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令和5年度第2回オープンキャンパスが開催されました

こんにちは。社会福祉学科教員の熊田博喜です。

6月に引き続き8月19日に第2回目のオープンキャンパスが開催されました。9月に入り受験生の皆さんは志望校を考える時期に入っているのではないかと思います。ここでは8月のオープンキャンパスを振り返りながら武蔵野大学社会福祉学科の特徴について紹介をします。

渡辺裕一学科長による「学科説明」では、150名以上の受験生や保護者が参加し、社会福祉学科での学び、具体的にはソーシャルワークや国家資格としての社会福祉士について理解を深めて頂きました。また本学科の特徴であるグローバル、そしてローカルに考え、そして活動からソーシャルワークを学ぶことについても説明がありました。

学科の学びの特徴:社会で学ぶ・キャンパスで学ぶ・世界で学ぶ

その学びの特徴を、今回、5人の学生が「学科企画」である「在校生によるトークライブ」として報告をしてくれました。午前と午後にそれぞれ一回、2年生の勝田菜々美さん、嶋田楓さん、そして大学院生の上野隆太朗さんが、ローカルな視点から学科の学びについて紹介してくれました。3人は現在、MURPという学生団体で大学周辺の住民の皆様と共に様々な地域活動を展開していますが、その設立のきっかけは上野さんが所属していた4年ゼミでの取り組みです。現在、地域住民のつながりづくりが重要と言われています。そのつながりづくりをMURPはさまざまなイベントを通して試みています。

「学科企画」で活動団体を紹介する上野さん、勝田さん、嶋田さん(左から)

お昼の時間には、4年生の中村颯真さん、3年生の村田恵里奈さんが、ローカルとグローバルな視点から学科の学びについて紹介してくれました。

中村さんは、大学2年に開講される発展ゼミナールの「ソーシャルアクションプログラム」で、フェアトレード商品の販売を授業に一環で行いました。そして現在は、社会福祉学科が独自に置いている学修支援室が主催するフードパントリーのボランティアとして参加し、身近なところからソーシャルワークを学び・実践しています。

発展ゼミナールの「ソーシャルアクションプログラム」について話す中村颯真さん

また村田さんは、2年生の時にカンボジアの海外ソーシャルワーク実習に参加し、カンボジアの現状を踏まえてソーシャルワークを学び、これから社会福祉士資格の取得に向けたソーシャルワーク実習に臨みます。

カンボジアの「海外ソーシャルワーク実習」について話す村田絵里奈さん

「ソーシャルアクション」というソーシャルワーク実践に関する言葉が出てきました。ソーシャルアクションとは、何なのでしょうか。

今回の模擬授業は木下大生が担当しました。木下の研究・実践領域の一つはマクロソーシャルワークであり、その一つが「ソーシャルアクション」となります。木下の模擬授業は、「ソーシャルワークとは何か」という基本的かつ本質的テーマでしたが、「本人を変えること」「社会を変えること」が生きづらさを変えるために重要であるということが具体的な例を出しながら講義が展開していきました。「社会を変えること」の一方法がソーシャルアクションとなります。まさに木下の模擬授業で説明のあった「社会を変えること」を実際、授業を通して「社会で、世界で」実践的に学んでいます。

模擬授業「社会が変わるとは何が変わること?」を講義する木下大生(教員)

社会福祉学科では、ローカルにグローバルに、ミクロからマクロまで理論と実践・経験を通して学ぶことを大切にしています。来年4月に武蔵野キャンパスで会えることを楽しみにしています。

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