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第28回サイエンスカフェが開催されました。

日時:2021年12月24日(金)
場所:大阪市立大学 学術情報センター1F文化交流室+オンライン

サイエンスカフェはセコム科学技術振興財団の助成を受けて大阪市立大学 都市防災教育研究センターが運営している防災研究座談会です。

大阪市立大学都市防災教育研究センター(CERD)サイエンスカフェ

今回は、株式会社ハイドロ総合技術研究所 取締役であり、大阪市立大学 客員教授をされている川崎 浩司先生に話題提供いただきました。
テーマは、「防災・減災に資する数値解析・システム構築・可視化技術」についてお話しいただきました。

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株式会社ハイドロ総合技術研究所では、社会インフラ、防災、環境、サイエンス分野における数値解析、システム構築、データ解析、可視化技術を活かした高品質な技術サービスを提供されています。今回は、洪水・氾濫災害、津波・高潮災害、地盤災害、地震災害、土砂・土石流災害などに対する防災・減災のための各種技術サービスについてご紹介いただきました。

株式会社ハイドロ総合技術研究所

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さらに会場ではご講義の後、参加者がヘッドマウントディスプレイを用いた浸水VR(Virtual Reality:仮想現実)と、スマートフォンを用いた浸水AR(Augmented Reality:拡張現実)を体験することができました。
まずはヘッドマウントディスプレイを用いた浸水VR体験です。

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体験者が振り返るなどすれば、実際の動きに合わせてこのような映像が360°見渡せます。

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※高潮が発生した際に時間とともに変化する海沿いの様子

次はスマートフォンを用いた浸水AR体験です。

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このようなVRやARといった高度な技術研究により、被災経験がないことで防災の取り組みが後回しになってしまう人々の”防災の自分ごと化”が促進されることが期待されるとのことです。

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大阪市立大学都市防災教育研究センターでは気軽に専門家と交流ができるサイエンスカフェを年3~4回開催しています。どなたでもお申込みいただけますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。

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