ハワイパシフィック大学学生・教員が来日されました(第1日目)
こんにちは。社会福祉学科のグローバル委員会です。
この委員会は教員6名(委員長:木下大生;委員:渡邉浩文,永野咲,柳姃希,小高真美;オブザーバー:渡辺裕一)で構成されており、学科におけるグローバルなソーシャルワーク教育を推進するために活動しております。
さて、報告が少し遅くなりましたが、2022年12月22日~24日に来日された、ハワイパシフィック大学(HPU)の学生5名と同大学およびコロンビア大学の教員4名との交流の様子を、2回に分けてお伝えさせていただきます。(9月29日の記事でお伝えさせていただいた通り、今年度、本学社会福祉学科はHPUとMOU(Memorandum of Understanding:基本合意書)を締結いたしました。)
まず今回は、初日の交流の様子を、以下、学科長渡辺裕一よりご報告いたします。
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社会福祉学科の渡辺裕一です。
12月22日(木)に、ハワイパシフィック大学の皆さんのフィールド学習プログラム in Tokyoの第1日目として、国立ハンセン病資料館に訪問しました。
はじめに学芸員の方から、ハンセン病について、歴史や差別・偏見、現在の状況について説明していただきました。
現在、療養所内で生活している方の平均年齢は87歳、同じ太陽を見て暮らしている私たちなのに、なぜここに暮らし続けなければならないのか、私たちに投げかけられた問題として、みんなで考え続けなければなりません。
そして、ハンセン病患者を隔離した療養所は日本だけではなく、ハワイパシフィック大学の皆さんのハワイにも、次の行き先のフィリピンにもあることが資料館の展示からわかりました。皆さん、資料の動画を真剣に見つめていました(展示室のため、写真は無しです...)。ハンセン病に関連する人権侵害の問題は日本だけの問題じゃない、ということを共有した瞬間でした。
最後にハンセン病資料館前のバス停で写真を撮りました(冒頭の写真)。当日の朝、大阪から新幹線で移動してきたハワイパシフィック大学のみなさんは、きっととってもお疲れだったと思いますが、疲れを感じさせない笑顔。ありがとうございました。
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