズのライアン・レイノルズだ。2枚目にも3枚目のキャラにもなれる彼が演じたのはモブキャラだ。どんな作品でも存在感を放っているのに今回はモブキャラだ。でも安心してほしい。ライアン・レイノルズの演技の凄さは目の当たりにできるし僕は堪能した。
モブキャラ全開だったときと映画の後半での表情の深みが変わっていくのが面白い。ガイが主人公であるのは間違えではないのだが、このゲームの開発者とその会社とのひと悶着も描かれているので、ゲームの中と外の世界がリンクしていくのも面白い。話は王道かもしれないけど、だからこそ面白い。今年観に行った中で1番好きな映画でした。

映画の系統的にはレディ・プレイヤー1に似ているのかな。もちろん映画の切り口は全然違うので同ジャンルにしてよいかわからないけれど、ゲームの世界を描いているから強いて言うならって意味ね。(突然の保身)
レディ・プレイヤー1が面白かったって思った人はフリー・ガイも好きになれると思う。

シャン・チー

シャン・チー／テン・リングスの伝説｜映画／ブルーレイ・DVD・デジタル配信｜マーベル公式

サンフランシスコでホテルマンとして働いていたシャン・チー、彼は父がリーダーの犯罪組織「テン・リングス」の跡継ぎだったが、ある出来事を境に逃げ出した過去があった。名前も変えて自分が持つ力も隠して平凡に生きていたが、運命を変える出来事が起こる。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新作。シリーズでは初の中国が舞台の映画になっている。主演は中国系カナダ人俳優のシム・リウが演じている。ヴィラン役である父親のトニー・レオンが演じる。僕は知らなかったのですが、トニー・レオンは香港映画界ではスターなんだね。かっこよかったので過去の作品とかも観てみたくなった。あと悪役で有名な俳優を起用するのもMCUっぽいよね。
この映画は出てくるキャラクター全員愛せるなと思えた。特にシャン・チーの親友のケイティのキャラクターが超好き。普通に同じホテルで働いていた親友が犯罪組織で殺人術を身に着けてたと聞いてもすぐに受け入れてシャン・チーを手助けするのがかっこよすぎた。ケイティ役のオークワフィナってどこかで見たことあるなと思ったら「オーシャンズ8」に出演してた人なのか、オークワフィナが出ている映画も観たくなった。(ちょろい)

映画の内容はネタバレになるので多くは語れないけれども、肉弾戦のアクションがかっこよかった。中国が舞台になっているヒーロー映画ならではのアクションだった。あとMCU特有のコミカルさは健在だった。少し長めの上映時間だが飽きずに観ることができた。MCUファンには必ず観てほしい映画だし、シャン・チーに関してはDisney+で配信されているドラマシリーズを知らなくても問題ない内容なので、安心して観に行ってほしいし、純粋に映画として楽しんでほしい。
強いて挙げるなら、ブラック・パンサーが好きな人は楽しめると思う。詳しく書けないけど、なんとなく共通する部分がある。

しかし、MCUファンを毎回毎回楽しませる作品を作り続けるのすげえわ。
25作品もあったらこれはイマイチだなって思う作品出てもおかしくないだろ。11月にはエターナルズが公開されるし、その次はスパイダーマンも待ってるし、映画館に行く足が止まらねえ。

最後に

やっぱり映画館に行ってiPhoneの電源を切ってデカい画面に集中する時間っていいなと思った。今は月額配信サービス限定の作品も増えているけれど、映画館には映画館の良さが満載なので、極力映画は劇場で見に行くスタンスは変えたくないなと思った。
でも今日は途中から尿意を我慢しながら観賞していたので、皆さんも映画館で飲み物を買うときは注意しましょう。別の戦いが強いられるので。